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0 people agree with this review 2025/11/08
p協5番が素晴らしい、特にシューリヒトの伴奏が充実度満点で、内的迫力が外に向い熱気さえ感じられるほどである。バックハウスのピアノも同様の素晴らしさである。(こういうのを聴くと、イッセルシュテットよりシューリヒトでデっカの正規録音を残して欲しかったとつくずく思う。)ライヴの雰囲気も良く出ている録音で、モノラルとしては普通で聴きにくさはない。音さえもっと良ければ私のベスト(皇帝)となるであろう。40番はとくに変わったところはなく、聴きやすさの点でデノンの正規盤のほうが良いと思う。
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0 people agree with this review 2025/11/06
星5は6番(田園)のみで5番は星2。こんな高貴な(特に終楽章)響きの田園を聴いたのは初めてである。ワルターやシューリヒト、クレンペラー、フルトヴェングラー等の演奏では決して聴けない澄み切った響きで、大げさに言えば、大自然に届くような響きがあり、一種ブルックナー的な響きに通じるといえば良いかもしれない。終楽章は、クレンペラーの大きさが好きだが、この次元の違う響きをベームがつくっているのは、この頃の落ち目のベームにしては驚きである。こんな澄み切って高みに達した田園は他では聴けない。DGの田園は次元が落ちる。
手放したので再度購入。音も演奏も大変美しい、こんなきれいな演奏だったのかと思うほど美しく、指揮者の余分な体臭や力みなどなく、シベリウス音楽の純粋で核心に触れた演奏である。EMIのベルぐルント・ヘルシンキフィルの優れた演奏と同等か部分的にはそれ以上かもしれない。3番の終楽章、6,7番の全楽章など他では聴けない清々しい響きである。私は5番が最も好きだが、今回この3曲を聴いて再認識した。ただし響きの奥深さはベルぐルントが勝っているように思う。純粋で清らか、という言葉がぴったりの演奏である。
0 people agree with this review 2025/11/04
独テルデックからEMIに移ってからのアルバンベルクにはいつもどこか違和感を感じていた。最近思うのだが、この団体の音はウィーンのオーケストラか室内管弦楽団の音で弦楽四重奏団の音ではないと。EMIでのセッション録音のベートーヴェン以後はこれといった演奏がないように思う。ブラームス、シューベルト、ハイドン等。その点、バリリSQは弦楽四重奏団の音で、オーケストラの音を感じさせない。というのは、最近グァルネリSQの旧録RCAのベートーヴェンを聴いたが、四弦の音に求心性があり、内へ掘り下げていこうという姿勢が音に出ていて完全に四重奏団の音である。音の艶やかさ、美しさはアルバンベルクがはるかに上だが、内に向かう弦の音,声はグァルネリが上だ。昔のブッシュSQを聴いた人は、なんかゴーという響きの音であったと雑誌で読んだのを思い出した。アルバンベルクSQの音はとても艶やかで伸びがあって魅力的だが、私にはそれがいつも四重奏団の音としては違和感を感じさせる(スメタナSQは全く素晴らしい四重奏団の音だと思う)。このCDでは12番より16番のほうが出来が良いように思った。
EMIとの後期ソナタも持っているが、音、演奏共にこのDGが勝っていると思う。まずDGの録音が実に自然でほれぼれとする美しさである。EMIのバレンボイムやコワセヴィッチなど音が浅っぽく演奏までもそう思ってしまう(HJ LimはEMIにしてはかなりよい音である)。演奏の根本、テンポ、表情等はEMIとあまり変わらず、ゆっくりとした落ち着いたテンポと表情であるが、聴きやすさの点で私はこちらのDGを採りたい。ただし、切り込んだ深いニュアンスはイマイチだと思う人がいてもおかしくはない。私自身もこれでもう少し深みがあれば、と思いたくなるが、、、。
0 people agree with this review 2025/11/03
ゆったりとして大きく柔軟に響かせた5番。ベルぐルント・ヘルシンキのような奥深さはないが、遅いテンポのためかスケールの大きさを感じさせる。もう少し引き締まったほうが、と思うがバルビやデイヴィスのような微温的でないのが良い。聴きごたえのある5番で、エン・サガ、タピオラも他演奏では聴けないスケールの大きさを感じさ、3曲ともに名演だと思う。特に弦の響かせ方が魅力的だと思った。
スピーカーとアンプを上位機種に換え、かって手放したピノックのヘンデルを聴き直したら目の覚めるような新鮮な音にビックリ。これなら、以前低い評価をした彼のモーツァルトを聴き直してみようかと思う。手始めにこのCDはどうかな、ハイドンは未聴だが案外いけるかも。オーディオは魔物。
