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Review List of 一人のクラシックオールドファン 

Showing 1936 - 1950 of 2357 items

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     2009/10/07

    所謂本場物と言うわけでそれを前提に聴かざるを得ないです。結論としては本場の味を「是」とするなら受け入れられ他の指揮者による汎用演奏との違いをあれこれするわけです。有名曲だけサンプリングしますと第1番、第5番は北欧自然の厳しさ・冷たさというかその辺を感じさせるあたり・・さすがと思います。第2番はこういったニュアンスを伝えるべき曲想とは異なる点で同じようなベルグンドのアプローチはやヽ画一的に私などの素人には聴こえるようです。しかし各曲演奏での一面有無を言わせぬ説得性は全体として及ぶ処・・・すばらしいです。

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     2009/10/06

    この盤の収録内容とは少し異なり私は1962年録音のクナッパーブッシュのVPOとの交響曲第2番CDと1956年MPOとの共演交響曲第8番CDを聴いていることから本盤類いへの印象を申しますと例えばベートーヴェン交響曲についてライブ中心に様々な演奏録音がありマニアにとっては彼方のモノラル時代に浸って古物市で骨董を漁る感覚でチェックして行くという楽しみの機会を提供してくれそうな盤だということです。 各演奏は年代により彼の個性度合いが異なっていたりし結論として一つの対象曲でどれが良くどれが悪い・・・即ち要は好き嫌いといった評価に落ち着き先を見出すことになって行けそうな感じなのです・・・素晴らしい独断と偏見の世界ではありませんか。本盤に入っているバックハウスとの1954年収録のPC4番がHMVサイトに載っているDVDと同じ演奏なら両巨頭のカラミが聴けるわけでその貴重さも素晴らしく大切にしたいものです。

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     2009/10/06

    シューリヒトが1955年FSROを振ったライブ盤で全体に音色が高音域明るい感じがします。さて、ハイドンのロンドン交響曲は第1楽章スタートはゆったりとしており次の展開部も同じなのですが8分のタイムはマァマァ私にはギリギリの線です。特にこの曲の演奏では第2楽章の香しさは何とも言えません。シューリヒトは比較的テンポをいじくりながらトータル決して崩れずバランス良く納まったという印象(しかしやはり第1楽章は私には別のシューリヒトの面を見た思いです・・・これがこの演奏の名演根拠とも言われているのですが・・・)。ブラームス・ヴァイオリン協奏曲はシェリングを独奏者に迎えたものでこの盤が出るまではシェリングの同協奏曲では1958年モントゥー/LSOとの共演が彼の同協奏曲録音で一番古かった?のを更に遡る年代の録音盤となりました。演奏は初めの第1楽章オーケストラの前奏は意外とせっかちでシューリヒトらしさ満開、ヴァイオリンの方も私個人としては先述のモントゥー共演分が落ち着きを私にもたらしてくれそうです(タイム的には両盤比較では本盤第3楽章は1分程度長くなって本盤トータル40分強、モントゥー共演盤39分強と余り差はありません)。シューマン交響曲はやはりテンポの自在さが面白く聴け(タイム37分強と普通)結果論ではこれら収録曲中一番シューリヒトの造形味が味わえるものとなっているようです。

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     2009/10/06

    LP時代収録されたこのコンビによる様々な交響曲で、1975年収録したブルックナー第5番に続いてその翌年初め録音された第4番ですがこのケンペ/MPOコンビで更に曲数を増やして欲しかったものです。私もLPしか知りませんがCD化や以降の仕様改善で音質はベターとなっていると思います。演奏について先ずタイム的には通しで65分余、各楽章で特に過不足感はありません。出だしやや繊細な感じでスタート・・・やがて音量は増大し抵抗感ないテンポ設定でもケンペの造形感覚が窺がえるようです。決して派手なパーフォーマンスではないのですが管楽器の強奏・・・特に両端楽章・・・がMPOの音色にややとってつけた様な印象は拭えません。しかし私のこの曲に求める自然のスケール感はドイツオーケストラの質朴さが中間二楽章に微妙な先述のテンポ設定も通して聴き取れたようです。素晴らしい演奏かと思います。

