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0 people agree with this review 2023/12/25
アンチェルの常としてオケの響きに品があるが、ショスタコ5番にしてはすっきりし過ぎてはいませんか? ドラマ的な音がほしくなり、物足りなさを感じるのは私だけか。
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0 people agree with this review 2023/12/23
ライヴ録音ながら2曲のピアノの音は美しい、が彫りの深さにイマイチの感がある。聴いていてこれならアシュケナージのほうが響きもテクニックも上だとおもった。演奏の点ではバックハウスのほうが数等良いとも思った。この女流演奏家2人はピアノは上手い、バックハウスは音楽が上手いと思う。トリオの演奏は男性的な力強さがありかなり聴かせる。欲を言えば言えば、やはり心打つ深さが欲しいと思う。3曲共にベートーヴェンならではの素敵な曲である。持っていても損はないCDだ。
普段聴いているのは主にドイツ、オーストリア系の音楽が多いが、この2曲のセレナードなど聴いてみたいと思ったりする時が定期的に訪れる。曲は知っているが、レコード、CDは持っていない。ウィーンの演奏家ならさぞかし上手いだろう、と想像する。何も考えず、心なごむ佳曲の組み合わせである。演奏は星4はいくだろう。
演奏自体はあまりインパクトが感じられず、言ってみれば当たり障りのない常識的演奏だと思う。曲を知るにはよいだろう、だがそれではちと困るのだが。そんな録音演奏が古今東西五万とあると勝手に想像する。心揺さぶる録音レコードなんてほんの数百位だろう、と思う。余談だが音楽家は多くいても芸術家はほんの一握り、と言っては軽率すぎるかな。
わたしにはほとんど存在理由のない全集である。例えば9番、この演奏のどこにも歓喜などなくただオケがうまくなっているだけ。それだけでうんざり。ここには古典美などどこを探してもなく、ただ現代機能主義的響きがあるだけ。心をどこかへ置き忘れたようなベートーヴェンの演奏である。
セルのブラームスなんか聴くんじゃなかった。まあまあ良いのは2番ぐらいで後の3曲は受け付けなかった。LPの英SAXと米盤で聴いていたがCDで聴くのははめてだが、LPで聴いた時と感想、評価は変わらず低い。私には苦手な指揮者の一人。後期ロマンの想いなどはるか彼方に消えて、ただただ機能主義的響きに終始した演奏。いかにオケのコントロールがうまくてもそれだけでは心打たない。オケのコンクールに出たなら多分1位の指揮者だろうと思ったりする。別名、指揮者のポリーニ。
0 people agree with this review 2023/12/22
音が硬めで演奏もニュアンスに乏しく楽しめなかった。インマゼールやヴァントなどのシューベルトのほうが聴ける。
2曲共に音に余裕があり当然演奏にも反映されている。ヴァンとにしては明るい目の響きだがそれがプラスにもマイナスにも働いているように思うが、それは聴く人の好みに任せよう。内声部の響きも充実して聴きごたえがある。9番については、わたしとしては数種のWFの演奏やR.ケンペなどにより魅かれるが、イマイチこころ深く揺さぶるものがあればと、欲を言えばきりがないのは承知しているが、、、。
0 people agree with this review 2023/12/21
テープ録音とは思えない音にもどかしさがある。海外DG初期盤427402−2のほうが音がスムーズで音圧も迫力もある。本当に、テープからのCD化なのか?と疑いたくなるぐらいだ。
0 people agree with this review 2023/12/19
2曲ともステレオ化がうまく大変聴きやすい音に仕上がっている。演奏はライヴほどの熱気はないが、客観性がありかえって良いかもと思う。1番などこのEMI録音だけでも6種もっていて我ながらあきれる。ただ、DCCA0059で聴く52年11月30日のほうがニュアンスに富んで私の好み合っているし、54年も捨てがたいが、私のベストは、シューリヒト・WPOのデっカモノラル盤である。4番も各種のライヴ演奏があるが、このセッション録音もフルトヴェングラーならではの流石と思わせるだけの魅力に富んでいる。
0 people agree with this review 2023/12/18
演奏自体は美しく音楽の流れも申し分ないほどで、本曲の1,2を争う出来であろう。しかし、バッハの地味な曲の一つである。それが落ち着いて好きだという人もいるだろうが、、、。
0 people agree with this review 2023/12/16
オケの響きが大味だし、シュナイダーハンのソロもイマイチ魅力に欠ける。5番など別盤のライトナーとの演奏のほうがずっと優れている。微妙な香り、ニュアンスが物足りなく全体に平板な印象である。最近の録音を含め、本曲には古今名演奏が多い中、推薦するのは難しい。
響きやリズムにどこか浅っぽさがあり余り楽しめない。特に3,4楽章にそれが顕著で底の浅さを感じる。ワルターやWFのような大きさにも深みにも不足し、ケンペの豪快さもないと思う。何となく指揮者の実力の限界を感じた演奏であった。
1 people agree with this review 2023/12/15
本曲のベストと評しても良いぐらいの優秀演奏である。後のデジタル録音より音楽がスムーズに運び深さも申し分ない。私事だが、(大フーガ)だけは苦手で、初演時には5分も経たないうちに聴衆の80%が席を立って帰り、最後まで残ったのは5人もいなかったそうである。バルトークの弦楽四重奏曲を先取りしたような曲だと思う。それは余談として、演奏はぴか一、曲も優しくも心深くしみいるベートーヴェンならではの名曲中の名曲と言えよう。
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0 people agree with this review 2023/12/15
この指揮者の常として音に品があるが、曲によってはマイナスになってしまうことが時にしてあると思う。この1番ではすっきりし過ぎててロマン性が薄れ、もう少し色濃い演奏を、と思ってしまう。私の好みは、ワルターと2種のランスドルフの演奏である。
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