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2 people agree with this review 2014/08/20
ニコラーエワのバッハを聴いていると、ニコラーエワがショスタコーヴィチから信頼を得て「24の前奏曲とフーガ」の初演を任されたことが良く理解できた。 長らく「インヴェンションとフーガ」はグレン・グールドが奏でる呪文にとらわれて他の録音が正しく評価出来なかったが、このニコラーエワの「インヴェンションとフーガ」を聴いてやっと頭のなかを白紙に戻してバッハの作品として味わうことができた。 素晴らしい演奏だ。 グールドの魔力を解き放つバッハ演奏家はニコラーエワしかいないかもしれない。 「ゴルドベルグ変奏曲」も個人的にはグールドの演奏よりも素晴らしいと思う。 「平均律クラヴィーア曲集」にしてもピアノの輝かしく美しい響きとともに迷いのないキッパリとした弾き方が聴いていて心地いい。 ニコラーエワのバッハ演奏は本当に素晴らしい。
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1 people agree with this review 2014/08/20
1959〜91年までのライブ録音、スタジオ録音からなる。 ドヴォルザークの交響曲第9番の力強い演奏に圧倒された。 ロジェストヴェンスキイの指揮でドヴォルザークの他の交響曲を聴いてみたい。 ベルリオーズの幻想交響曲は名盤が山ほどあるが、新たにこの録音も入れなくてはならないだろう。(1988年の録音にしては音質は良くないように感じた。) 幻想交響曲はロジェストヴェンスキイにぴったりな曲だ。 個人的にはアンセルメの演奏が好きだが、アンセルメとは全く違う音楽のつくりかたをしていると思う。 チャイコフスキイのバレエ音楽『白鳥の湖』(全曲)はイントロダクションからテンションが高く、ノリノリでとても情熱的だ。ソロ・パートも素晴らしい。 熱演と呼ぶにふさわしい。 『白鳥の湖』(全曲)はアンセルメやプレヴィン、スヴェトラーノフの指揮でしか聴いたことがないが、このロジェストヴェンスキイの録音が一番素晴らしいと思う。 ストラヴィンスキイの『火の鳥』(組曲版)は1966年のライブ録音でモノラルながら迫力満点の演奏だ。 ラフマニノフの『岩』も素晴らしい。 ロジェストヴェンスキイはプロコフィエフやショスタコーヴィチなど近現代音楽の演奏が優れているというイメージが強い。チャイコフスキイやグラズノフの交響曲全集を持っているが、それらロマン派の作品では伸びやかにオーケストラを歌わせるような指揮に感じられなかったが、ここに収められているロマン派の作曲家たちの作品ではロマン派らしい、朗々と歌うような熱い演奏を聴かせてくれる。 ロジェストヴェンスキイはソヴィエトの作曲家たちの作品の初演を多く手掛けているはずだから、今では演奏されないようなマイナーな作品の初演のライブ録音などがロシアのアーカイブに残っていたらマイナー作品だけのボックス・セットを出して欲しい。
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『朝焼けは静かなれども』はボリス・ヴァシリエフの同名の短篇小説で芝居で上演されたり映画もなっている。 『朝焼け…』の映画音楽を担当していたのが作曲家モルチャノフ。オペラ化されたのは芝居や映画化された後。 鳥の声とギター伴奏の歌から始まるところなど、まるで映画のオープニングのようだ。 歌の要素だけでなく芝居らしさが随所に感じられ、しみじみした味わいの作品だ。 第二部でリーザが歌うヴォカリーズも印象的だった。
0 people agree with this review 2014/08/19
グリンカ、バラキレフ、ムソルグスキイ、ボロディン、キュイ、リムスキイ=コルサコフ、チャイコフスコイ、ラフマニノフ、の歌曲にロシア・オペラを中心としたアリアを収録。 ロシアの作曲家による歌曲に興味のある方にはオススメです。
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1 people agree with this review 2014/08/19
バロック〜古典派〜ロマン派、そして20世紀のプロコフィエフやジャズのようなカプースチンの作品まで色々な時代や様式、国の作品を弾くペトロフ。 特に面白いと感じたのは13枚目に収録されている3曲。 シュールホフのピアノ・ソナタは1992年のライブ録音で、この時いたお客さんのほとんどが初めてこの作品を聴いたと思うが、演奏後の拍手からシュールホフの作品があたたかく迎えられたことを感じた。 また、同じく1992年のライブ録音でストラヴィンスキイのソナタとカプースチンのソナタ第2番が演奏されたが(同じ日の演奏会か?)いずれの作品の演奏も素晴らしい。 プロコフィエフのソナタ全集やベルリオーズのピアノ編曲版『幻想交響曲』やサン=サース、シューマンなど約半分が以前ヴェネチア・レコードから発売されたものなのが残念だ。 シュールホフ、ストラヴィンスキイ、カプースチンのなどの近現代の作品がペテロフにはとても合っていると思うので、その辺りの録音があったら是非聴きたい。
5 people agree with this review 2014/08/17
ブラームスの作品全集が手ごろな値段で手に入れる事が出来る! ブラームスは有名作品以外は知らなかったが、全作品のうち歌曲や合唱曲など声楽曲の割合が多いことを今回知り、これまでほとんど聴いたことがなかったのでとても興味深かった。
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3 people agree with this review 2014/08/17
