TOP > My page > Review List of レインボー

Review List of レインボー 

Showing 2341 - 2355 of 4927 items

%%header%%

%%message%%

  • 0 people agree with this review
     2016/04/18

    フェドセーエフ&モスクワ放送交響楽団が来日した時に演奏したレズギンカを聴いて、そのハジケた演奏に魅力され、フェドセーエフのレズギンカのCDを探したが意外にない!
    そんな中見つけたのがこの盤で、2003年にハチャトゥリアン生誕100年を記念して行われたモスクワでのコンサートのライブ盤。
    チャイコフスキー交響楽団の演奏だがこれはモスクワ放送響が改名したのだから同一オケの演奏だ。
    私の目当てであったレズギンカは、歳をとったためかテンポがゆっくりとなったが解釈や打楽器の印象に残る強烈な打撃音は変わらずで、面白く聴けた。
    アラベラ・シュタインバッハーをソロにしたヴァイオリン協奏曲は、意外と洗練された響きでオケ、ソロともに推進力があり、隠れた名演だろう。
    仮面舞踏会は1990年に録音されており、ビクターとメロディア共同制作で録音された組曲『仮面舞踏会』の録音からの転用の可能性が高いが、このコンビの全盛期の演奏だけあり、こちらもパンチの効いた音楽で、テンポを大きくゆらした個性的な演奏だ。
    音質も悪くない。
    ハチャトゥリアンが好きな人ならもっておいて損はないと思う。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2016/04/16

    ルコックの喜歌劇『アンゴー夫人の娘』全曲盤。
    セザーレ・ガリーノ指揮、トリノRAI交響楽団&合唱団、歌はリナ・パリューギ、ジオヴァーニ・ガッゼラ、トマーゾ・ソレイ、ジュゼッピーナ・サルヴィと、当時の名花パリューギ以外は有名な人はおらず、またパリューギ以外は役名の記載がない他、その他にも名前の記載がない歌手がいる。
    この喜歌劇の数少ない録音の1つだが、演奏はごくごく普通で、取り立てておすすめという程でもない。
    1952年録音で、音質は年代を考えればまずまずだが、時折傷もある。
    ヒストリカル録音に慣れている人向きだろう。
    ボーナスとしてパリューギが戦前に録音したイタリア・オペラのアリアの録音が収録されている。
    これもトリノRAI交響楽団の伴奏であくまでボーナスと言った所。
    音質もバラつきが多い。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2016/04/14

    レハールと同世代でレハールのライバルでもあった、オスカー・シュトラウス。
    彼は『ワルツの夢』に代表されるようにオペレッタで有名で録音も大半がオペレッタですが、この盤はO.シュトラウスの書いた管弦楽曲を集めた非常に珍しいCDです。
    演奏会に書かれた作品からオペレッタの中で演奏される曲まで様々ですが、オペレッタで聴けるこの作曲家らしい甘美な音楽というのはどの曲も共通しています。
    演奏は、アルフレッド・ヴァルター指揮、ブダペスト・シュトラウス交響楽団、ヴェロニカ・キンチェシュ(ソプラノ)
    ヴァルターはマルコポーロにウィンナ・ミュージックの音楽を大量に録音していましたが、そこではスロヴァキア国立フィルを振っていました。
    一方このCDではブダペスト・シュトラウス交響楽団と一見あまり見ない珍しい団体ですが、スロヴァキアのオケより音楽にメリハリがついており、なかなか良いと思いました。
    録音は1993年、音質はナクソス品質なので、問題ありません。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/04/12

