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2 people agree with this review 2021/03/03
演奏は悪くはないが,録音が悪すぎて,実際のバランスがわからない。 まともな装置で聴くのは耐えがたいので,あまり分離の良くない装置か,いっそのことモノラルで聴く方がいいかもしれない(それでも,バランスの悪さは変わらないが,ステレオでのアンバランスで耳にきつい音よりはいいかもしれない)。 マゼールのベートーヴェン全集は,クリーヴランドが今ひとつ彼らしくないので,バイエルン放送響時代のチクルス(BRの自主製作)が録音も含めて最高だと思う。
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7 people agree with this review 2019/10/30
今から20年以上前,このクレンペラーのベートーヴェン・チクルスが放送されるというので,スカパーに加入した。画像も録音もそれほど鮮明とは言えなかったが,クレンペラー最晩年の姿に感動したことを覚えている。そして今回のソフトは,うれしいことに,画像も録音もかなり改善されている。 クレンペラーの演奏は,テンポがかなり遅いことが多いが,同様に超低速の晩年のチェリビダッケとは全く異なる,チェリビダッケがシルクなら,クレンペラーは木綿か麻の手触り。音を磨き上げることには関心がなく,全ての声部を明確に音にしていく。その結果,テンポは遅いが,演奏自体は最近のHIPに近い性質を持っている。その点で,同年代のフルトヴェングラーやワルターなどの演奏だけでなく,カラヤンなどのベートーヴェン演奏が時代とともに古くさく感じられることがあっても,クレンペラーの演奏は,時代を超越して新鮮さを保っている。画像では,残念ながら眼鏡が反射をして,目の表情をはっきり見ることができないが,それ以外は十分鮮明である。 指揮姿も,身体的な衰えは隠せないが(6年前の第9と比べても,かなり衰えているが,80代の6年は大きい)カラヤンやバーンスタインのようなわざとらしさは全くなく,基本的に明確に4拍子は4つ,というように振っており,演奏者からは指揮者の意図が明確にわかるような指揮ぶりである。 順番に見て(聴いて)行ったが,最初のうちは体調があまりよくないような印象を受けたものの,6番(田園)あたりから指揮もダイナミックになり,後半の曲は十分なパワーも感じた。 歴史的に翻弄され,身体的にもたびたび苦難の時を経験したが,やはり20世紀を代表する大指揮者であったことは間違いない。
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0 people agree with this review 2018/12/03
これまで不覚にも,ゴジラのイメージが強く,若干の曲を除いてきちんと聴いては来ませんでした. 今回,クーポンが大量に期限切れに近づいたという理由で,ボックスセットを購入.聴いてみて驚いたのは,日本人作曲家としては武満以上ではないかということ(ゴジラ系ファンタジーは別として). 何より日本の血を感じさせます(理屈抜きに,聴いていて郷愁のようなものを感じる) ドイツ生まれで現在はオーストリア国籍を持つ外国人の友人に聴かせたところ,大いに気に入り,購入して持って帰りました.彼曰く「日本のバルトークだ」とのこと. 伊福部先生,存命中にその価値に気づかず,大変申し訳ありませんでした. これまでちゃんと聴いていなかった音楽ファンに強くお勧めします. (初期の不良=アマゾン・レビューに書かれている=も良品に交換されています)
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1 people agree with this review 2018/10/30
双生児デュオが売りだが,写真を見ればわかるように,二卵性双生児なので,実質的には同性の姉妹と同じであり,一卵性双生児のような等質のハーモニーではない。実際,ソロ部分の方が美しく,デュエット部分では,若干の声質の違いのために,かえって響きが濁ってしまっている。 しかしより大きな問題は,録音で,エンジニアのせいだと思われるが,ピアノと声の位置関係が分離せず,ピアノの音と声の位置が重なって聞こえる。偶然,直前にメロディアから最近出た弦楽合奏によるムソルグスキーの展覧会の絵を聞き,フィルアップされたソプラノソロで,見事に弦楽合奏とは分離して,きれいに前に定位する声を聴いた直後だったので,その録音レベルの低さ(音場感の悪さ)にがっかり。
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5 people agree with this review 2017/11/01
大量のライヴ録音を収集したことは素晴らしいと思います。ただ,別のレビュアーの方も指摘しているように,収録順・1枚のCD内のカップリングに規則性が余り見られないので,マイナス1とします。
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2 people agree with this review 2017/06/04
待望のネトレプコのワーグナー・デビュー。さて、観て(聴いて)の結果は、オーケストラの演奏(指揮)は、期待通り星5つ。演出は、保守的で、新たな発見はないが、演出家の自己満足的なおかしなことをしておらず、演奏を邪魔していないので、星4つ。肝心のネトレプコのエルザはというと、歌唱の方は、ティーレマンの特訓もあったとも言われるが、残念ながら、ドイツ語としては子音が弱すぎ、イタリアオペラのよう。視覚的にカヴァーできているかというと(この期待が大きと思われるが)、10年ほど前のザルツブルクでのヴィオレッタをやった頃だったら良かったと思うが、今やロシアのおばさん化しているため、純真無垢のエルザというより、マクベス夫人かデリラのよう。これでは、ワーグナー歌手としては、クンドリーか、タンホイザーのヴェーヌスくらいしか無理ではないか(声質からして、ブリュンヒルデは無理だろう)。タイトルロールのベチャワのローエングリンは、歌唱、演技ともまずまず。ハーリッチアスというあまりよく知らない人のオルトルートが、今回の演奏では歌手としてはベストかもしれない。ハインリッヒ王は、演技はまあまあだが、目の使い方が悪役っぽいため、王の威厳には不足する。というわけで、本命にはがっかりということで、全体としては星3つの評価。
