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Review List of robin 

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     2023/07/07

    アランフェス協奏曲が好きで、聴いたのはまだ6種ぐらいだが当然良くないのもあった。コメントは控えるが村治佳織のも聴いた。このCDはスペイン色にはやや欠けるがシンフォニックに演奏してなかなかのものである。高級な装置で聴けばもっと効果が発揮されるだろうと思う。私もレンジの広い、音圧も増すアンプ、RCAピンコードに換えてノリノリ気分で聴いている。次は、バティスのメキシコCDを購入予定である。

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     2023/07/03

    音も響きも大変美しい演奏だが、バリリSQやアマデウスSQに比べると、溜めというか呼吸がやや甘いです。音は本当に美しいので、これでもう少し深い味わいがあれば言うことなしなのですが、、、。アルバンベルクsqはEMIに移ってから、ベートーヴェン以外どれもイマイチですね。テルデックのほうが良かったのに、残念です。

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     2023/07/03

    きびきびとした明るい響きのシューマンで1番はそれでも良いのですが、4番は聴いていてもっと陰影とロマンが欲しくなります。ガーディナーはそんなことは百も承知で現代的にあえて明るい響きで勝負しているのでしょう。しかし、聞き手としては明るいままのシューマンでは物足りなさを覚えるのは当然でしょう。やはり、クレンペラーやフルトヴェングラーの4番のほうに感動してしまいます。ガーディナーのシューマンが心に残らないのは、深く切り込んだ響きが少ないからだと言わざるを得ません。今まで15種ぐらい聴いてきましたが、ブラームスよりシューマンの演奏で素晴らしいCDを見つけるのは難しいです。

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     2023/07/02

    EMIの全集で持っていて、星2か3の低い評価をしたがここで訂正しておきたい。アンプとCDPを替えて聴いたところ評価を替える結果となった。全集は録音の関係か音も演奏も漂白され平面的に聴こえたが、その後再生装置を替えて聞き直し評価を4にした。6曲の中でこの6番が一番出来が良いように思う。響きは明るいめで厳しさに欠けるものの、音楽の流れがスムーズでよく流れ不満なく聴ける。全集は録音がやや浅っぽいので個々のCDで集められたほうが良いのではと思う。

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     2023/06/29

    全集で持っていて、その評価を星2にしたが、その後アンプをバブル期製造の古いものに替え、CDプレイヤーも1990年ごろのもの換えて聴いたところ、俄然音色が素晴らしく変化し演奏が一変して良くなったので、ここで訂正しなくてはと思い再度レヴュした次第である。録音にやや浅っぽさがあるが古い装置に換えて聴くこの演奏の評価を4にしたい。CDの再生で僕が一番大事にしているのは、音の分離、レンジの広さでなく音色である。2000年以降の装置は分離、レンジの広さ等の能力は優れているが音が漂白されて聴こえ、演奏までもが薄く漂白されて聴こえてしまうのはわたしだけであろうかと思う。

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     2023/06/27

    ヴェンツィンガーを聴くのは、LPで作品6の合奏協奏曲を聴いて以来であるが、予想にたがわず演奏は素晴らしく、音楽的ニュアンスに満ちている。古楽器の良さを十分に生かしながらヘンデルの明るいおおらかさを描いた味わいのある演奏だ。現代楽器でのセルの演奏が評価が高いが、このヴェンツィンガーのほうが明らかに味濃い優れた演奏である。

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     2023/06/27

    何も言うことがないほどの名演だと思う。旧録音もこのライヴの新録音も実に素晴らしく甲乙つけがたいが、音色の点で私は旧録をわずかながら上に置きたいと思う。本CDも音色豊かなプレイヤーかアンプで聴けば更に魅力的に聴けるであろう。EMIのベルグルントの2回目の録音以来の素晴らしい全集である。

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     2023/06/27

    フルトヴェングラー世界初のCDということである。後発のkicc2290はドライで潤いに欠けた音だが、このキング盤は音に艶がありふくよかで聴きやすく同じ演奏と思えないほどに良い。ピッチが高いという人もいるが聴いていてそうは感じない。音の良さレンジの広さではターラが良いが漂白されているようでどこか電気的な音という気がする。音の良さを聴くならターラのFURT、演奏に感動するならこのK35Y41。FURTも持っているが、断然このキングCDを勧める。音に雰囲気があり音楽的である。演奏もバイロイトに引けを取らないか、それ以上の第九である。オタケンは未聴。

