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TOP > My page > Review List of 窓際平社員
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1 people agree with this review 2009/07/08
ジャック・ティボーという名前をきいて何の興味も湧かない人には向かない商品。 楽譜どおりの音価で、正しく弾かれなければならないと考える人にとっては、この演奏をきいても、怒りしか感じないだろう。 しかし、もし、自分の感じる正しさに疑念を持つ人、あるいは正しさというものに拘らない人にとっては、とても面白い演奏に聴こえるに違いない。 ティボーのヴァイオリンは、ひたすら聴衆に語りかけるヴァイオリンで、その語り口の小粋な感じが、たまらなく典雅な気分に浸らせてくれる。 時々音程がズレているように聴こえるが、ズレているのではなくて、ズラしているというのが、ティボーの老獪な芸。 技術的完成度の高さを競うのと引き換えに失われていった香気が、この録音では確かに息づいている。
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5 people agree with this review 2009/07/05
モーツァルトのピアノ協奏曲No.25は、古典派の枠組みから逸脱しようとするアルゲリッチと、枠組みを作ろうとするゴールドベルクの鬩ぎ合いが聴きもの。 ベートーヴェンのピアノ協奏曲No.1は、ワルベルクがアルゲリッチにピッタリと寄り添い、誰にも邪魔されないアルゲリッチの芸を堪能できる。
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0 people agree with this review 2009/07/04
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲2曲は、ややリッチのヴァイオリンが不安定ながら、アンセルメのサポートが緻密ですばらしい。 ピアノ協奏曲第3番のカッチェンは、指回りはいいのだけれど、解釈にあまりキレが感じられない。
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0 people agree with this review 2009/06/30
セヴシック門下のコーリッシュの現代音楽の紹介者としての側面に光を当てたアルバム。 最後にシューベルトの八重奏曲が入ってるけれど、コーリッシュの至芸を多面的に味わうには、ちょっと物足りない。 コーリッシュ四重奏団の演奏は、抑制のきいたボウイングにウィーン人ならではの古きよき味わいを感じるけれど、この響きで、もっと19世紀の作品もきいてみたかったなぁ。 現代音楽の紹介者としてのコーリッシュの仕事の偉大さは分かるので、それなりに意義のある復刻だけど・・・。
1 people agree with this review 2009/06/30
ピアニストとしてのバルトークの録音を集めたもの。 といっても、これらの音源が古くからよく知られていたもの。 スカルラッティやリストの作品では鬼人の様なピアニズムでなかなか聴き応えがある。 自作の歌曲伴奏も秀逸だけれど、伴奏がちょっと印象派風? コレクターズ・アイテムとしては、ちょっと物足りないけど、バルトークのピアノを味わうには、好適なアルバム。
フレデリック・ラモンドのピアノ演奏。 大言壮語といわれたその弾き方は、なんだかものすごいオールド・ファッションなんだけど、ピアニストがどこを強調して演奏したいのか、聴き所を解説してくれているようで面白い。 古きよき名人芸に拍手!
1 people agree with this review 2009/05/30
まだまだ元気だった頃のオグドンの壮絶な演奏。 リストのピアノ協奏曲2曲のテンションの高い演奏は、多少のミスタッチをも吹き飛ばしてしまうほどのもの。その場にいたら、もはやケチをツケルどころではなかろう。 余白に収められているリスト作品の演奏も火花を散らしたような凄まじさがある。
2 people agree with this review 2009/05/28
かなり独特のモーツァルト。左手が非常に雄弁なところがユニークといえばユニークか。 ホロヴィッツのやりたい放題のピアノにしっかりと合わせるジュリーニのサポートは、実に立派。
2 people agree with this review
1 people agree with this review 2009/05/28
いわゆる「普及版」という感じの演奏。 仕上がりとしては、中の下くらい。
スポールディングのヴァイオリンが、どこか懐かしい味わい。 ロイブナー&オーストリア交響楽団(ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の変名)の伴奏が、やや頼りないけど・・・。
第4番が異様な演奏。ロスバウトの指揮するベルリン・フィルハーモニーが精密な機械のような演奏を繰り広げ、シュナイダーハンが縮こまっている。 ライトナーと演奏した第5番の伸びやかさと比較すると、非常に面白い。
0 people agree with this review 2009/05/28
プーランクのピアノは、雑然としているようで、そのぶっきらぼうさが、逆にダンディなのだ。 サティの作品など、アルカイックな味わいを吹き飛ばし、ただただ音符と戯れるのみ! どてら姿のピアニズムなのだ。
本当にヴィンテージものだ。モーツァルテウム音楽院の院長先生はやっぱりすごかった! 今時の古楽器での演奏こそが「正しい」という人には、この「間違った」演奏は不要かもしれないが、このおっとりとした味わいがたまらない。 正しい正しくないという話は抜きにして、この芳醇なサウンドをじっくり味わいたい。
熱演というか、爆演というか、いやはやすごい演奏。 ヤンソンス親父がすごい人だったということを証明するにはうってつけ。
シフラとヴァンデルノートの演奏は、シフラ向きの曲にもかかわらず、ヴァンデルノート向きの曲ではないため、どこかよそよそしい感じになってしまったかも。何故ヴァンデルノートを起用したのか、理解に苦しむ。といっても、ヴァンデルノートが三流だとこき下ろしているわけではなく、適材適所ではないということ。 シルヴェストリと組んだコーガンは、シルヴェストリの煽るような伴奏を受けて、なかなか本気で弾いている。こちらはどこに出しても恥ずかしくない充実の演奏。
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