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TOP > My page > Review List of 一人のクラシックオールドファン
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2 people agree with this review 2009/11/29
ベームがブルックナーをセッション録音を始めた当時1970年代では全集が期待されたものです。DECCAからDGへバトンタッチされたのですが全集に至らず特に私は第6番をこのコンビで聴きたかったのですが・・・・。さて1973年録音の第4番はこれに先立って収録された第3番と同様VPOの美音と自在性を活かしつつ咆哮せず曲の構築性を表立てる基本スタンスを取って進めてスケール感をも出しております。私は海外廉価盤で聴いているのですがタイム的には@20’08A15’28B11’02C21’03とやや第1楽章が長めになっております。というのも第1楽章深遠な出だしからゆっくり展開して行くのですがもう一つ私の心が乗って来ず妙に「間」が抜けた感じがしてメリハリ感に乏しいと思いました・・・骨太なのですが角張らない・・・これは多分にVPOの当たりの柔らかさも作用しているのでしょう・・・。しかし第2楽章静かな楽章にも拘わらず演奏の闊達さが素晴らしく管楽器中心の扱いでの魂の揺さぶりのかけ方や終わりかなたを見据えての静かなティンパニーの連打と・・・ブルックナー音楽の醍醐味が味わえ第3楽章中ほどトリオの処のホッとするある意味の頂点作りの上手さは流石ベーム・・・段々調子ついて最終楽章クライマックス音作りは版によるのか楽器の鳴る構成が聴き慣れたものとは異なって耳新しかったです。この演奏盤、フォーマットの改善盤もあるそうですからチェックしておきましょう。
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0 people agree with this review 2009/11/29
ベームがブルックナーをセッション録音を始めた当時1970年代では全集が期待されたものです。DECCAからDGへバトンタッチされたのですが全集に至らず特に私は第6番をこのコンビで聴きたかったのですが・・・・。さて1973年録音の第4番はこれに先立って収録された第3番と同様VPOの美音と自在性を活かしつつ咆哮せず曲の構築性を表立てる基本スタンスを取って進めてスケール感をも出しております。私は海外廉価盤で聴いているのですがタイム的には@20’08A15’28B11’02C21’03とやや第1楽章が長めになっております。というのも第1楽章深遠な出だしからゆっくり展開して行くのですがもう一つ私の心が乗って来ず妙に「間」が抜けた感じがしてメリハリ感に乏しいと思いました・・・骨太なのですが角張らない・・・これは多分にVPOの当たりの柔らかさも作用しているのでしょう・・・。しかし第2楽章静かな楽章にも拘わらず演奏の闊達さが素晴らしく管楽器中心の扱いでの魂の揺さぶりのかけ方や終わりかなたを見据えての静かなティンパニーの連打と・・・ブルックナー音楽の醍醐味が味わえ第3楽章中ほどトリオの処のホッとするある意味の頂点作りの上手さは流石ベーム・・・段々調子ついて最終楽章クライマックス音作りは版によるのか楽器の鳴る構成が聴き慣れたものとは異なって耳新しかったです。
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2 people agree with this review 2009/11/28
イッセルシュテット一連のVPOとのベートーヴェン交響曲録音で第7番は1969年録音、タイム的には@13’12A10’20B8’27C9’16でやや第2楽章と最終楽章が長くなっていますが顕著ではありません。最近まで元気印の曲として風靡したこの曲、イッセルシュテットは出だしから芝居気を特につけないで刻むように進めてVPOの芳醇な響きに任せます。次の楽章も然り、第3楽章中ほど転ずる前後殆ど止まりそうにボリュームも抑える処も面白いですね。時としてモタモタしていると感じる時もありますが・・・。第8番の方は1968年の収録で@10’01A3’57B5’12C8’04とこれは第1楽章がやや長めかなぁという程度でこちらの方がイッセルシュテットに合っているように聴きました。元々第7番と第9番にはさまれどちらかと言えば影の薄い曲で時として小規模編成で演奏される場合があるのですがこの演奏は一つも気を抜くことなくVPOの美音を発揮させた名演と思います・・・彼も第4番、第6番とともに偶数曲がいいなぁと何の理由もなく感じました。いずれにしても素晴らしい演奏盤です。