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     2023/06/23

    旧FURT1088/89で所持。シューマンの4番が抜群の出来栄えで、DGのセッション録音より生き生きとした演奏で覇気に満ち、私はこの1953年のライヴのほうがフルトヴェングラーらしいと思う。DGはオケがベルリンフィルで音も良いというので昔からこちらのほうが断然評価が高いが、カーテンで仕切って聴いてみれば5人中3人はこの53年のほうに手を挙げるだろう。世人の評価に左右されない私の感想である。ライヴながら音も良く、オーケストラが一丸となり恐ろしいほどの名演で、正にこれぞフルトヴェングラーと言いたい。ブラームスの協奏曲はやや物足りなく1949年の演奏に及ばない。シューマンは星5,ブラームスは3。

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     2023/06/18

    CDは西独プレスである。アシュケナージのシベリウスは明るいがそれがマイナスになっていないのが良い。スケールが大きくニュアンスも豊かで、彼の卓越した才能を感じさせる。録音が多くそのためか、彼は浅く軽く扱われがちだが、ソナタでも指揮でも抜きんでた才能の豊かさを感じる。演奏の出来、不出来は誰でもあることで、彼の創る音楽には、ソロでも指揮でも硬さがなくスケール感があり、音楽が良く流れニュアンスも豊富なところは、昔の大家に共通している。この1番はやや勢いがよいがシベリウス音楽の核心をついていることは確かである。ベルグルント・ヘルシンキPOに迫る演奏だと思う。

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     2023/06/18

    作品6の第1集である。古楽器であるが響きにひなびたところはなくはむしろ都会的で新鮮である、がこのコンビの常としてバッハやモーツァルト演奏でもそうであるが、味やコクが薄くイマイチの感があり心打たない。LPで聴いたヴェンツィンガーのCD化を一日も早く待っている小生である。ステレオではAmati Ensembleが気に入っている。イタリア合奏団の全曲演奏はやや常識的であると思う。

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     2023/06/17

    モノラル録音ながらバックハウス全盛期の輝かしく内容豊かな演奏が聴ける。ある意味では、後のやや枯れた感のあるステレオ録音よりも演奏自体は優れており、中身がいっぱい詰まった心打つ演奏でこれ以上の演奏を見つけるのは容易ではないと思われるぐらいである。音も良いのが何よりで、全曲ぜひ分売をお願いしたい。

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     2023/06/13

    発売当時は新鮮さに話題になった演奏だが、今聞くと何の変哲のないごく普通の演奏である。2曲の中ではグリークがリリシズムの満ちた演奏で今後も聴かれると思うが、私はルイサダの DG録音のほうが好きであるしSeta Tanyelもお勧めである。

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     2023/06/13

    LPで聴いた時は迫力のなさに失望したが、CDで聴くとレンジ、音圧等、LPより良くなり底辺もどっしり落ち着いて優れた演奏に聴こえる。このイッセルシュテット・ウィーンフィルの録音を聴くたびに、なぜこれがシューリヒト・ウィーンフィルでなかったのかと思う。もしこのコンビで録音されていれば世紀の名演となったであろうと想像するのは私だけではあるまい。ウィーンフィルだけに響きは美しいがやはり根源的な迫力や深さに欠け、もっと突き抜けたものが欲しくなるのも私だけではあるまい。このイッセルシュテットの第九は時には聴いておくのに良いCDの一枚だと思うが、今では音の優れたフルトヴェングラーの各種の第九がある限り、今も今後もいかなる第九も彼の演奏を超えられないというのが私の本音である。

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     2023/06/10

    他にMTTのDG盤とスプラフォンの誰か忘れてしまった、それにフェドセーエフの3種しか聞いていないが、このスヴェトラーノフが群を抜いている。評判の良いMTTはそれだけ聴いていれば満足すると思う演奏だが、スヴェトラーノフを聴いてしまうと案外退屈な演奏だと分かる。スヴェトラーノフはその倍ぐらい優れた演奏である。早めのテンポの中に抜群のニュアンスがあり、これ以上の演奏はないと思えるほどの出来栄えで、ただただ感心するしかなく、素晴らしいの一言である。

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