    かつてヨーロッパ随一の軍楽隊といわれた、フランスのギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊の最新盤の1つ。
    フランスを中心とした行進曲を集めた内容。
    ギャルドの行進曲集は1998年頃にD.ギャブルの指揮で録音されたアルバム以来久々となる物で、この盤は第一次世界大戦から丁度100年を迎えた2014年に録音された物で、同大戦中に連合国側で演奏された楽曲を収録した物です。
    収録曲には定番曲もありますが、どちらかというとわりと珍しいマニアックな曲がたくさんあり、ガシア『ベルギー義勇兵団行進曲』ポピィ『夜の行進曲』等、なかなか耳にできない作品が沢山収録されています。
    その中でもギャルドの元楽長、ギヨーム・バレイの『勝利の行進』は、作品自体録音が珍しいですし、また本家の演奏という意味でも貴重です。
    アントワーヌ・ランガーニュ少佐の指揮で演奏されていて、音は完全にインターナショナルなサウンドになってしまいましたが、その明るくカラリとしたサウンドに、流暢に進む演奏は、特段の名演はないですが、悪くはないと思います。
    録音・音質は良好。
    ケースはデジパック仕様です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/04/11

    スッペの喜歌劇『美しきガラテア』の全曲盤。
    『軽騎兵』『詩人と農夫』に次ぐスッペの代表曲だが、前二つが序曲を除けば完全に忘れられ全曲盤がないのに対して、美しきガラテアは昔から時々録音され、スッペの喜歌劇では最も全曲盤の多い作品となっている。
    この盤は2005年11月に録音された現時点では最も新しい全曲録音で、ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシスの演奏で収録されている。
    合唱はコアーヴェルク・ルールである。
    演奏団体からも分かる通り、モダン楽器ではなくピリオド楽器での演奏で、そういう意味ではミンコフスキのオッフェンバックに通ずる演奏で、スリムなサウンドと丁寧に演奏されているのはよく分かるのだが、イマイチキレが良くない。
    歌手と合唱陣はまぁまぁ。
    個人的にはアイヒホルン盤がこの作品のベストだと思っており、この盤は総合的にはまあまあと言った所です。
    音は綺麗ですが、録音はもう少し良ければと思いました。
    但し、数少ない現役盤の1つですし、解説書には全セリフが載っていたりするので、作品を知る分には問題ないでしょう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/04/09

    皇太子殿下ご成婚を記念して日本クラウンが発売したCDで、当時作曲されたばかりの『新・祝典行進曲』の他、戦前の作曲家の筆による皇室関連の吹奏楽曲を中心に集めた内容のCD。
    演奏は海上自衛隊東京音楽隊、指揮者は当時の隊長、谷村政次郎2等海佐。
    1993年4月8〜9日の録音。
    戦前の行進曲の数々を蘇演、録音していた谷村隊長らしい選曲であり、大半の作品は今もってこの盤以外に音源はないという非常に貴重な物。
    また解説書もなかなか詳しい。
    また演奏もなかなかの好演で、ホールで録音されているのと、当時の日本クラウンの録音、音質の良さもあり、内容、品質ともに高水準のおすすめの出来る一枚。
    この頃の吹奏楽CDはこういう面白いCDが各社から出ていて良き時代であった。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/04/07

    イギリス近衛歩兵軍楽隊の一つ、グレナディア・ガーズ連隊軍楽隊の演奏で、1942年から1960年まで楽長を勤めたフレデリック・J・ハリス中佐時代の録音から名演を集めた内容です。
    この頃の同軍楽隊は、現在の吹奏楽の主流である横のノリよりも、軍楽隊らしい縦のラインを強調させた演奏で、各演奏者も粒揃い、最初から最後まで熱い音楽が繰り広げられていきます。
    軽騎兵やアイーダ等聴きどころが沢山ですが、何といってもボギー大佐の名演は見事です。
    『スピリット・オブ・ページェントリー』『吹奏楽のための組曲第1番』『ウィー・マグレガー・ハイランド・パトロール』は以前にもCDで復刻されていますが、その他の音源は今回が初CD化でしょう。
    1956年の録音とありますが、デッカの録音なので多少の古さはあるも、目の前で演奏が繰り広げられているような鮮明な音で、十分今でも通用する録音です。
    おすすめ。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 3 people agree with this review
     2016/03/30