『バックハウスのバックにはVPOを振る指揮者にはベーム、シューリヒトが何となくフィットする感じを持っていますがこのモーツアルトピアノ協奏曲は1955年収録、モーツアルト最晩年(というか死の年)の作に多くを語らない枯淡の色合いを重ねております。第2楽章など比較的技術的には平易であるところ、この御大両者の武骨さが訥々と伝わっても来る演奏は他には求められません。バックハウス80才をゆうに超した時の1967年収録のブラームス第2ピアノ協奏曲も通常若さを謳うところもそこから超越した愛想ぶらない男性的な名演・・「最高」盤として残しておくべきでしょう』・・・・これは以前私がスタジオ録音演奏盤に対してコメントした下りで今回このライブ盤についてもその感想大要は変わっておりません。タイム的にはモーツァルトの方はDECCA盤1955年録音分・・・@13’25A7’05B8’43に対して 本盤1960年ライブ録音分は@12’50A6’14B8’48となっておりタイムこそ若干短いですが第2楽章はライブならではの思い入れがあるように聴きました。一方ブラームスの方なのですが1967年スタジオ録音は@17’11A8’45B12’20C9’48であり本ライブ盤1968年分は@17’30A9’05B12’29C10’27で本ライブ盤で印象的なのは出だしのゆっくりしたあの雰囲気!バックハウスには現在このブラームスピアノ協奏曲第2番演奏盤はベーム指揮のものとシューリヒト指揮のものと・・・この両名芸風は異なるのですが冒頭述べた様にベームのサポートに合うのです!・・・残されており今回同パターンでの追加です。40代の東京都の方が言われていることもすごく分かる様な気がしました・・・モノラルで限界もありますがこれも最高ランクにしておきますね。
1 people agree with this review 2009/11/27
シューベルトの交響曲で独自の境地を示したインマゼールはバロック分野での活動が主であったビルスマといろいろなチェロ・ソナタ等を収録して両者「音度差」のないところで良いものを残しているようです。この1996年?収録のシューベルト「鱒」(タイムは@12’11A6’25B3’47C6’38D6’17)・・・フォルテ・ピアノとオリジナル楽器により従来の耳に馴染んだイメージを払拭する出来上がりにはなっていると思います。全体にテンポも速く所謂優雅さからは隔絶され些かも古臭さをかんじさせません。しかし低音部に取られ易く音の底に突き当たらないもどかしさもあり第4楽章である「鱒」テーマの楽章もタッチは柔らかいものの音のこれらの楽器特有の音色の「篭りがち」なところから相殺された歌謡性も私などはもう少し欲しい気もしました。アルぺジオ・ソナタ(タイムは@10’47A8’26B5’01)はビルスマと思い切って渡り合って音が抜け気っていることと繋ぎの夫々の楽器扱いが生々しく感じました・・・大変好きな演奏ですしチャレンジングでこんな演奏もあるのだなといった私のレベルでの感想です。シューベルトシリーズで二つのピアノトリオは1996年の収録でタイム的には第1番@14’12A8’17B6’20C8’54、 第2番@11’37A10’05B5’41C13’17と各々なっており比較的やはりテンポから申しますと速い印象はあります。と言っても緩やかな楽章はオリジナル楽器の良さも手伝って中々美しいものです。第1番を例にとりますと第1楽章から先ずその音色に惹き付けられ他の演奏で私が味わった第2楽章での執拗さからも解放され他の楽章もその溌剌な演奏がシューベルトに時として付きまとう一種の長さ感はありませんでした。しかしピアノ・フォルテのインマゼールとチェロ・ピッコロのビルスマの間にベスのヴァイオリンが埋まってしまったと私には思われる部分もありました。それはともかくこのピアノ・トリオに私が抱くシューベルトの執拗さから解放させてくれた素晴らしい演奏かと思います。
