ミンストコラム！第5回！！

鋼鉄吟遊詩人 第5弾！Synthesizer担当 Yui 登場！！

HMV ONLINE をご覧の皆さん、はじめまして！

MinstreliX のシンセ担当、Yuiと申します。

おはこんばんちわわー！


さてさて、3月7日に発売した MinstreliX 入魂の3rdアルバム 『Tales Of Historia』 は聴いていただけましたでしょうか!?


たくさんのサウンド、メロディーがこれでもかと襲いかかってきますので収録時間以上にボリュームたっぷりに感じられる作品になったと思うのですが、かといって聴き疲れする事なく最初から最後までサラッと聴けるので、聴き始めると約1時間があっという間に過ぎていくような、そんな感覚に陥る事この上なしな作品でもあります(Yui調べ)


と、いう事で新譜 『TALES OF HISTORIA』 を踏まえつつ、MinstreliX における僕の役割だったりなんだったりをつらつらと書き綴っていこうと思います。


先ずこれは持論ですが、僕自身シンセサイザーはパレットであり、その中に内蔵されている膨大な音色は絵具だと思っています。

そして、楽曲をよりカラフルに、大胆に、時には繊細に彩っていくのが僕に与えられた役割なのです。


ただへヴィメタルをやるだけならシンセサイザーは必要ないです。

でも幸い MinstreliX の楽曲はたくさんの色を必要としてくれていますので、これはそのまま僕の MinstreliX における存在理由に繋がっている訳ですね。

とてもありがたい事です。


だがしかし！　少し上に書いた内容と矛盾するかもですが、MinstreliX の楽曲はデモの段階でほとんど色が塗られているのですよ。

特に 『TALES OF HISTORIA』 は顕著で、デモがとても素晴らしい出来でしたので僕としてはこれをなるべく崩したくありませんでした。

なので、今作品の制作において僕が注力したのは『デモの再現』です。


これが簡単なように思えて案外難しかったです、個人的に。

どちらかと言えばいろいろと自由にさせてもらう方が得意なのですが、『TALES OF HISTORIA』 ではそれをあえてせず Takao さんのアレンジを極力活かして音色もそれに即したものを用意しました。


そんな僕からみた『TALES OF HISTORIA』の各楽曲についてひとこと解説やら感想やらを織り交ぜながらそこはかとなく記していきます。
よろしければお菓子でもつまみながらご覧下さい。


【1. Legend Eve Origin】

とろけるピアノを目指しました。
CDを再生して一番最初に流れてくるサウンドなので(厳密にはストリングスやろというツッコミはさておき)、そこでコケる訳にはいかないですからそういう意味でも気合いれて弾きました。

【2. The Goddess〜La Liberte Guidant Le Peuple〜】

デモが素晴らしかったです。いや、ほんとに。
上記のとおりデモを再現するのを心がけました。ちなみにピアノソロだけは僕の即興です。

【3. Gratia】

この曲はミンスト全楽曲の中で一番シンセパートがシンプルです。
でも間奏のギターとのユニゾンパートのおかげで難易度急上昇です。ちなみに人気も赤マル急上昇です(Yui調べ)

【4. JDA】

イントロが簡単そうにみえるでしょ？
という訳でイントロ・アウトロパートはぜひ両手で弾いてください。脳細胞が刺激活性化されるはずです。

【5. Caterina】

最初のストリングスはちゃんと1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4声で奏でておりますよ。
この箇所とシンセソロ以外は全てデモどおりのフレーズを弾いたはずです。

【6. Venus And Adonis】

実は高難易度でした。これもデモの雰囲気を大切にして、特別な事はなにもしていません。
間奏でギターリフとオルガンをユニゾンさせたくらいですね。

【7. Sari With Mercy】

僕はアコーディオンの音色が大好きなのですが、この曲と次のThe Minstreliぐらいにしか入れる余地がありませんでした。
なので、ここぞとばかりにソロはアコーディオンの音色にしました。

【8. The Minstrel〜旅人〜】

旅に出ている方は是非この曲だけをエンドレスリピートして下さい。
何か悟り的なものを啓く事が出来る・・・かもしれません。

【9. La Bastille】

ここで裏話をひとつ。この曲のタイトル、La La La Bastilleになるかもしれませんでした。
あやうくメリーゴーランドがまわり始める所でした。

【10. Bloody Rose】

シンセアレンジ自体は『Rose Funeral Of Tragedy』収録Verとほとんど一緒なのですよ。
でも音色を一部変更してます。

【11. The Intellectual Rampage】

個人的にはラストのギターソロが大好きです。このアルバムのハイライトだと思っています。
あと間奏のちょっとジャジーなピアノアレンジは僕ですが、それ以外はやっぱりデモどおりです。
自他共に認める難曲。

【12. Juliet〜The Sins Of Ignorance〜】

頭痛と戦いながらピアノをレコーディングしました。


ちゃんとした解説はTakaoさんのコラムをぜひご覧下さいね。

またライヴ会場などでお会いしましょう。


あ、最後にひとつ。
僕の所属する同人音楽ユニット Roman so Words の作品が HMV ONLINE さんでも取り扱っていただいております。
ギターは我が MinstreliX の Takao さんが弾いて下さっています。
また Crying Machine の masha くんに弾いていただいた作品も御座いますので、よろしければチェックしてみて下さいね。


では、こんな自分でも何を書いているのかよくわからないコラムに付き合って下さってありがとうございました。
Yuiでした。

MinstreliX / Yui

【MinstreliX LIVE INFO】

☆Minstrel Banquet vol.3〜TALES OF HISTORIA 先行発売ワンマン（OA-WILD ONE）
■場所：大阪MUSE HALL
■日時：2012年3月4日（日）
■時間：開場18:00/開演18:30
■料金：前売り3300円/当日3500円（共にD代別）※入場者特典Ｔシャツプレゼント
■発売場所：ローソンチケット Lコード51992
■問い合わせ先：大阪MUSE HALL 06-6245-5389※終了しました

☆Minstrel Banquet vol.3〜Quartet Of Historia
■場所：HOLIDAY NAGOYA
■日時：4月22日(日)
※他詳細後日
問い合わせ先：HOLIDAY NAGOYA　052-249-2161※終了しました

☆Minstrel Banquet vol3 〜Historial ONEMAN Night in Tokyo〜
■場所：目黒LIVE STATION
■日時：2012年5月5日（土）
■時間（二部構成）：
第一部 開場17:00/開演17:30（特別編）
（Minstrel Acoustic Premium Banquet・名古屋大阪観覧者のみ入場可能）
第二部 開場18:30/開演19:00（本編）
■料金：前売り2500円/当日3000円（共にD代別）
■発売場所：ローソンチケット　Lコード：７０３２４
■発売日：3月10日
問い合わせ先：目黒LIVE STATION 03-3444-3464※終了しました

☆公演名未定
■場所：福岡BEAT STATION
■日時：5月19日(土)
問い合わせ先：福岡BEAT STATION 092-738-1761