0 people agree with this review 2017/04/04
演奏、録音ともに、なかなかよいと思います。 ちなみに、当初 Bluray/DVD 付きのものがアナウンスされていましたが、その後発売中止扱いの連絡がありました。しかし、ドイツやオーストリアでは普通に売られているところをみると、限定版のため日本輸入用に単に一定数を確保できなかっただけのようです。ただし、画像は演奏ではなく、ホールについてのものなので、なくても特に問題はありませんが。
0 people agree with this review 2017/03/02
SACD としては,非常に貧しい音。プレイヤーとの相性かと思い,数台のSACDPで試したが(アンプやSPの組合せも替えてみたが)基本的には同じで貧しい音。録音のせいか(以前の通常CDもそれほど優秀録音ではなかったが,70年代の平均的録音)リマスタリングのせいか? すぐ後で,ワルターのSACDでブラームスの4番を聴いたが,こちらは20年前の録音にもかかわらず,大変優秀。DG と Columbia の録音の違いか(一般的なイメージとは逆) 演奏は悪くないが,SACD化は失敗としか思えない。
1 people agree with this review 2017/02/04
実際には,星0個 4部作のそれぞれが,短縮されて1幕になり,1夜でリングを聞けるという企画。 いつも長いなあと感じるワルキューレの2幕や,ジークフリートの一部など,うまく刈り込めば,結構いけるかと思いきや,普段聞いている部分がないと,やはり何か物足りない。全部聴来たくなってくる。 全体の主役と言うべきブリュンヒルデ役のリンダ・ワトソンは,余裕で(ちょっと粗い部分もあるが)歌い抜き,オケも(今ひとつなところは散見されるものの)健闘,なにより指揮者のパーテルノストロが最大の殊勲者か。 しかし,カット以前の問題として,演出が最悪。当初の演出担当者の突然のキャンセルという点は同情の余地があるが,それにしても悪趣味すぎる。最近は読み替えも大幅で,バイロイトですら読み替えても意味不明(というより,演出家の能力不足をバイロイト側が把握できていない,全体的な水準低下の結果)の演出が多く,ちょっとくらいの「おかしな」演出では驚かなくなったが,こんれは変な演出というのではなく,単なる「悪趣味」。これほど見終わった後で不快になった指環の映像はない。 1度見て,すぐに処分(売却)しました。
2 people agree with this review 2017/01/03
演奏(オーケストラ+指揮)星4〜5 歌唱(歌手)星4 演出:星0 総合:星3 演出がひどすぎる。読み替えにもなっていない,素人並みの演出。 演奏はよい(ただし,イタリアオペラとしては非典型的)だけに残念。 画像を消して,音だけ鑑賞すればいいかもしれない。
0 people agree with this review 2013/05/25
これはダメ。復刻に使用した原盤自体があまり良くない。ノイズっぽいし、レンジも狭い。ちなみに、状態の良いアナログ版では、もっと自然な再生音がする。これなら、EMI輸入版の2枚組のハイブリッド(のCDレイヤー)で十分。
5 people agree with this review 2013/03/04
このコンサートをライブで聴きましたが、コンサートの最初に、本人がマイクを持って登場し、メッセージを述べるというちょっと変わった形のもので、曲間の拍手も、数度立ち上がって応えただけで、大半は、いすに座ったまま顔だけ客席の向けてうなずく程度というものでした。しかし、演奏はすばらしいの一語につきます。あの巨大なロイヤル・アルバート・ホールでも、その音の美しさは特筆もので(大きい割には音響はいいホールですが。なお、ピアノはスタインウェイではなくベーゼンドルファーを使用していました)、かつフォルティッシモでも音が濁らないところはたいしたものです。そして、技巧の方もすばらしく、かつ演奏は機械的にはなっていないということで、久々の本物のピアニストの登場だと感じました。聴衆の反応も大変よいものでした(このライブでの音がCDにうまく収録されていることを祈ります)。演奏時の動きも、ごく自然ななもので、好感が持てました(ときどき、見ていると演奏を聴くのに邪魔になるような異様な動きや百面相まがいの演奏家も居ますが、本人は満足でも、聴衆からは迷惑です)。彼女のデビューの仕方を見ると、もうコンクール出のピアニストはあまり期待できない感じで、実力がより直接評価される時代になったのかもしれません(最近の大コンクールの優勝者では、それほど才能を感じる人はいないように思います)。なお、演奏とは直接関係はありませんが、ちょっと気になったことは、コンサートのポスターの写真、そしてCDのブックレットの写真は、どうみても本人と同一人物には見えない(よくみれば、面影はありますが)という点で、何でこうなるのか不思議です。これだけの才能なら、外見をビジュアル系のように装う必要は全くないと思いますし、本人にも失礼でしょう。次のアルバムも期待しています。
0 people agree with this review 2013/01/14
ヴァイオリニストの卒寿記念CDということではあるが、商品として販売する内容とは思えない。音程は不安定、ボーイングは音価いっぱい保てずかすれる、リズムもずれるなど、演奏はプロとして出せるレベルからほど遠い。90歳でこれだけ弾けますということなら、非売品として関係者に配布すれば良いのではないか。 ピアノを受け持っている野平氏はすばらしく、ピアノだけなら星5つで良いと思うが、主役のヴァイオリンがあまりにひどいので、商品としての評価は星1つ。率直に言って、聞くに堪えない。なお、小林氏の往時の演奏については、きちんと評価しているので、ちょっと残念である。
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