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0 people agree with this review 2009/11/27
1976年録音VPOとのモーツァルト第40,41番交響曲演奏盤はどうしても皆さん仰られる様に1961,1962年に収録された同じDGでのBPOとの演奏盤と比較してしまいますね。張りのあるBPOの音と何よりまだ若いベームとの旧盤は一つの代表盤としての位置付けは不動のものです。第40番の方から見ますとタイム的には(いつもの通りデータソースにより同じ演奏でも多少の差があることには要留意)旧盤は@8’26A8’05B4’46C5’03に対してVPOとの新盤は@8’54A8’03B5’07C4’57となっております、この新盤第1楽章のやや遅いテンポもこうしてチェックしますと左程の違い・・・あのクリップスさえ9分台後半・・・はないのですね。しかしこの楽章の時として奏法上ぶち切りの運びにはベームの武骨さがVPOの美音だけに逆に間が抜けたという印象を抱く様に私の心象は傾いて行くのです。第3楽章は反対にレガート流し気味な処がこの楽章の他の楽章とのバランスが気にはなり最終楽章は又第1楽章のイメージに近く戻ってある意味ホッとはしても覇気が感ぜられません。第41番の方はベームの美質がなおこの高齢においてある意味HMVレビューにもありますように枯淡的に発揮されたものとして旧盤に引けはとりません。タイム的には)BPOとの旧盤は@7’38A7’40B5’24C6’25に対してVPOとの新盤は@8’02A7’40B5’39C6’49とほぼ同じで第1楽章がっちりした構築物の造形美を窺わせ最終楽章も然り・・・最後の括りはやや引っ張って余韻を残すなど印象的です。先の神奈川県横浜市の方のコメントと基本的には同じで後は好みだけから「素晴らしい」ランク以上とさせて下さい。とにかく一聴お奨めします。
1976年録音VPOとのモーツァルト第40,41番交響曲演奏盤はどうしても皆さん仰られる様に1961,1962年に収録された同じDGでのBPOとの演奏盤と比較してしまいますね。張りのあるBPOの音と何よりまだ若いベームとの旧盤は一つの代表盤としての位置付けは不動のものです。第40番の方から見ますとタイム的には(いつもの通りデータソースにより同じ演奏でも多少の差があることには要留意)旧盤は@8’26A8’05B4’46C5’03に対してVPOとの新盤は@8’54A8’03B5’07C4’57となっております、この新盤第1楽章のやや遅いテンポもこうしてチェックしますと左程の違い・・・あのクリップスさえ9分台後半・・・はないのですね。しかしこの楽章の時として奏法上ぶち切りの運びにはベームの武骨さがVPOの美音だけに逆に間が抜けたという印象を抱く様に私の心象は傾いて行くのです。第3楽章は反対にレガート流し気味な処がこの楽章の他の楽章とのバランスが気にはなり最終楽章は又第1楽章のイメージに近く戻ってある意味ホッとはしても覇気が感ぜられません。第41番の方はベームの美質がなおこの高齢においてある意味HMVレビューにもありますように枯淡的に発揮されたものとして旧盤に引けはとりません。タイム的には)BPOとの旧盤は@7’38A7’40B5’24C6’25に対してVPOとの新盤は@8’02A7’40B5’39C6’49とほぼ同じで第1楽章がっちりした構築物の造形美を窺わせ最終楽章も然り・・・最後の括りはやや引っ張って余韻を残すなど印象的です。1980年ベーム最晩年に近い時の録音第35番は聴いておりません。本盤大半の先の二曲で決まりとして「素晴らしい」ランク以上とさせて下さい。とにかく一聴お奨めします。