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     2009/10/05

    この女流指揮者によるブルックナー交響曲初稿版シリーズの一つです。私などはハンブルグ・フィルというと昔カイルベルトあたりが指揮したブルックナーをよく聴いていたものですが・・・。さて、大曲第8番も改訂版とは趣きを異とするところ数多く、ある処では失意しある処では身を乗り出して聴くといつた姿勢が正直な感じでした。全体タイム的には82〜3分程度で他の聴き慣れた時間よりとにかく長い!特に第3楽章27分余初回は聴きなれない事に焦りました。第1楽章落ち着いた運びにクライマックスでのトレモロ的弦に管楽器が強奏で鳴らしきっているのですがその上昇音と下降音は勿論想定外で落ち着きもどこへやら・・・。こうした感想は初稿だから来る印象なのですがとにかくヤングという指揮者大した者です、先ずは優れた録音での本演奏交響曲を聴きこみたいと思います・・・当面OKランクで仮止めさせて下さい。

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     2009/10/05

    1960年収録のマーラー生誕100年、NYPO周年の位置付けプロジェクトであったと聞きます。バーンスタインは後年勿論録り直しはしていますがこの時期録ったマーラー交響曲全集は彼の原点の一つではあると思われことマーラーへの元々の想いがストレートに出ている演奏が多い様です。さて、本盤・・タイム的にはトータル約55分、このプロジェクトではミトロプーロスの跡をフォローしたイメージで演奏されておりこの全体マーラーとしては余り騒がない交響曲第1楽章・・よく歌っており終わりの方のホルンが印象的、続く楽章での弦の踊りニュアンスはバーンスタインの独特な感じ、第3楽章子供の角笛楽章では例の後半奈落に落ちていき底から明かりが見えてくる落ち着き表現と締めはティンパニーを交えた輝かしさと静かなハープ音の組み合わせは作品自体以上に対比させているようです。最終楽章は後年再録した様なBSではなく女声ソプラノのグリストが担当・・・よく健闘しているのですがもう一つ「喜び」めいたものが前面に出ればとも思いました。しかし指揮者バーンスタインのまだ40才代の後年ウィーン進出時代とは異なった情熱が込められた素晴らしい演奏かと思います。

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     2009/10/05

    1960年収録のマーラー生誕100年、NYPO周年の位置付けプロジェクトであったと聞きます。バーンスタインは後年勿論録り直しはしていますがこの時期録ったマーラー交響曲全集は彼の原点の一つではあると思われことマーラーへの元々の想いがストレートに出ている演奏が多い様です。さて、本盤・・タイム的にはトータル約55分、このプロジェクトではミトロプーロスの跡をフォローしたイメージで演奏されておりこの全体マーラーとしては余り騒がない交響曲第1楽章・・よく歌っており終わりの方のホルンが印象的、続く楽章での弦の踊りニュアンスはバーンスタインの独特な感じ、第3楽章子供の角笛楽章では例の後半奈落に落ちていき底から明かりが見えてくる落ち着き表現と締めはティンパニーを交えた輝かしさと静かなハープ音の組み合わせは作品自体以上に対比させているようです。最終楽章は後年再録した様なBSではなく女声ソプラノのグリストが担当・・・よく健闘しているのですがもう一つ「喜び」めいたものが前面に出ればとも思いました。しかし指揮者バーンスタインのまだ40才代の後年ウィーン進出時代とは異なった情熱が込められた素晴らしい演奏かと思います。

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     2009/10/04

    私にとっては懐かしいシューベルト/ワルターのカップリング額のLP時代ジャケットデザインが本盤でも採用されています。実は今述べたLPにピックアップを落してしまい少なからずの傷をつけ大事にしていたLPだけに丁度新車をコスッた時のような気分が続いたものです。さてワルター晩年の収録シューベルトは第5,9番がコロンビアSOで、第8番「未完成」はNYPOでこのコロンビアSOとのものは残っておりません。本盤「ザ・グレイト」はコロンビアSOとのコンビらしい音色で少し映画音楽っぽく聴こえる演奏でもあるのですがそれはそれで割り切って聴いてワルターの伝えたい処を汲み取ればよいのでしょう。タイム的には通して約52分で各楽章も平均とそんなに差はないと思います。第1楽章静かに円やかに気負うことなく・・・何かやってやろうとかいう魂胆は無くオーケストラの少し明るい音で進み締めもそんなに大層ではありません。続く楽章・・・ワルターの望郷の念、過ぎ去りし年月を反芻するようです。第3楽章縦線に少し揺らぎがあるものの引き締まった感じ、そして最終楽章実にキビキビしてかつはしゃがない・・・やがて長く引っ張って堂々のクライマックス・・・ワルターの音楽正にこれですね。難しさ・哲学的なこととは別の演奏で幸福感が味わえる演奏で最高です。