    ここ最近立て続けに新譜を発売しているネーメ・ヤルヴィの最新盤。
    スイス・ロマンド管弦楽団とのフランス音楽シリーズで、19世紀に活躍したオペレッタの父こと、ジャック・オッフェンバックの作品からオペレッタの序曲や前奏曲、バレエ音楽を集めた内容のCDです。
    一時期オッフェンバック・ルネッサンスとかで毎年のようにアルバムが出ていた時期がありましたが、最近はすっかり落ち着き久々のオッフェンバックの管弦楽曲集です。
    序曲の大半はドイツ語上演の際に他人の手によって新たに書き起こされたされた版が使われています。
    オッフェンバック・ファンにはあまり珍しい内容ではありませんが、最後の『パリの生活』だけはアンタル・ドラティ編曲のわりと珍しい楽譜を使って演奏されています。
    オッフェンバックの演奏はなんといってもリズムが命!
    ヤルヴィの演奏、時には消化不良な所もありますが、アレグロでのグイグイとした推進力はやはりこの指揮者しか出来ない演奏。
    録音、音質は良好です。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/03/29

    1947年生まれのドイツの指揮者、ペーター・ファルクが、南西ドイツ・カイザースラウテルン放送交響楽団を振ったアルバムで、1995年から同オケのチーフ・コンダクターであったファルクが出演した演奏会から、よりすぐりの演奏を集めた編集盤です。
    1枚目はクラシック系の作品を集めた内容で、オペラとオペレッタの名作から序曲や劇中のアリア等を集めた内容となっています。
    非常にポピュラーな選曲ですが、どの曲も隅々までツボを心得た愉しい演奏です。
    『天国と地獄』や『チャルダーシュの女王』『パソドプレ』などはライブ効果もあり名演!
    2枚目は映画音楽やミュージカル等のナンバーを集めた内容で、こちらは歌物中心ですが、ファルクの好サポートの下、ノリの良い演奏が聴けます。
    数少ないオケナンバーでは『スターウォーズ』がかなりの名演でこれほど劇的な演奏もそうはないでしょう。
    録音は1995〜1999年にかけてであり、全曲ライブですが、音質などは良好です。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/03/28

    ブレダ国際音楽祭、これは簡単に言えばオランダの軍楽祭で、WWMが1990年代後半に出演する団体の演奏をスタジオでセッション録音して販売していた物です。
    出演団体はオランダの軍楽隊からは、ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊(指揮:W.シュリングス少佐)オランダ王立陸軍騎馬連隊軍楽隊(指揮:T.ベークマン大尉)オランダ王立陸軍軍楽隊(指揮:P.ヤンセン少佐)オランダ王立海軍軍楽隊(指揮:M.ハメルス少佐)オランダ王立空軍軍楽隊(指揮:J.ポンマー少佐)が出演、またゲストとしてゲメルート・ヨットホルン金管バンド(指揮:R.ペッレ)レギオ・オルケストラ(指揮:A.ダン)イギリス王立空軍中央軍楽隊(指揮:R.ウィルキンソン中佐)ルーマニア陸軍中央軍楽隊(指揮C.コマン少佐)が出演しています。
    軍楽隊らしい行進曲からポピュラーナンバーまで色々とありますが、意外と上手く出来た選曲で最後まで聴き入ってしまいます。
    演奏はゲメルート・ヨットホルン金管バンドの演奏はちょっと上手くありませんが、その他のバンドはどれも安心して聴ける水準で、ルーマニア陸軍中央軍楽隊の演奏は独特なサウンドと民族舞曲での超絶技巧が聴き物です。
    スタジオでのセッション録音ですので、音質は良く、残響も適度にあり、吹奏楽CDでは良質な一枚でしょう。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/03/27

    このCDはいわゆるクラシック・マーチというオーケストラで演奏される行進曲を集めた内容となっている。
    一見すれば初心者向きのようなタイトル、ジャケットも安物ぽいデザイン、解説書もなく、更に音源も様々な物を集めた編集盤といった内容だが、中身は間違いなく通向き。
    ヘルベルト・ケーゲル指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の異色の迷演と名高い『威風堂々』で始まるこの盤、主にハンガリーのオケを中心にかつての東欧の演奏家の演奏によって収録されています。
    知名度は今一つかも知れませんが、アダム・フィッシャー指揮、ハンガリー国立管弦楽団の『スラヴ行進曲』を始めなかなか良い演奏が揃っています。
    また結構マニアックな曲が有名曲と並んで収録されていたりします。
    間違いなく通向きの一枚と言えます。
    全てADDとの事で、音がやや小さめに収録されていますが、大きな不満はなく聴けると思います。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2016/03/26