1976年録音VPOとのモーツァルト第40,41番交響曲演奏盤はどうしても皆さん仰られる様に1961,1962年に収録された同じDGでのBPOとの演奏盤と比較してしまいますね。張りのあるBPOの音と何よりまだ若いベームとの旧盤は一つの代表盤としての位置付けは不動のものです。第40番の方から見ますとタイム的には(いつもの通りデータソースにより同じ演奏でも多少の差があることには要留意)旧盤は@8’26A8’05B4’46C5’03に対してVPOとの新盤は@8’54A8’03B5’07C4’57となっております、この新盤第1楽章のやや遅いテンポもこうしてチェックしますと左程の違い・・・あのクリップスさえ9分台後半・・・はないのですね。しかしこの楽章の時として奏法上ぶち切りの運びにはベームの武骨さがVPOの美音だけに逆に間が抜けたという印象を抱く様に私の心象は傾いて行くのです。第3楽章は反対にレガート流し気味な処がこの楽章の他の楽章とのバランスが気にはなり最終楽章は又第1楽章のイメージに近く戻ってある意味ホッとはしても覇気が感ぜられません。第41番の方はベームの美質がなおこの高齢においてある意味HMVレビューにもありますように枯淡的に発揮されたものとして旧盤に引けはとりません。タイム的には)BPOとの旧盤は@7’38A7’40B5’24C6’25に対してVPOとの新盤は@8’02A7’40B5’39C6’49とほぼ同じで第1楽章がっちりした構築物の造形美を窺わせ最終楽章も然り・・・最後の括りはやや引っ張って余韻を残すなど印象的です。全体本盤「素晴らしい」ランク以上とさせて下さい。とにかく一聴お奨めします。
2 people agree with this review 2009/11/26
インマゼールは私と同年代で中々進取の気に溢れた演奏家という印象をソニー時代に録音したシューベルト交響曲などから抱いていました。このシューベルト室内楽もシューベルトシリーズでこれらピアノトリオは1996年の収録でタイム的には第1番@14’12A8’17B6’20C8’54、 第2番@11’37A10’05B5’41C13’17と各々なっており比較的やはりテンポから申しますと速い印象はあります。と言っても緩やかな楽章はオリジナル楽器の良さも手伝って中々美しいものです。第1番を例にとりますと第1楽章から先ずその音色に惹き付けられ他の演奏で私が味わった第2楽章での執拗さからも解放され他の楽章もその溌剌な演奏がシューベルトに時として付きまとう一種の長さ感はありませんでした。しかしピアノ・フォルテのインマゼールとチェロ・ピッコロのビルスマの間にベスのヴァイオリンが埋まってしまったと私には思われる部分もありました。それはともかくこのピアノ・トリオに私が抱くシューベルトの執拗さから解放させてくれた素晴らしい演奏かと思います。
0 people agree with this review 2009/11/26
1973年収録VPOとのブラームス交響曲シリーズです。余白に入っているハイドン主題変奏曲はケルテス亡き後VPOが彼の指揮ポリシィを汲んでの演奏だというのですからケルテスのVPOでの扱われ方が分かりますね(私はまだ若い頃このコンビでの「新世界」交響曲LP盤を何回も聴いたものです)。さてこの第1交響曲・・・どの指揮者も全身全霊で取り組む曲でケルテスとてあまり嵩張らないマイルド自然体での演奏ながら同様です。第1楽章出だしはやや速いテンポで直截に切り込みます。同楽章の展開部も同じスピード感でVPOの音色もさることながら指揮者のハンガリー色というのですかその辺りが窺えるようなイメージです。それは弛緩しない骨太な第2楽章で特に感じましたし第3楽章から第4楽章に入るあのウィンナ・ホルンの鳴らし方も然り・・・私はLP盤で聴いたのですが全体にやや一本調子でスケール感は感ぜられはしないもののこのコンビならではの演奏かと思います。タイム的にはLPでは@15’50A8’59B〜C21’12となっておりCDノートと若干の誤差はあるもののこんな感じで第1楽章は反復がなされております。このCDは仕様アップもなされた盤でもあり素晴らしいランクの演奏かと思います。
3 people agree with this review 2009/11/26
1973年収録VPOとのブラームス交響曲シリーズです。余白に入っているハイドン主題変奏曲はケルテス亡き後VPOが彼の指揮ポリシィを汲んでの演奏だというのですからケルテスのVPOでの扱われ方が分かりますね(私はまだ若い頃このコンビでの「新世界」交響曲LP盤を何回も聴いたものです)。さてこの第1交響曲・・・どの指揮者も全身全霊で取り組む曲でケルテスとてあまり嵩張らないマイルド自然体での演奏ながら同様です。第1楽章出だしはやや速いテンポで直截に切り込みます。同楽章の展開部も同じスピード感でVPOの音色もさることながら指揮者のハンガリー色というのですかその辺りが窺えるようなイメージです。それは弛緩しない骨太な第2楽章で特に感じましたし第3楽章から第4楽章に入るあのウィンナ・ホルンの鳴らし方も然り・・・私はLP盤で聴いたのですが全体にやや一本調子でスケール感は感ぜられはしないもののこのコンビならではの演奏かと思います。タイム的にはLPでは@15’50A8’59B〜C21’12となっておりCDノートと若干の誤差はあるもののこんな感じで第1楽章は反復がなされております。素晴らしいランクの演奏かと思います。
