☆★☆ アンコールプレス決定 ☆★☆

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大瀧詠一のナイアガラ・レーベル、70年代音源の集大成！
入手困難なシリア・ポールの『夢で逢えたら』、初CD化となる大瀧詠一『DEBUT』、ナイアガラ30周年リマスターのなかった『LET'S ONDO AGAIN』などの他、2007年の再発時には2in1となっていた『多羅尾伴内楽団1＆2』もオリジナルどおり1枚ずつでの復刻、同様に『NIAGARA CALENDAR』も78年リリースのオリジナル盤と81年リリースのリミックス盤での収録。
全て大瀧詠一本人による最新リマスタリング音源！
※86年に発売された『CD Book 1』とは似て非なるモノ。

[1972年作品]
はっぴいえんど解散前に発表された初ソロ作。はっぴいえんどを髣髴とさせる青春水彩画サウンドと、後のナイアガラ作品に通じるウララカ・ノベルティサウンドがバランスよく配分された作品。ウルフルズやピチカート等、後のアーティストカヴァーされた楽曲が多く収録されているのも名曲揃いのこの作品です。

[1975年作品]
“ナイアガラ・レーベル”第1弾としてリリースされたのは大滝詠一のソロではなく、日本の音楽史上、最も輝きを放つ名盤、シュガーベイブの『SONGS』でした。ソロデビュー前の山下達郎、大貫妙子が在籍していたことで知られ、30年以上の時が経過した今でもフレッシュに響き、何度聴いても新たな感動と新鮮さを感じさせてくれる、まさに伝説に相応しい1枚です。

[1975年作品]
シュガーベイブの『SONGS』に続き、ナイアガラ第2弾としてリリースされた作品。前作までのアメリカンポップス路線から一転、リズムへのアプローチを炸裂させています。特にニューオリンズのリズムに対する接近は顕著で、良く聴くと過激とも言えるリズム遊びが展開されています。

[1976年作品]
60年代のアメリカで行なわれていた"ティーンエイジ・トライアングル"というプロジェクトから着想を得た、山下達郎、伊藤銀次、そして大瀧詠一の3人による企画アルバム。この3人が一緒に録音をしていたという、日本のポップス史上どう考えても果てしなく重要な事実。名曲「幸せにさよなら」収録！

[1976年作品]
大滝詠一がDJをつとめる伝説のラジオ番組「GO! GO! NIAGARA」の番組形式に構成したソロアルバム。番組のテーマ曲、本人のDJ、ジングルなどの挿入も楽しい構成になっている。沢田研二への提供曲「あの娘に御用心」収録の作品。

[1977年作品]
70年代の大滝詠一のCM作品の集大成！「三ツ矢サイダー」に代表される名CMソングのオンパレード。30周年記念盤では73年〜79年作品にしぼり今まで門外不出のオクラ作品、デモ作品も数十曲追加。CMスペシャルVol1の完全決定版。

[1977年作品＆1978年作品]
大滝詠一おなじみの変名プロジェクトである“多羅尾伴内楽団"。駒沢裕城のスティールギターをフィーチャーした哀愁の北欧インスト盤であるVol.1(77年リリース)と、村松邦男のギターをフィーチャーした夏向きエレキインスト盤であるVol.2(78年リリース)が2in1で！大滝詠一のマニアックな面がモロ出しのカルト作品！

[1977年作品]
1年12ヶ月を1曲ずつに割り振り表現した作品！音頭や演歌などの一面を炸裂させる一方、「ブルー・ヴァレンタイン」など後の『A LONG VACATION』に通じるドリーミーなポップスサウンドも大いに収録された本人も納得の自信作。30周年記念盤には81年度リミックスバージョンも収録。ジャケットも待望のオリジナル版を復刻！

[1978年作品]
大滝詠一のノヴェルティ魂が爆発した幻の名盤！希代の珍盤！さすがにネタは古いがクラクラするくらい濃い世界。もちろん、爆笑必至。30周年記念盤としてリリースする事をすっかり忘れていた大滝詠一だが、2011年にリリースされたBOX SET『NIAGARA CD BOOK I』に晴れてリマスター盤を収録した。

[1981年作品]
日本の音楽史に永遠に輝き続ける事が約束された名盤中の名盤。ポップス・マニアである大瀧詠一がポップスの王道を極めた作品。誰もが一聴してとりこになってしまうような、さわやかできらめくメロディーと、氏によって散りばめられたポップスの魔法。松本隆によるロマンティックでお洒落な歌詞のハマり具合も絶妙。日本のポップス史はこの１枚からスタートします。