アルギス・ジュライティスという指揮者は今回初めて知ったが素晴らしい指揮者だ。 『白鳥の湖』と『ロメオとジュリエット』は全曲から抜粋して約1時間にしたものだが、その1時間の中にそれぞれの音楽が持つドラマが見事に凝縮されている。 テンポの取り方が的確で心地良い。 グラズノフの『恋愛合戦』は夢見るようなロマンチックな音楽がたくさん詰め込まれていて、演奏を聴いているだけでバレエという劇場での華やかな世界が目の前にひろがってくる。
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0 people agree with this review 2014/08/15
ショスタコーヴィチのピアノによる自作自演のCDを二種類持っていて大好きなのだが、ショスタコーヴィチのピアノ以外で聴いたなかではこのオルティスのソロが一番好きだ。 アシュケナージのサポートも素晴らしいと思うがオーケストラの音が遠くに聴こえるのが残念だ。ピアノとオーケストラの音のバランスがいまいち。 第1番のピアノ・ソロはペーター・ヤヴロンスキイでトランペットのソロはライモンド・シモンズ。 こちらもまた名演。こちらはソロとオーケストラの音のバランスはいい。
3 people agree with this review 2014/08/10
アラム・ハチャトゥリアンの甥にあたるカレン・ハチャトゥリアンの交響曲は叔父さんの音楽とは違い、民族色はかなり薄く、普遍的な音楽を目指していたのではないかと思う。 美しいメロディーがあったり無調の所があったりと様々な景色がある。 実験的な部分はなかなか興味深い。 ソヴィエトに生まれていなかったら無調音楽を書いていたかもしれない。 交響曲第3番は『春の祭典』へのオマージュを感じる。
1 people agree with this review 2014/08/10
ネッロ・サンティ指揮、バイエルン国立歌劇場、1978年11月25日のライブ録音。 ドミンゴが歌っている『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』のスタジオ録音は全て持っているが、それらよりこのライブ録音の方が素晴らしい。 ドミンゴの美声が実に輝かしい。 2つの作品に出演しているバリトンのベニト・ディ・ベッラは今回初めて聴いたが素晴らしい歌手だ。 ライブだけに客席や舞台の雑音も入っているがライブならではの迫力があり、バイエルン国立歌劇場管弦楽団のサウンドがとても美しい。 そしてネッロ・サンティの情熱的な指揮も素晴らしい。 『カヴァレリア・ルスティカーナ』や『道化師』はライブになると演劇的な部分がより強く表現されるように思う。 そして両方とも合唱が活躍する作品だが『カヴァレリア』は教会音楽的であり、『道化師』は祭りの雰囲気がよく出ていて、聖と俗の対比が感じられて面白い。 『道化師』ではコメディアの場面は音を聴いているだけで舞台の動きがいろいろ想像できる。この時の公演では芝居が達者な歌手が揃っているようで、このコメディアが盛り上がることで道化師の嫉妬がより真に迫って感じられる。
0 people agree with this review 2014/08/08
ヴィヴァルディの『四季』をメインにレコード会社はこのアルバムを売るのだろうが、個人的にはもう一つのセルゲイ・アフノフの『四季』が聴きたくて購入した。 ヴィヴァルディの『四季』はスタンダードな演奏だろう。 アフノフの『四季』は全部で5楽章からなり、演奏時間は20分かからない短い作品。 『四季』と言っても特に自然の移ろいを作品化したというより、四季の中での人々の営みをスケッチしたように感じられる。ロシアの大自然ではなく、繊細な心の様子を四季に投影しているようだ。
グリンカ、グラズノフの作品は有名なので知っていたが、バラキレフとイッポリトフ=イヴァノフの作品が気になって購入した。 イッポリトフ=イヴァノフの作品は『グルジアの夕べ』とタイトルにあるようにエキゾチックな雰囲気が漂っている。
2 people agree with this review 2014/07/26
このような美しいヴァイオリン・ソナタが第一線で活躍するヴァイオリンニストたちのレパートリーに入っていないのが残念でならない。 忘れられていたこれらのヴァイオリン・ソナタがコンサートのプログラムに入ってくるの日を期待したい。 ヴァイオリンという楽器にふさわしい美しく、切ないメロディーに溢れたソナタだ。 ソナタ第1番を聴いていたら、『パリのサロンでショパンがピアノを弾いている。』そんな情景が浮かんできた。
0 people agree with this review 2014/07/14
ドミンゴのフランス・オペラのレパートリーから国内盤でも発売されている『カルメン』と『ホフマン物語』に国内盤発売が待たれるサン・フランシスコ歌劇場での『サムソンとデリラ』をセットにしたもの。 昔、国内盤のLDで観たこの『サムソンとデリラ』がまた観たくて買った。 ボーナスでインタビューが収められたDVDが付いている。
0 people agree with this review 2014/07/12
スヴェトラーノフは指揮者のみならずピアニストとしても録音を残しているが、メトネルに関しては思い入れがあったとみえてピアノ曲のみならずヴァイオリン・ソナタやピアノ五重奏曲のピアノ・パートを弾いた録音を残している。 ピアニストとしてのスヴェトラーノフはこのメトネルの作品集を聴く限りでは指揮をしているときのような個性が出ておらず、平板で特に盛り上がりのない演奏に感じられる。 メトネルのピアノ曲は技巧を駆使したり見せつけたりするようなものでなく内向的な所が好ましい。 それだけに協奏曲にしては地味な部分があったりするが、しゃしゃり出ない控えめな所がメトネルらしくていい。 ピアノ協奏曲第1番はメトネルにしては派手な作品かもしれない。 ピアノ協奏曲第2番はなかなかの力作。
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