0 people agree with this review 2025/11/01
長くなるので30番のみ。30年ほど前にアシュケナージの30番に感激して以来の演奏である。ステレオのバックハウスに始まって、イーヴ・ナット、ブレンデル、ポリーニ,、、、コワセヴィッチ等々10数種、このグルダは上々で素晴らしい。ゆったり、深く響かせ曲の良さが心に入ってくる。幼いジャン・クリストフがお爺さんに連れられて野原で見上げた夜空に瞬く星の美しさ、そんな情景を思い起こさせる名演奏。一部の曲は輸入CDで聴けるが、私はこの日本ポリドール盤が音圧、音色等の理由で聴きやすい。31,32番も同様の名演奏。あと3種(其のうち日本演奏家が2人)購入しているが、果たして、、、。
0 people agree with this review 2025/10/29
べームのシューベルト9番、ベルリンフィル、SKD,来日のウィーンフィルの3枚聴いたが皆納得ゆかないかった。生前は神のようにもてはやされたが(多くの評論家も同調)、こうして時を経た今改めて彼のモーツァルトやベートーヴェン等を聴き直すと、カラヤンと競い合った一種のブームは何だったのかと思う。残された多くの録音の割には案外名演が少ないと気ずく。録音会社のマネージメントにうまく乗せられた面<特に日本のファン>が大きいと思ってしまう。とは言っても、信頼出来た指揮者の一人であったことは間違いないとも思うが。
確かに響きのすごさを感じるが、わたしにはテンポが遅すぎてついていけない。曲想としては巨大すぎて逸脱している面もあると思う。何でもありという意見もあるだろうが、曲想の基本は尊重すべきではないか。テンポ、オケの響き、ニュアンス等私にはフルトヴェングラーのほうが納得する。この曲の基本となったのは、サヴァリッシュ曰く、シューマンの3番(通称ライン交響曲)である。(主題のシューマンの上昇旋律とブラームスの下降旋律)
0 people agree with this review 2025/10/28
下記のレヴューでは、録音が古めかしく、と書かれているが、私の安価な装置でもステレオ並みに鳴り古さは微塵も感じられない。ベートーヴェン7番など予想外の出来栄だし、ブッシュのシューベルトとは異なり、どこかマックス・ロスタルのシューベルトの名演奏を彷彿とさせる(幻想曲)の優しさも上出来である。6種持っているベト7番は最近聴いた、カントロフ、樫本と同レベルの優れた演奏(私の中ではカントロフが一番のお気に入り)で感心した。等々で、私にはボべスコよりはるかに聴きごたえがあり親しみを感じるパイネマンである。当然だが星5。Wanda Luzzatoもいいなぁ。
マルコヴィッチのシベリウス、ベートーヴェンを聴いた時も同じだったが、一聴良さそうでよく聴くとそれほどでもない、という印象は今回も同じである。音そのものに訴える力があまり感じられないのはやや古いタイプの演奏家だから、と思ってしまう。現在の音楽的にも技術的にも実力あるヴァイオリニストの音を聴いているからかもしれないが。どこかボべスコに似たところがあるように感じるのは私だけだろうか。往年の名演奏家には、時、所を超えたものがあるが、マルコヴィッチにはそれが感じられないのは残念である。
品の良い響きがモットーのアンチェルとスークでの演奏が聴きたかった、しかもこんなに安価で良いのかと思ったぐらいの価格。スークのヴァイオリンも張りがあって実に聴かせる。評価の高いDGのパイネマンやマルツィ、EMIのチョン、ノンサッチのS・ルカ等を超えた演奏で大いに満足である。この演奏と同等かそれ以上なのは米私家盤のチョンのライヴである(多分チョンのほうが上)。五嶋みどりも良いと思う。特に終楽章の民族的な旋律を好む私だが、このアンチェル・スーク盤でしばらくドヴォコンの他のCDと終止符を打てる。
0 people agree with this review 2025/10/26
素晴らしい演奏だと思う、弦の絡み、ニュアンスにおいて間違いなくトップクラスだろう。柔らかい響きにのせて絶妙とも思えるニュアンスを醸し出している。徒にメロディーを歌うことなく香り高い演奏になっている。このような豊かな雰囲気のラヴェル・ドビッシ―の四重奏曲を聴いたのはパレナン以来であり、現在では私の中ではパレナンSQの演奏を超えた存在である。
現代的な弦の響きで音も美しいが、やや常識的でニュアンスがストレートな印象を受ける。聴いていて物足りなさはないが、もう少し香りが欲しい。パレナンSQや最近聴いたヌーヴォQtに比べると醸し出す雰囲気においてかなり劣る。これだけ聴けば大したものだと思うが、もっと優れた演奏を聴いてしまった今は、星3位が妥当だろうと思う。
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