    ブルガリアのヴァシル・カザンジェフの指揮、ソフィア交響楽団の演奏で収録されたCDです。
    収録曲はクラシックの作品としては有名な作品ばかりですが、演奏が大変に素晴らしい。
    オーソドックスな演奏ですが、細部まで細かく表情がついており、特に遅めのテンポでモルダウ河の情景を描写した、雄大なモルダウの演奏は見事な物。
    一見すればクラシック初心者向きのような選曲ですが、通にもいける一枚だと思います。
    録音年は不明ですが、デジタル録音らしく音質は良いです。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 1 people agree with this review
     2016/03/23

    ノルウェーを代表する吹奏楽団の1つが、ノルウェー王立近衛兵軍楽隊、このバンドの創立150周年を記念して発売されたのがこのCDで、1枚目は過去に録音された音源から編集された物、2枚目が今回新たにレコーディングされた物です。
    指揮者はロルフ・アンデシェン、シェル・ハーゲン、ロルフ・ノッデルン、イーヴァル・アンドレーセン、シェル・マッティンセン、クリステル・ヨハンセン。
    収録内容はこのバンドの歴代隊長の作品や近衛兵バンドのために書かれた作品、ファンファーレや行進曲と言った曲が多く、ノルウェーの知られざる行進曲が大量に収録されており貴重です。
    また演奏も、一枚目は歴代隊長の元、快演が続きます。
    ソロ曲もありますがこれもなかなか楽しい物。
    2枚目はマッティンセン楽長の下、統制のとれた洗練された演奏が続きます。
    録音は古くは1966年から新しいので2005年と、バラバラで古いのはそれなりに古さを感じますが、十分聴けます。
    新しいのは勿論音質は良いです。
    CDケースはデジパック仕様。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • 0 people agree with this review
     2016/03/22

    ツィーラーはヨハン・シュトラウスの没後、その後継者としてウィーンの音楽会に君臨し、生前の人気は高く、舞曲は勿論、喜歌劇もヒットする等、人気の作曲家でしたが、没後急速に忘れられ、近年になるまで特定の作品を除けば知名度の低い作曲家でしたが、ツィーラー財団から発売されたこのツィーラー・エディションシリーズのおかげで知られざる作品を聴けるようになってきました。
    この盤はその第4弾で、ワルツやポルカ、喜歌劇の序曲を含む全16曲を収録しています。
    演奏はヘルベルト・モッグ指揮する、ミュンヘン放送管弦楽団。
    今までオケ物は、オリジナル・ツィーラー管弦楽団なる団体の演奏でしたが、この盤はバイエルンのオケでも有名なオケの演奏で、かつこの手の作品が得意分野という事あってか、メリハリがついた良い演奏です。
    録音年等の記載はないので正確な事は分かりませんが、DDDという事や、著作権表示が1999年となっている事からその頃ではないかと思います。
    綺麗に録音されており、問題ありません。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • 2 people agree with this review
     2016/03/19

    ラモン・ガンバとBBCフィルハーモニックとのコンビによる、ミクロス・ローザのオーケストラ作品集の第2弾がこのCDです。
    本盤には、独奏楽器を必要とする楽曲と管弦楽のための作品がそれぞれ2曲ずつ計、4曲収録されています。
    ガンバは前作でもそうでしたが、なかなか良い演奏をしています。
    渋い演奏ですが、曲も渋いので、これがまたなかなかマッチして様になっています。
    2人のソリストも不足ありません。
    解説書も英語ですが、結構詳しく書かれており、また録音も問題ありません。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 2341 - 2355 of 4927 items