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リリングによるバッハの世俗カンタータBWV214「太鼓よとどろけ、ラッパよ響け」とBWV215「汝の幸を讃えよ、恵まれしザクセン」とのカップリングで1960年代後半?の録音でしょう。私は後者カンタータをLP盤で聴いております。レチタティーボも含めて全部で9曲・・・タイム的には37’06と長さの割には変化の少ないカンタータであります。喜びに満ちたリリングに合いそうな出だしはあのロ短調ミサ「オザンナ」にも聴ける曲を持って来ています(どちらが転用先なのかは不勉強の為詰めておりません)。とにかく第3曲目のテノールのアリアがやたらに長く感じました。あまり切迫感のないリリングの指揮であったから余計そうだったのかもしれません。結構面白かったのは第8曲目のソプラノ、テノール、バスによるレチタティーボでこれはこのカンタータの単調さを救った様にも思えます。BWV214は聴いておりませんしOKランクとしておきます。
4 people agree with this review 2009/11/25
2008年ライブ録音のノリントンには珍しい?「新世界」交響曲でピリオド奏法SRSOを振っての登場。オマケCDもついています。タイム的にはHMVレビューにもありますように@11’49A11’54B7’25C11’22となっておりますが聴衆拍手部分も入っておりますので念のため。演奏は第1楽章反復部もあり些か長めになってる他有名な第2楽章は逆にショート気味であり私など先日のシルヴェストリ演奏盤でも述べた世代からはこのノリントンの響きには初め耳をたてますがどうもしっくり落ち着きが来ないというのが本音です。しかし管楽器の音色などハッとさせられるパッセージもあり、ますます従来私たちが馴染んで来たサウンド自体がひょつとして賞味期限切れになって行くのかなぁ・・・、そしてそれより競争の烈しいこの演奏界・・・ノリントンも他の年配演奏者同様いろいろ試行錯誤も込めてしないと大変だなぁと思ったこと、オマケCDはこのコンビ演奏による様々な交響曲のサンプリングされた一つの楽章が入った云わば販促品なので聴く側では中途半端感がありますね。結論・・・「新世界」交響曲のファーストチョイスには私は上げられずOKランクです。なお、9分余の序曲は元々演奏の仕方によっては腹にもたれる場合が多いのですがかえってその音色の新鮮さが良かったです。
4 people agree with this review
0 people agree with this review 2009/11/25
先ず現在HMVの掲示において本盤の「その他のバージョン」としてGER盤・・・カール・リヒター他の演奏するもの・・・へコンバーションされるようになっていますが私のこの書き込みはCOCO70639のみに対してだけですので念の為申し添えておきます。バッハのオルガン名曲集は沢山あってポイントは同じ演奏者・・・例えばそれこそリヒターとかヴァルヒャとか・・・で聴くか本盤のように寄せ集めで聴くか、そしてもうひとつは演奏に使用されるパイプオルガンに注目・・・確かにこの楽器、教会備え付けのものが多く製造匠、製造年、製造器械種等により明らかに異なる音色が発せられます・・・するかと言った処でしょう。まぁそんな難しいことはおいて本盤は「寄せ集め」タイプで演奏オルガニストはオットー(BWV565,645,583)、ヴァッド(BWV578,147)、リリング(BWV582,542)、ハンセン(BWV622,608)となっており何れも今存命なら結構高齢な面々。この種の盤としてはOKラインでしょう。
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