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Review List of レインボー 

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     2015/09/28

    ジョナサン・カーネイ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、ロナン・オーラのピアノで録音されたこのCDは、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番、第23番を収録した物です。
    指揮者はアメリカ出身のヴァイオニスト、ピアニストはイギリス出身で、共に本盤を含むRPOの自主製作盤で様々なレパートリーを残しています。
    ヴァイオニストとしてハチャメチャな四季等面白い録音を残しているカーネイもここでは、終始伴奏に回っています。
    オーラのピアノは速い楽章より遅い楽章のほうがあっているように思います。
    星の数程音源がある中からわざわざ選び出す程の演奏ではないですが、値段は安いのでマルチバイのお供にでもどうでしょうか。

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     2015/09/27

    近年盛んになっている吹奏楽の入門盤と言えるようなCDです。
    良くも悪くもつまみ食い要素の多い吹奏楽、現在もクラシックからの編曲物に一定の需要がありこの盤の2枚目は全て編曲物、また一枚目は近年増えて来たオリジナル物という構成になっています。
    収録音源の大半は既出のCD音源から切り張りされた物で、陸上自衛隊中央音楽隊と東京佼成ウインド・オーケストラによる確かな演奏ですが、この中で注目なのが、一枚目の大半を演奏している、山本正人指揮、東京芸術大学卒業生による大吹奏楽団による演奏です。
    これは1980年代始めに録音された物で、名前から分かるように臨時編成の団体ですが、当時の在京トップオケや各大学の教授等、演奏メンバーを見た事がありますが、錚々たる顔ぶれ。
    演奏も技術では昨今のアマの方が綺麗でしょうが、独特の味と勢いがありおすすめ。
    また音楽物語『パンの笛』(クレイジンガー)は録音も少なく、またナレーションも入る吹奏楽曲として珍しい曲で、貴重な収録となっています。

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     2015/09/26

    この盤で演奏しているロナン・オホラ(オーラ)は、イギリスのピアニストで、演奏会はもちろん、音楽大学で教えている人物なのだとか。
    日本にも来日の経験があるようで検索をかけると演奏会情報がヒットする。
    オホラの音盤のほとんどはRPOの自主製作(ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション)シリーズによるがそこでは古典派から20世紀初期あたりまで様々な曲を弾いている。
    オホラのピアノはいかなるときも、優しいタッチで、明朗で暖かみのある音楽だが、特にこのCDに収録されたモーツァルトは、彼の芸風とあっているように思い、どれも好演だと思います。
    収録曲は星の数程音源が出回っている物ばかりですが、有名な録音にも引けを取らない良質なCDだと思います。

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     2015/09/24

    リボル・ペシェク指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音されたチェコ管弦楽曲集です。
    スメタナやドヴォルザーク、フチークと言ったよく名前の知られた作曲家のややマイナーな曲を中心に選曲した内容となっています。
    チェコ出身で、チェコ音楽を得意とするペシェクだけあって、イギリスのオケからイギリスの良いところ、チェコの良いところを引き出した好演奏だと思います。
    尚、モルダウはペシェクとリヴァプール・フィルが前年に同じEMIに録音したアルバムからの転用のようです。

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     2015/09/22

    「私の父の土地」というタイトルの通り、イギリスのウェールズ地方の民謡やイギリスでよく知られた行進曲、映画音楽、賛歌等を集めたCDです。
    演奏は近衛軍楽隊の1つ、ウェリッシュ・ガーズ軍楽隊。
    指揮者の記載はなく正確な録音年は不明ですが録音の感じや使用譜、さらに演奏内容から1970〜1980年代頃にかけて録音された物ではないかと思われます。
    演奏はなかなか良いですね。
    行進曲ではスタンダードな演奏ながらもメリハリが効いていて良いですし、旧帝政ロシア時代の国歌(チャイコフスキーの1812年などに出てくるアレ)のように息の長い旋律でも綺麗に吹いています。
    解説書には曲目だけで解説はなし。
    音質は特に問題なく聴ける水準だと思います。

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     2015/09/20

    英国のミリタリー・イベントの一つ、Beating Retreatの音楽を集めたCD。
    本盤はその2002年度盤。
    演奏は、近衛師団の軍楽隊の合同演奏による、イギリス王立近衛師団合同軍楽隊の演奏、指揮者は、当時アイリッシュ・ガーズの楽長だった、アンドリュー・チャトバーン少佐、ブルース&ロイヤルズの楽長であったダグラス・ロバートソン大尉。
    但し、個別の担当曲は不明です。
    この他に王立ファンファーレ隊や近衛師団鼓笛隊、バグパイプ隊等が参加しています。
    イベント自体は野外で行われますが、このCDはスタジオ録音された物で、行進曲を中心に映画音楽や伝統的民謡等、イギリスで親しまれている曲を中心に集められています。
    演奏は重心低めの伝統的イギリス軍楽と言った感じでなかなか楽しめます。
    その上、大人数での演奏なので迫力のある見事なサウンドも聴き所。
    このレーベルの録音は比較的硬め、残響少なめと言ったサウンドが特徴なのですが、この盤は、残響もホールを意識したかのように豊かであり、音質もよく、迫力のある録音になっています。