[1982年作品]
『A LONG VACATION』の方法論を継承し、当時ブレイク寸前だった佐野元春、杉真理を従え3人で挑んだブリティッシュテイストあふれるポップチューン。『A LONG VACATION』に劣らず名曲に彩られたエヴァーグリーンな作品です。その後の佐野元春、杉真理の活躍はご存知の通り。大滝詠一のプロデューサーとしての視点も光る1枚。

[1984年作品]
84年リリースにして、大滝詠一の最新アルバムであり続けた作品。松本隆とのコンビで制作。『A LONG VACATION』路線の作品でやはり美メロ佳曲が多いのが特徴的。遂に30周年を迎えた今年。「30th Anniversary Edition」がリリース！

[1997年作品]
84年に『EACH TIME』をリリースして以降、とんと御無沙汰。ファンも新作など夢物語と半ばあきらめていた頃にリリースされた97年のシングル。月9ドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌として使用され、見事ミリオンセラーを達成。タイトルにはっぴいえんどの名を含ませた、大滝サウンドの結晶とも言うべき名曲。

[2003年作品]
前作シングルから6年。またしても月9ドラマ「東京ラブ・シネマ」の主題歌としてリリースされた1曲。こちらのドラマは私の記憶にはほぼ残っていないが、主題歌「恋するふたり」はやはり見事な大滝サウンド。決して衰える事のないポップセンスに脱帽の名曲です。

[1982年作品]
ベルウッド・レーベル創立10周年を記念して編纂されたベスト・アルバム。シングルやライヴ、はっぴいえんどの音源も収録。

[1975年作品]
あがた自ら監督した同名映画のサウンドトラック。自身と大瀧のほかティン・パン・アレーらが音楽を担当。

[2009年作品]
デビュー当時ナイアガラレーベルに所属していた山下達郎本人の歌唱楽曲を集めた企画盤。シュガーベイブ、ナイアガラトライアングルVol.1の中から抜粋の他、秘蔵音源、未発表音源を加えての初CD化。ジャケットも新装し30年の年月を経てナイアガラ公認カタログとして初登場。勿論プロデュース、リマスタリングは大瀧詠一。
79年に契約の関係上、当時の発売元(コロムビア)で勝手に編纂された企画盤。『ライドオンタイム』でブレイクした山下達郎人気に便乗したカタログのため、当人および関係者からは非公認として取り扱われ、今までCD化ですら実現しなかった。ゆえにアナログ盤でしか存在せず、後年事情をしらないファンからは幻の作品とうたわれ、中古盤市場では高値を呼ぶこととなる。オリジナルジャケットはお粗末なものでタイトルを記しただけのもの。30年間放置されていた存在だったが、30年たった今真の形をもって発表されるものである。

[1985年作品]
夏モノオムニバス作品。『SNOW TIME』と遂になる作品。

[1985年作品]
冬モノオムニバス作品。『B-EACH TIME L-ONG』と遂になる作品。85年にプロモーションオンリーCDとして配布。

[1982年作品]
永遠の名盤『A LONG VACATION』に収録された楽曲を中心にオーケストラで演奏されたインストゥルメンタル・アルバム。30周年盤として「幸せな結末」と、「恋するふたり」のインストゥルメンタル未収録音源を追加収録。

[1984年作品]
井上鑑アレンジによるストリングアルバム第2集。

[2010年作品]
80年代から今世紀に至るまで数多くカバーされた大瀧作品を集めた珠玉の１枚。オリジナル作品とはまた違った楽しみを満喫出来る１枚。解説はナイアガラ御用達作家湯浅学と昭和歌謡の若き大家鈴木啓之。レアアイテム百瀬まなみ「カナリア諸島」収録。

[2010年作品]
1991年に発売された同タイトルの増補改訂版。大幅に曲順、曲数を変更し、ジャケットもナイアガラには縁の深い中山カンパニーに依頼し刷新した作品集。大瀧自身の渾身のリマスタリングにブックレットの解説も大改訂。1997年の大ヒット曲「幸せな結末」収録。

[1991年作品]
1980年〜1985年の提供曲・プロデュース曲を集めたコンピレーション盤。

[1995年作品]
1971年〜1988年の提供曲・プロデュース曲を集めたコンピレーション盤。

当時すでに一世を風靡していた松田聖子のターニングポイントといえる4作目。松本隆、大滝詠一、財津和夫、杉真理などの作家陣を配して、聖子の魅力をさらに引き出している。LPではA面として収録されていた、大瀧詠一氏作曲・編曲の作品群がとにかく素晴らしい作品で、世の男を魅了した松本隆の世界が全開した｢一千一秒物語｣や、｢風立ちぬ｣の目くるめくナイアガラサウンドが特に印象的。また「白いパラソル」などのヒット曲も収録した全10曲。

