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Showing 76 - 90 of 103 items
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7 people agree with this review 2009/10/16
これは驚きの名演奏だ。オーケストラが壮絶に鳴り響き、スケールは巨大で、しかも非常に味わい深い。強奏部でこれだけ鳴り響きっているのに、決して荒くならない所は凄い。シモーネ・ヤングの名前は僕の中で強烈な印象をもって刻み込まれた。素晴らしい新鋭の登場である。 版の問題も興味深い。一般的なハース版とは所々でずいぶん違う。そういう意味でも面白く楽しめる演奏。
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4 people agree with this review 2009/10/13
マゼールの気質と合っているのであろうか、表現が劇的で感動的である。 非常に激しい自己主張で聴くものを圧倒してくる。 若き日の記録であるが、記念碑的な名録音である。
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0 people agree with this review 2009/10/12
なるほどマゼールらしく自己主張してくる。 普段聞こえない音がバンバン聞こえる。 マゼールが強調して演奏させているのだろう。 表情の陰影は濃いが、驚くほどで強烈ではない。 共感を得る名演かといえばさにあらず。 才気走ってはいるが、残念ながら感銘を得るに至らず。 演奏としては41番の方が変化に富んで面白い。 僕としては、もっと変態的な演奏を期待していたのだが、意外にまっとうだ。 40,41番は味わい深さでソニー・クラシカルのクーベリック盤には敵わない。
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1 people agree with this review 2009/09/23
表面上はさらさらと流れてゆくのだが、なんという味わい深さ。基本的なテンポは速く、リズムが冴え渡り、響きは生命感に溢れている。シューリヒトは新即物主義とへロマンを融合させており深い感銘を受けた。
1 people agree with this review
4 people agree with this review 2009/09/18
音がデッドで響きが硬いのが残念だが、演奏は良い。前へ前へと進む疾走感はシューリヒトの持ち味だが、老木からも毎年芽が出て花が咲き、若葉は風で爽やかに揺れている様な印象を受ける。シューリヒト特有の感触が聴くものを魅了する。疾走感は抜きん出ているが、味わい深さも同時に持ち合わせる。このたりがシューリヒトの魅力。
3 people agree with this review 2009/09/15
評価が難しいDISKだ。軽快で鮮明で新鮮な演奏とるか、「合唱」がこんなに軽々しく演奏されて良いのか?ととるのか。少なくともフルトヴェングラーとは対極にある演奏だ。ただ、終楽章の「合唱」の部分は、気迫のこもった演奏と合唱で、評価できる。 これまでの彼が録音、指揮するベ−トーヴェンの交響曲は素晴らしいもので、全体としては高い評価をしている。
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3 people agree with this review 2009/08/28
音は悪いが、演奏はシューリヒトらしい名演だ。あからさまなアゴーギングをせず、基本的にはインテンポでさっそうとしていて爽やか。それでいて、味わい深さもなかなかのものだ。時にオーケストラの技量不足が露呈する部分もあるが、大きな問題とは思わない。
0 people agree with this review 2009/08/27
上手に弾けているが、例えば、ソナタの15番などは、晩年のイングリット・ヘブラーのものと比較すると、味わいという点ではどうしたって劣ってしまう。ロンドのイ短調も、ベルマンやバックハウスに比べずいぶん平坦な表現だ。年齢が年齢名だけに、今後に期待といった所か。
1 people agree with this review 2009/07/31
音楽する喜びにあふれている名演。 一番楽しそうに、音楽する喜びを表しているのは指揮者のクライバーで、見ていてすこぶる気持ちが良い。 録画、録音されたもので、クライバーがNGを出しているものがあるが、家族の了承を得るなどして、なんとか発売にならないものだろうか。 クライバーのレパートリーは非常に狭く、遂にバッハ、ブルックナー、マーラー、シベリウス、ショスタコーヴィッチ等は録音されませんでした。R.シュトラウスについては、オペラ「バラの騎士」は発売しましたが、録画した「英雄の生涯」本人の承諾が得られず未発売のままで、とても残念。
2 people agree with this review 2009/07/26
名演である事はもちろんだが、クライバーの指揮する姿のなんと優雅で、雅(みやび)な事か。その辺の所は、カラヤンでも敵わないような所がある。余裕こきまくりの指揮姿には惚れ惚れとする。
2 people agree with this review
4 people agree with this review 2009/07/24
これは、以前LDで発売されていたもを再編集してDVD発売されたもので、ちょっとガッカリした。 再編集で映像の順番が入れ替わっているが、それだけで違う題名をつけて新発売のように装うのはいかがなものか。 僕はチェリのファンなので再発売は歓迎するが、そうとは知らずに2度買いさせられた人はどう思うであろうか。 内容自体は良いものなので推薦できるが、LDとは字幕の訳がずいぶん違うのには面食らう。 まったく逆の訳になっている所さえある。 例えば、彼に教えをこいに来たヴァイオリニストの演奏にLDでは”それではイタリヤ風すぎる”の部分がDVDでは”イタリヤ風に演奏しなさい”となっており、どちらの訳が正しいのやら。 また、字幕の速度が速すぎて読みきれない所もあり気になった。 いずれにせよ、このドキュメンタリーは、チェリビダッケという人物がどのような人なのか知るのには絶好の映像作品だ。
2 people agree with this review 2009/07/23
噂にたがわぬいい演奏だ。 非常に安定した演奏でアゴーギングもほとんど無く、聴いていて安心できる。 しばらく廃盤になっていたので、再発売を歓迎する。 スロヴェニアPOとの1984年のラスト・レコーディング(スロヴェニアPO自主制作CD)の方もいい演奏だが、こちらは録音も良く聴きやすい。 これで1050円は激安。
0 people agree with this review 2009/07/20
素晴らしい名演だ。 まず、ポゴレリチのピアノの歌わせ方−特に弱音部でテンポを落として心を込めてじっくりと歌うさまには、惚れ惚れとしてしまう。 豪快な所豪快に、決め所を決め、実に効果的にかき鳴らす所など圧巻。 ”ため”を効かせながら、メリハリがきかせたはっきりとした演奏。
6 people agree with this review 2009/07/18
リストの協奏曲はこれが最善のベスト盤。 ベルマンのピアニズムは豪放でありながら、どこもかしこもよく歌っており、同時に細やかな表情は最善。 カラヤンとのチャイコフスキーは、ややオーケストラに重点が置かれた録音だが、ここでもベルマンのピアノは光っており、よく聴けば、その演奏の素晴らしさに耳を奪われるであろう。 いずれにしろ、普遍的と言ってもよい名演で、同曲のベストバイである。
6 people agree with this review
1 people agree with this review 2009/07/12
ベルマンとのリストのピアノ協奏曲は、この曲の決定盤。 大きく呼吸しながら、どこをとっても、どこもかしこも美しく歌うベルマンのピアニズムが素晴らしい。 これ以上のピアノソロは無理。 全てのピアニストは、この演奏の前にひれ伏すしかない。
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