ジャズピアノ巨匠ケニー・バロン初のブルーノート録音による2年ぶり新作


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半世紀にわたり第一線で活動を続けるジャズピアノ巨匠ケニー・バロン初のブルーノート録音 クインテット編成による2年ぶりの最新リーダー作


ディジー・ガレスピーのバンドでプロキャリアをスタート。その後ジョー・ヘンダーソン、フレディ・ハバード、エラ・フィッツジェラルド、ジェイムス・ムーディ、ジミー・ヒースなど錚々たる顔ぶれのサイドマンとして60年代初期から活躍。ビバップ以降の最重要ピアニストのひとりとして75歳を迎える今も現役で活動を続ける大ベテランピアニスト、ケニー・バロン。

2016年Impulse!録音のトリオ作品『The Book of Intuition』以来となる2年ぶりの新作は久々のクインテット作品。

前作でも一緒だったリズム隊、北川潔(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)に加えて、テナー/ソプラノサックス奏者デイナ・スティーヴンスとトランペッターのマイク・ロドリゲスとのクインテット編成で、これまで録音したことのないオリジナルを多く収録したバロン。




「DPW」はアップテンポのハードバップで、バロンの近所ブルックリンのDitmas Park Westにオマージュした2013年に書かれた楽曲。ジャズ・メッセンジャーズや60年代のマイルス・クインテットを髣髴とさせるオープニングにふさわしい1曲。

ほかにもワルツ風のタイトルトラック「Concentric Circles」、ジョナサン・ブレイクの刻む6/8リズムが美しい「Blue Waters」、バラードの「A Short Journey」などのオリジナルに加え、ガル・コスタのヴァージョンでバロンが知り、ブラジル音楽への愛が詰まっているカエターノ・ヴェローゾとセザール・メンデスの共作曲「Aquele Frevo Axe」なども収録。

2009年の映画『Another Harvest Moon』に提供した楽曲「In the Dark」、ラテンリズム愛あふれる「Baile」、レニー・ホワイトのオリジナル「L's Bop」、そして最後にはセロニアス・モンク「Reflections」をソロで披露している。


Concentric Circles


収録曲
01. DPW (4:51)
02. Concentric Circles (7:27)
03. Blue Waters (5:40)
04. A Short Journey (5:29)
05. Aquele Frevo Axe (8:15)
06. Von Hangman (4:43)
07. In The Dark (7:01)
08. Baile (5:17)
09. L's Bop (5:55)
10. I'm Just Sayin' (6:51)
11. Reflections (4:44)

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