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     2009/10/04

    例の1958年のマタイ受難曲以降やはり頭角を現す頃の録音からしばらく経った1960年代後半に収録されたブランデンブルグ協奏曲・・・・例えば代表曲第5番はハープシコードをリヒター自身が受け持ち第1楽章から堂々の展開、後半のハープシコード独奏部分も実に力強いです。第2楽章も適度に余情をチラつかせまず健康そのものです。他の曲も含めてとにかくがっちりした安定的アンサンブルが素晴らしいですね。私はリヒターのブランデンブルグ協奏曲については一部の曲を収録した廉価本盤しか持っていませんが有無を言わせぬ演奏には長く親しんでおります。リヒターは54才で亡くなったのですがこのまま長生きして例えば他の演奏者の様に再録していたらどういう演奏に変化していったのでしょうか。とにかくこの頃の演奏はロマン性を塗しながらもしっかりした安定的なもので昨今のトレンド演奏とは一線を隔しております。

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     2009/10/03

    例の1958年のマタイ受難曲以降やはり頭角を現す頃の録音からしばらく経った1960年代後半に収録されたブランデンブルグ協奏曲・・・・例えば代表曲第5番はハープシコードをリヒター自身が受け持ち第1楽章から堂々の展開、後半のハープシコード独奏部分も実に力強いです。第2楽章も適度に余情をチラつかせまず健康そのものです。他の曲も含めてとにかくがっちりした安定的アンサンブルが素晴らしいですね。私はブランデンブルグ協奏曲については別盤で一部の曲しか持っていませんが有無を言わせぬ演奏には長く親しんでおります。リヒターは54才で亡くなったのですがこのまま長生きして例えば他の演奏者の様に再録していたらどういう演奏に変化していったのでしょうか。プラスα入っている協奏曲二曲もリヒターのロマン性を塗しながらもしっかりした安定的なもので昨今のトレンド演奏とは一線を隔しております。

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     2009/10/03

    1965年録音のヨッフム指揮BPOによるブルックナー交響曲第4番はこの時期にDGでバイエルン放響と分担して録ったシリーズ分の一つです。ユッフム自身この「ロマンチック」は以降年も含めて何回目かの収録なのですが本盤は奇を衒わずスケール感もある程度満足させ更に曲名を地で行くロマンチックな様相が魅力的です。先ずタイム的(トータル約64分)には特に特徴はありません、第1楽章遠くから息長く聴こえて来るホルン・・・テンポのゆらぎはやや見え透いてはいますが・・・中間部ゆったり感と静寂感・・・最後は鋼(ハガネ)的ではないBPOサウンドで決して叫ばない処が印象的。少し長めに余裕をもって進む第2楽章は深遠そのもの・・・この楽章も遠くを見る様な終わり方・・・スケールを感じます。管楽器が活躍する第3楽章も当たりはソフト・・・最終楽章出だしテンポは速め、ティンパニーなどでは厳しい様相を見せ最終クライマックスひしひしの静けさを経てその詰めの周到の良さには脱帽・・・最高です。このシリーズで第6番(1966年収録)も大変気に入っております。