82年の作品で、冬から春にかけての季節感あふれる作品に仕上がっている。“冬”をテーマにしたベスト的なコンセプトアルバムとしても解釈できる。ちょっぴり大人になった聖子の魅力を凝縮したポップなアルバムで、「野ばらのエチュード」をはじめ、「未来の花嫁」「ブルージュの鐘」「真冬の恋人たち」など、隠れた名曲も多数収録されている、全10曲からなるアルバム。シングル第11弾「野ばらのエチュード」（'82.10.21）は、江崎グリコ『ひとつぶチョコレート』のCMソングとしても話題に。大滝詠一、細野晴臣、松本隆など豪華作家陣が作詞作曲で参加しています。細野晴臣が提供したエレポップ・ナンバー「黄色いカーディガン」はアイドルのポップスとしても最高の完成度。

大瀧詠一プロデュースによる大傑作！！！
日本語ブルースの草分け的存在、怪人 布谷文夫の初ソロアルバム。大瀧詠一のアレンジと布谷のダイナマイトボーカルが絶妙にブレンド！

70年代前半に女性シンガー・ソングライターが脚光を浴び始めた頃、渡米していたため伝説の存在になっていた彼女が、渡米前にリリースしていた作品。アコースティック・ギターの弾き語りとバンド形態が混在したスタイルで、その済んだ高い声はジョニ・ミッチェルを彷彿させる。作品内容も、当時はっぴいえんどに在籍していた細野晴臣がプロデュース、大瀧が曲を提供、鈴木茂がギターで、林立夫がドラムで参加という、キャラメル・ママ〜ティン・パン・アレイ人脈の重要人物が集結している傑作盤。

大瀧詠一プロデュースによる大傑作！！！
ウォール・オブ・サウンド全開！単品リリースが長らく途絶えた名盤。

大瀧詠一がプロデュースを担当し、アート・ワークはアンディー・ウォーホール！！！シャネルズからラッツ&スターに改名後最初にリリースされた作品。

プロデュースは大瀧詠一、荻原健太、佐野元春などが楽曲を提供。ウルフルズがコーラス参加、さらに金延幸子「あなたから遠くへ」のカヴァーまで（彼女の選曲！）、６曲入りのミニ・アルバム。

大瀧詠一&多幸福がサウンド・プロデュース。99年の作品。細野晴臣,鈴木慶一,筒美京平etcの作曲陣,そしてバックのミュージシャンも文句なし。

厚家羅漢こと大瀧瑛一がプロデュースした裏歌謡の名（迷？）盤 〜その1〜
今作は“さいざんす”などの流行語をつくり、ソロバン片手の司会漫談で一世を風靡したコメディアン、トニー谷の追悼盤。厚家羅漢（大滝瑛一）プロデュースによるこの作品は当時予想外の大ヒットを記録しました。マンボにチャチャチャにジングルベル…これこそ元祖リズム歌謡！1953年〜55年のトニー谷人気絶頂時代に残されたSP盤の音源をCD化したのが1987年。クレイジーキャッツに始まった厚家羅漢プロデュースによるシリーズ第2弾。日本歌謡3大名（迷）盤のひとつです！！小林宣彦氏、厚家羅漢（大滝詠一）の解説付き。

厚家羅漢こと大瀧瑛一がプロデュースした裏歌謡の名（迷？）盤 〜その2〜
ランチキさわぎのダンスパーティーだ！総合プロデューサーに高田文夫氏、厚家羅漢、野村義男、黒沢進　各氏による超豪華解説付き（発売当時のコピーより）。ニッポン放送「ラジオ・ビバリー昼ズ」で異様に盛り上がり、ラジオの前で誰もが凍りついた「キャント・バイ・ミー・ラブ」「ツイスト・アンド・シャウト」の衝撃が再び！東京ビートルズの最大の意義はリアルタイムでビートルズの日本語カヴァーに果敢に挑戦、結局ビートルズは日本語になじまないということを実証した反面教師的役割だったといえよう。