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     2015/09/18

    ジャック・オッフェンバックの1幕物のオペレッタ3作品を集めたCDです。
    収録されているのは『ポム・ダピ』『シェフルリ氏は在宅』『市場の女将たち』の3作品。
    いずれも録音は珍しく、このCD以外に一つ、二つあるかないかといった物でフランス語によるオリジナル歌唱盤は現在、共にこれのみのはず。
    全曲、マニュエル・ロザンタール指揮、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、フランス圏のオケらしいカラりとした明るいサウンドが特徴だが、ロザンタールの演奏はややリズム感に欠ける演奏で、リズムが命のオッフェンバックでは痛い所だろうか。
    歌手はメスプレを始めとした当時のスター級が揃っており、スタジオ録音ならではの配役だろう。
    この盤は2009年の発売で、旧盤は1997年に発売されているが再発売に当たって特段音質も改善されたわけではなく(ちょうどCD初期のデジタル録音なので人工的な録音)、またケースが通常のCDと同じ厚みになった代わりに旧盤にあった台詞集が解説書からバッサリとカットされているので、旧盤をお持ちの方は買い直す必要はあまりないと思う。

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     2015/09/17

    ユリウス・フチークの行進曲を集めたCDだ。
    ジークモンド・ザイドル指揮、オーストリア連邦陸軍ケルンテン軍楽隊の演奏で収録された物だ。
    フチークと言えば『剣士の入場』『フローレンティナー』の2曲が飛び抜けて有名だが、このCDを聴けば様々なスタイル、マイナーを使った陰のあるメロディー等々、フチークという作曲家がいかに一流でメロディーメーカーであるかが分かる。
    勿論演奏はすばらしく、その力強く元気いっぱいといういかにも軍楽隊的な演奏は曲にあっていて見事だ。
    勿論、ただ力任せというだけではなく、細かい所にも手の入った、一本筋の通った入魂の演奏と言った方がよいかもしれない。
    全曲、打楽器などを中心に手が入った他人が編曲した楽譜を使っているが、比較的オリジナルの雰囲気を残したアレンジで違和感なく聴ける。
    録音も良好。
    お勧めの一枚である。

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     2015/09/13

    ツィーラー財団とプレイサーが発売しているツィーラー・エディションの6枚目のCD。
    その名の通りオーストリアの作曲家、ツィーラーの作品を集めた内容となっている。
    ハンス・シャーデンバウアー指揮、ウィーン親衛大隊軍楽隊の演奏で収録。
    第3巻と同じ演奏者だが、この巻は行進曲集ではなく、行進曲を中心にポルカやカドリーユ、ワルツ等を収録した物。
    吹奏楽編成での演奏であり、柔らかく温かいサウンドが出た、オーストリアの吹奏楽団らしい演奏が特徴。
    軍楽隊の指揮者でもあったツィーラーの顔が見れる一枚である。
    録音は良好。

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     2015/09/08

    このCDはスウェーデン陸軍の行進曲を集めたCDです。
    演奏は、スウェーデン王立陸軍中央軍楽隊、指揮者はトルゲニー・ハンソン、ウルフ・ジーグドソン、ハリー・セレクレフ、ジョニー・ラデン、マッテス・ヨハーゲン、インゲマル・ベルグの6名が振っています。
    1982〜1992年にかけて録音された物。
    スウェーデンの陸軍行進曲は、自国の作曲家の作品の他、ドイツの行進曲を輸入した物も多く、このCDでもフリードマン、タイケ等々の輸入行進曲が聴けます。
    中には本国ドイツで忘れられた作品もあり、貴重でしょう。
    演奏は全体的に端正でガッチリした音楽という点では同じですが、指揮者毎に同団体でも違う事が良く分かる一枚でしょう。
    個人的に、ラデンの指揮の曲が好みでした。
    解説書は一曲ごとに詳細な解説が載っておりこれも資料として価値が高いでしょう。
    音質は録音年がバラけているためか、多少の差がありますが、まぁ聴きにくいという事はないと思います。

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     2015/09/04

    ヨハン・シュトラウスと同時代に生きたライト・ミュージックの作曲家の作品を集めたCDの第2弾である。
    演奏は1集と同じ、ジョン・ジョージアディスの指揮、チェコ室内パルドゥビチェ・フィルハーモニー管弦楽団による物。
    英国シュトラウス協会のメンバーであり、シュトラウスを得意とするジョージアディスだけあり、演奏はなかなかの物。
    そして、1集を超える程、マニアックな選曲が嬉しい。
    ドナウ河のさざ波でお馴染みの、イヴァノヴィッチからは、ギャロップ、マーチ、マズルカとワルツ以外の作品が収録されているし、ローサスは彼の代表曲『波濤を越えて』以外の曲が収録されたというのは快挙だ。(ちなみに本盤に収録された愛の夢は美しいメロディーをもっているが、あるメロディーがスケーター・ワルツによく似ている)
    全く無名のフェトラスの作品やフチークの『真夜中に』やシュランメル『ウィーンは一つ』、リンケ『ベルリンの風』序曲等、隠れた名曲が揃っている。
    是非とも1集と合わせて聴いて欲しい。
    録音について、特に不満なく聴ける音質であると思う。