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     2009/10/02

    フルトヴェングラーの指揮するブラームス交響曲で我々若い頃は第2番でBPOかVPO演奏盤は見つからず国内盤だとキングレコードが後年MZシリーズで出したLPO演奏盤(1948年録音)しかありませんでした、しかし彼のブラームスは是非聴いておくべきという意欲だけはあり私は米製ロンドン盤LPで聴いていました。多分今出ているCDも含めそう音質はレベルが低いというか満足出来るものではありません。第1楽章若干頼りなげにスタートしますが弦のメリハリはつけ内声部を詰め終わり近くは余韻をもたらせます・・・しかし何か燃え立つものは私には捉えられません、続く第2楽章はゆったり目に進み中間部管楽器の掛合い、扱いには面白い処もありましたが弦への渡しには「溜め」はありません。続く楽章は少しタイム的には平均タイムより長く7分前後・・・少し合奏での技術的な面、気がかりな点はあるのですが最後テンポをぐぅっと落としゆったり閉じます。最終楽章中間部ダラケル印象を持ちつつも最後堂々とクライマックスへ。しかし全体どこか流れが整い過ぎている印象も・・・フルトヴェングラーらしくない面が感じられました。今では1945年VPO盤、1952年BPO盤があるようで演奏もそれなりのものなのかもしれませんがやはりこのLPO盤は唯一の商用録音分としてOKランクは確保したいですね。ブルックナーの付録はやや中途半端なのでは?

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     2009/10/02

    フルトヴェングラーの指揮するブラームス交響曲で我々若い頃は第2番でBPOかVPO演奏盤は見つからず国内盤だとキングレコードが後年MZシリーズで出したLPO演奏盤(1948年録音)しかありませんでした、しかし彼のブラームスは是非聴いておくべきという意欲だけはあり私は米製ロンドン盤LPで聴いていました。多分今出ているCDも含めそう音質はレベルが低いというか満足出来るものではありません。第1楽章若干頼りなげにスタートしますが弦のメリハリはつけ内声部を詰め終わり近くは余韻をもたらせます・・・しかし何か燃え立つものは私には捉えられません、続く第2楽章はゆったり目に進み中間部管楽器の掛合い、扱いには面白い処もありましたが弦への渡しには「溜め」はありません。続く楽章は少しタイム的には平均タイムより長く7分前後・・・少し合奏での技術的な面、気がかりな点はあるのですが最後テンポをぐぅっと落としゆったり閉じます。最終楽章中間部ダラケル印象を持ちつつも最後堂々とクライマックスへ。しかし全体どこか流れが整い過ぎている印象も・・・フルトヴェングラーらしくない面が感じられました。今では1945年VPO盤、1952年BPO盤があるようで演奏もそれなりのものなのかもしれませんがやはりこのLPO盤は唯一の商用録音分としてOKランクは確保したいですね。

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     2009/10/02

    フルトヴェングラーの指揮するブラームス交響曲で我々若い頃は第2番でBPOかVPO演奏盤は見つからず国内盤だとキングレコードが後年MZシリーズで出したLPO演奏盤(1948年録音)しかありませんでした、しかし彼のブラームスは是非聴いておくべきという意欲だけはあり私は米製ロンドン盤LPで聴いていました。多分今出ているCDも含めそう音質はレベルが低いというか満足出来るものではありません。第1楽章若干頼りなげにスタートしますが弦のメリハリはつけ内声部を詰め終わり近くは余韻をもたらせます・・・しかし何か燃え立つものは私には捉えられません、続く第2楽章はゆったり目に進み中間部管楽器の掛合い、扱いには面白い処もありましたが弦への渡しには「溜め」はありません。続く楽章は少しタイム的には平均タイムより長く7分前後・・・少し合奏での技術的な面、気がかりな点はあるのですが最後テンポをぐぅっと落としゆったり閉じます。最終楽章中間部ダラケル印象を持ちつつも最後堂々とクライマックスへ。しかし全体どこか流れが整い過ぎている印象も・・・フルトヴェングラーらしくない面が感じられました。今では1945年VPO盤、1952年BPO盤があるようで演奏もそれなりのものなのかもしれませんがやはりこのLPO盤は唯一の商用録音分として(「未完成」は聴いておりませんが)OKランクは確保したいですね。

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     2009/10/02

    ワルターのこのモーツアルト後期交響曲収録(1958年以降1960年頃まで?)は1953〜1956年モノラルでのNYPO、コロンビアSO(このコロンビアSOは本盤ステレオ盤演奏のコロンビアSOとは構成が違うらしいです・・)と同様かけがえなく思われます。本盤収録曲である瑞々しさが滴る中でも官能的に演奏された第36番「リンツ」とテンポをゆったりとった品格ある白鳥インフォニー第39番とは好対照を成し全体にコロンビアSOの響きの限界はあるものヽ「しっかり演奏する」旨のワルターの方向性が貫かれ最近他の演奏盤では聴かれないドッシリ感も最高ですね。

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