厚家羅漢こと大瀧瑛一がプロデュースした裏歌謡の名（迷？）盤 〜その3〜
2005年の夏は“盆ダンス”が盛り上がること必至！の元祖リズム歌謡シンガー橋幸夫の魅力を厚家羅漢氏の充実のライナーノーツと開設で再発掘！夏だ！エレキだ！リズム歌謡だ！

民謡、俗謡等巷のはやり唄のメロを、巧みな本歌どり、都都逸など言葉遊びの粋な要素を散りばめつつ若者向きのラブ・ソングに昇華した歌謡史上類のない作品群。アキラのハイ・トーンの絶妙の味わい、一線を突き抜けた面白さと快感。これぞポップ流行歌の世界。未発売曲３曲収録。

ツイストをはじめ、様々なリズム、踊りが輸入され日本語歌詞でカバー曲が発売された当時、旭も例外ではなく、飛んだリズム歌謡を残している。映画における無国籍西部劇で売った旭ウエスタンが妙に似合う。そんな洋楽系カバー、オリジナル曲がいろいろ味わえる一方、童謡集より６曲収録。この童謡シリーズは、美空ひばり、島倉千代子、守屋浩、小林と当時の超売れっ子が挑んだ意欲作、アレンジ的にも聴きどころが多い。アキラの黄金虫、さいはての慕情は初公開。

おなじみのヒット曲集。スケールの大きい、浪漫と哀愁性もまた、歌手小林　旭の大きな魅力、十分に堪能の１枚。

大滝詠一監修によるアキラ作品集の第4弾。クラウン移籍後、自動車ショー歌から始まるユニークな作品の数々。マンボやチャチャチャ等ラテンのリズムを基本とし、とにかくグルーヴィな曲ばっかし。

[1970年作品]
日本のロック史に風穴をあけた記念すべきデビュー盤。バッファロー・スプリングフィールドやモビーグレイプなどのウエスト・コースト・ロックに触発されたサウンドは今聴いても超クール。鈴木茂のギターも豪快に暴れまわってる様子。ある種の暗さも備えた、はっぴいえんどの中で最もサイケデリックで紫煙の香りがする作品。松本隆が書く歌詞も「雨に憑れた」「嘘が一枚（ひとひら）」など言葉選びの奇妙さが伺える。それぞれに手探りの中、やりたい事を全快でぶつけたのだろう。4人が最もとんがっていた時期の作品と言えるかもしれない。収録曲「春よこい」「かくれんぼ」はロック史に残る名曲だし、「朝」のような美しい楽曲も収録されている。

[1971年作品]
日本のロック史に燦然と輝く金字塔。彼らの最高傑作との呼び声が高い2ndアルバム。それぞれがやりたい事を全力でぶつけた前作に比べ、バンドサウンドとしてのバランスを徹底的に意識した作品のように思える。オルタナティブなイメージすらある「はいからはくち」、ジェイムステイラーらシンガーソングライターからの影響を感じさせる「風をあつめて」「夏なんです」、カントリーミュージックテイストの「暗闇坂むささび変化」。サポートで駒沢裕城のペダルスルティールが入っている事も大きな要因だろう。そんな土の匂いを感じさせるサウンドに、都会=風街をイメージさせる歌詞が吹き込まれる。ここで僕らが感じる「東京の原風景」、それに対する郷愁のようなものは、幻想の街「風街」に対する想いかもしれない。

[1973年作品]
『風街ろまん』というある種完璧とも言えるアルバムを作り終えたメンバーは、“はっぴいえんど”としてやりたかった事を全てし尽くし、この後は個人個人の音楽性を強めていく事になる。既に解散も決めたいたにもかかわらず、LAレコーディングというえさにつられて再び集った最後のスタジオ録音。ローウェル・ジョージらリトルフィートの面々やヴァン・ダイク・パークスが参加しているという驚きの3rdアルバムにしてラストアルバム。どこか白昼夢のような印象も感じさせるのは、メンバー間の状況も起因しているかもしれない。「日本語でロック」への気負いのようなものは完全に排除され、それは「さよならアメリカ さよならニッポン」に象徴される。アメリカ/ニッポンという妙な意識からするりと脱却してしまったんである。また前作収録の「花いちもんめ」で覗かせた鈴木茂のソングライターとしての才能が「氷雨月のスケッチ」「明日あたりはきっと春」「さよなら通り3番地」で完全に開花した事も特筆すべき点だろう。このアルバムのリリースから半年後、73年9月21日「CITY ラスト・タイム・アラウンド」と題された解散コンサートを最後に“はっぴいえんど”は、その濃く短い歴史に幕を下ろした。(85年に再結成ライブを行っていますが・・・)