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     2015/09/03

    ネーメ・ヤルヴィの新譜で、ユリウス・フチークの作品を集めたCDです。
    フチークは軍楽隊の隊長を務め、オーケストラでも活躍した人で、その経歴からか、彼の作品集は吹奏楽の物が多いですが、この盤はオーケストラによる演奏です。
    フチークのオーケストラ作品集は今までノイマンが残した新旧の優れた演奏位しか音源がありませんでしたがここにきて新録音されたヤルヴィの演奏もなかなか素晴らしいです!
    アレグロ等で聴けるヤルヴィ独自の生き生きとしたリズム、華やかな金管、ダイナミックで豪快な音楽、フチークの音楽と見事にマッチしています。
    個人的に収録曲はフチークの作品の中でもわりと知られているほうだと思うのですが、やはり一般的なクラシックファンにはあまり知名度ないのでしょうかね。
    『冬の嵐』『ドナウ川の伝説』『小さいバレリーナ』と言ったワルツは、シュトラウスの有名な作品にも肩を張れる、素晴らしいメロディーだと思いますし、『ヘルツェゴビナ』のようにマイナー系の日本人好みな作品もあります。
    このCDはSACDハイブリッド仕様で、CD層で聴きましたが、それでも十分迫力のある録音でした。

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     2015/09/01

    今までマルコポーロ・レーベルは、シュトラウス・ファミリーを含むウィーン音楽の作品を積極的に紹介してきましたが、ここで新しい一枚が登場しました。
    ヨハン・シュトラウスと同時代に活躍した作曲家の、ワルツ、ポルカ、マーチ、ギャロップ等を集めたCDです。
    作曲者はいわゆる一発屋的に知られている人から、全くの無名の人、わりと名前が知られている人まで様々。
    ただ、ここに収録された曲は知られていないのが勿体ないという程の作品ばかり。
    例えばイヴァノヴィッチやフェトラスのワルツ、ヨハンの有名なワルツにも肩を張れる名品。
    演奏は、ジョン・ジョージアディスの指揮、チェコ室内パルドゥビチェ・フィルハーモニー管弦楽団による物です。
    このオケ、ナクソスに既に何枚かアルバムを吹き込んでいるようですが、私はこのオケを聴くのは初めて、正直どうかなと思っていましたけど、ジョージアディスのタクトの下、なかなかの好演を聴かせてくれています。
    この演奏でなければ、作品の良さが分からなかったでしょう。
    録音は、ナクソス品質、安心して聴けます。
    ウィーン・ライト・ミュージックファンにお勧め!

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     2015/08/29

    カールマンの喜歌劇『かわいいオランダ娘』の全曲盤である。
    マックス・シェーンヘルの指揮、ウィーン大放送管弦楽団の演奏で収録された物で、恐らくは1950年代頃に録音された物と思われる。
    この作品はカールマンの作品の中でも珍しい作品で、全曲盤もこのCDか他にあるならあと1つか2つぐらいだろうという大変貴重な物。
    ウィーン音楽の権威、シェーンヘル博士による演奏は、作品を知る分には問題ない演奏。
    しかし、録音年が古いので、音質面ではやや難ありと言った所でしょうか。
    余白が出来ると何かボーナスを入れてくれるのがこのガラ・レーベルの良い所ですが、このCDにも戦前に録音されたカールマンのアリアや二重奏を収めた物がついています。
    大半はアコースティック時代の物であくまでオマケと言った所ですが、何と一曲だけとはいえカールマンの自作自演があったりするので資料的価値は高いでしょうか。
    こちらも音質は今一つと言った所です。

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     2015/08/25

    ヨハン・シュトラウス2世の作品を集めたCDでウィーンからサンクトペテルブルクへという副題がついています。
    ヨハンは、時折サンクトペテルブルクを訪れ、演奏会を開いていましたが、当然ヨハンの作品の中にはサンクトペテルブルクに由来する作品がいくつかあり、このCDはそれら珍しい作品がいくつか収録されています。
    スタニスラフ・ゴルコヴェンコ指揮、サンクトペテルブルク放送交響楽団の演奏で録音、演奏された物で、演奏はなかなか立派。
    下手すぎず、上手すぎずのローカルなロシア・オケらしいサウンド、演奏が面白いです。
    原盤はジョージアのレーベルMAZUR MEDIAで、マイクをいっぱい立てたのか、各楽器の音が鮮明にきこえる独特な録音です。
    ある意味不自然な録音であるので評価が分かれそうですが…

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