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Review List of ザルツブルクのワグネリアン 

Showing 16 - 23 of 23 items

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  • 0 people agree with this review
     2008/06/24

    チェコ人ではない指揮者がこの曲集をこのような形でまとめて取り上げるのは珍しいのではないか。それだけに、ラトルらしい非常に考え抜かれた結果のような意識的な演奏になっている。今まで気付かなかったところが、意外に初期のマーラーのように響いてきたりして、驚かされる。国内盤には独自の優れた解説が付けられていたのだが、今は出ていないようで残念である。

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  • 4 people agree with this review
     2008/06/24

    至高の作品を最高の演奏で網羅した素晴らしい全集。ブーレーズの指揮したオーケストラ作品に関しては、CBSの旧盤のほうがより精密な演奏であったというところもあるが、これはこれで捨て難い魅力がある。それになによりも、エルツェの歌の比類のない美しさ。また、エマーソン・カルテットによる弦楽四重奏のための作品の演奏も、圧倒的な名演である。中でも、《緩徐楽章》が心にしみ入る。

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  • 9 people agree with this review
     2008/06/24

    ともかくクレスパンのマルシャリンがいい。ライニングともシュヴァルツコップとも違った繊細さ、まさに「パリのプリマ」という呼び名にふさわしい歌唱を聴かせてくれている。それからミントンの知的な役作りも聴きものである。ショルティの指揮が素晴らしいことは言うまでもない。

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  • 0 people agree with this review
     2008/06/24

    M氏のブログの記事のおかげでこのセットがたいへんな宝の山のようなものすごいものであるということを知ってすぐに手に入れた。まずクレンペラーの最速の《復活》、かなりゲテモノじみた演奏を予想して恐る恐る聴き出したが、予想は嬉しい方向に裏切られた。強烈に感動的な演奏である。英語歌唱(あまり聞き取れないけれども)によっているという珍しさも含めて、マーラーファン、特に《復活》の好きな人には必携である。また、ニルソンのブリュンヒルデはワグネリアンにとっては涙もの。オッテルローの幻想も先にレビューを書かれた人のおっしゃる通りの名演。ともかく素晴らしい5枚組である。

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  • 3 people agree with this review
     2008/06/21

    とても素晴らしい演奏。というか、単純に他の演奏と比較してどうこう言うべきではない、まったく次元の違ったところで唯一無二の価値のあるCDである。このCDの本当の価値をM氏のブログで教えられた。そして、聴いて納得した。感動的である。

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  • 1 people agree with this review
     2008/06/21

    リマスタリングがとてもうまくされていて、極めて自然な音質に仕上がっている。アンチェル/チェコ・フィルの、他には求められないなんとも言い難い「品格」が久々に蘇った。これらの曲、特に第五番に「品格」とか「優雅」という言葉が使われることはあまりないと思うが、そういう言葉を使いたくなってしまう演奏であるし、それを明らかにしたリマスタリングである。チェコにも輸出してはどうでしょうか?

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  • 1 people agree with this review
     2008/05/25

    ピアノ学習者にはとってはソナチネの作曲家として、モーツァルトの生涯に多少知識のある人にとっては、クラヴイア演奏の御前試合に負けた人物として、といったどちらかというとあまり冴えないイメージが今日でも付きまとっているのが、このクレメンティであろう。そのような冴えないイメージを吹き飛ばしてくれる素晴らしいセットである。個々の曲は、確かにハイドンやモーツァルトの作品の中の超一級のものと比べれば、際立った個性という点では今ひとつと言わなければならないのだろう。だが、爽やかであったり、愉悦に満ちていたりという作品がたくさんある。演奏技術的には比較的易しく書かれている曲もいくつかあるので、フルートやチェロを習っている人は思わず一緒に演奏したくなってしまうのではないだろうか、などとも思った。ともかくこの価格でこれだけの内容。逃すのはあまりに惜しい。クレメンティ万歳。

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  • 1 people agree with this review
     2008/05/24

    まったく衝撃的な一枚であった。いや、衝撃的などという言葉はふさわしくないような、しっとりとした感銘を受けたのだけれども。リュッケルト・リーダーもヴェーゼンドンク・リーダーもピアノ四重奏の伴奏で、ロットがとびきりの名唱を聴かせてくれる。そして、驚愕の名演が『トリスタン』の前奏曲と「愛の死」である。ピアノ四重奏の伴奏なのでロットの声の気品が一段と映える。控え目にして官能的、繊細にして甘美。何度も何度も繰り返し聴きたくなってしまう。とあるブログのおかげでこのCDを知った。感謝。

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