please enable JavaScript on this site.
Guest
Platinum Stage
Gold Stage
Bronze Stage
Regular Stage
Buy Books, CDs, DVDs, Blu-ray and Goods at HMV&BOOKS online
Advanced Search
TOP > My page > Review List of マンボウ
Next Page
Showing 1 - 15 of 77 items
%%header%%
%%message%%
0 people agree with this review 2022/04/08
カラヤンが日本で行った唯一の地方都市公演ツアーのひとつ、岡山市民会館でのもの。 演奏については他の方に任せるとして、驚いたのは録音! 昭和40年代のライヴなので音質が粗いのは仕方がないのたが、ベルリン・フィル独特の重厚さはもとより弦や木管の美しさ、そして金管の音色と咆哮の特性が、セッション録音の如くもしくはそれ以上に的確に捉えている録音に感じた。 ちょっと言い過ぎかもしれないが、本拠地フィルハーモニーのライヴ録音で聴かれるような素晴らしい音響を楽しめる気がする。 他の福岡や松山、札幌、そしてあの東京文化会館においての、同時期にこの楽団の演奏が収録されたもの全てを比較しても、この岡山市民会館の音響が抜群に優れている様に思う。 これがこのホールの特性なのか、それとも録音技師の技術の賜物なのか私にはわからない。 しかしこれまで膨大な量のカラヤンの録音を聴いてきた私にとって、久しぶりに且つ滅多にない興奮をおぼえた貴重なディスクとなったことは間違いない!
0 people agree with this review
Agree with this review
0 people agree with this review 2021/03/11
このチャイコ1番は「ホントに1962年の録音?」と耳を疑う程良い音!OIBPの効果もあるかもしれないが、おそらく以前ガレリアシリーズでラフマニノフの前奏曲とのカップリングで出ていた初期のCDも高音質だったように思う。 演奏は皆さんがおっしゃる通り超名演。リヒテルの強靭なタッチとカラヤンのスケールの大きい伴奏が、聴いててワクワクする。 ラフマニノフの2番はピアノが主役だということを圧倒的に主張している演奏。おそらくマイクの音量調節によるものだと思うが。後年カラヤンがワイセンベルクと共演した「ラフ2」のピアノをオケが包み込むような演奏とは好対照だ。
8 people agree with this review 2021/03/01
カラヤンとベルリンフィルの魅力が全て注ぎ込まれた超名演にして、故にこのコンビの最上のディスク! 合唱はいつも起用していたウィーン楽友協会ではなくベルリンドイツオペラだということからも、カラヤンのこの録音に対する意気込みが感じられる。 聴き始めたら最後まで聴かずにはいられなくなりかねないので、全曲(4時間強!)聴ける時間の余裕が無いと中々手をのばせない。…が、敢えて私がオススメする部分は前奏曲と第一幕の後半。前奏曲は本当に絶品で、14分があっという間に過ぎる様に感じる。 とにかく波の満ち引きの様に、pppからfffまでのダイナミクスをなめらかで美しく変化させるベルリンフィルの見事な技術に脱帽!最敬礼!! 過去のバイロイトでクナッパーツブッシュを始め数々の巨匠が演奏し、その他の歌劇場などでもこれまで何度もライヴ上演されて来ているが、演奏とデジタル録音の技術、そしてカラヤンの卓越した棒さばきが結集したこのディスクこそがパルジファルの頂点に立つものであると確信して止まない。
8 people agree with this review
1 people agree with this review 2021/02/27
このベームのブラ2は、学生の頃ドイツグラモフォンの国内廉価盤LPで持っていてよく聴いていた。ハキハキした爽やかな印象が全曲にわたって感じられる秀演だと私は思う。 打って変わってレーガーは少し重めの進行でフルヴェン時代からまだ抜け切れてない、当時のベルリンフィルらしい響きだ。しかも双方モノラルとはいえ良好な音質でとても聴き易い。 レーガーの方は、私がこれも学生の頃FM放送をエアチェックしてカセットテープで聴いていたもの。 ブラームスのハイドン変奏曲を「変奏もの」入門編とするならば、レーガーは「応用編」だ。その教材としてこのベームの演奏はまさに模範的である。
1 people agree with this review
0 people agree with this review 2021/02/27
ケンプの素朴な演奏は、モーツァルトやシューベルトのピアノ曲で真価が発揮されると私は思う。 また1960年代半ば以降に多く録音されたDGのアルバムは、ほの暗くもさっぱりとした音色に聴こえてケンプ独特の響きに思える。 以前日本映画で北海道の寒めの朝に高校生が登校する場面で11番の1楽章冒頭の音楽が使われていたが、その雰囲気がこのケンプの演奏かと思わせる感覚だった気がすることを思い出した。ちょっとおかしな例えでよくわからなかったかもしれないが、肌寒くて明るくなりきってないけども爽やかな朝という雰囲気。それをモーツァルトの11番、そしてとりわけこのケンプの演奏で感じるのである。
ギレリスは重厚で猛々しいタッチのピアニストというような評価をされることが多い。 確かにこのベートーヴェンのソナタを聴くとそう感じるし、また作品に合っている。 「悲愴」などはもう少し素朴なケンプあたりの方がいいかもしれないが、スケールの大きい「悲愴」も悪くない。 「月光」の冒頭のアルペジオは冷たく澄んだ冬の夜の空に浮かぶ月を連想させる。ギレリスならではの表現だ。 そして最後の「熱情」こそがギレリスにピッタリな曲だと思う。3楽章のコーダは重戦車が疾走するような激しさがあり、そして唐突に終わる最後は「鋼鉄の手」とも表現されたギレリスらしい終わり方だ。 こういう力強いベートーヴェンが私は好きだ。
このセットを持っているわけではないのだが、この4枚目のドビュッシーアルバムを初出盤で買い愛聴し続けている。 ベルガマスク組曲と「ピアノのために」は学生の頃にFM放送をエアチェックしてカセットテープて何度も聴いていた。確か放送の方はライヴ音源だったと記憶している。 もちろんこのCDはセッション録音であり若干趣は違うが、基本的にはブーニンの解釈は変わらないと思う。 どちらの曲も今まで聴いてきたワイセンベルクやフランソワ、チッコリーニなどのフランス出身のピアニストとはひと味もふた味も違う面白い演奏だ。 特にベルガマスク組曲の1曲目は冒頭主題からしてゾクゾクする程魅力的だ。 「ピアノのために」は、最終曲が大のお気に入り。躍動感がたまらない! このドビュッシーは、フランスのピアニストを差し置いてブーニンが最高!
0 people agree with this review 2021/02/26
学生の頃、友人宅で初めて聴いたLPがこの「新世界」だった。当時ドイツグラモフォンの日本版LPとして「20MG・・」という番号の廉価版が大量に発売されていた。後にこの手のLPを沢山聴き続けることになるのだが、最初はこの「新世界」から始まった。 CDが主流の時代になってからはこの演奏もCDを買ってさらに聴き続けた。 他にも色々この曲の名盤を聴いてきたが、1番落ち着くのはやっぱりこのディスクだ。
ムターとカラヤン、ベルリンフィル。そしてデジタル録音。なんと艶っぽい演奏だろう。 ムターのヴァイオリンは音が分厚く、それでいてリリカルで煌びやかで、他のヴァイオリニストにはない独特の音色だ。バックのオケがまた迫力満点で攻めてくるから、スリリングなコンビとも言える気がする。 とにかく聴き応え抜群のブラームス!
1 people agree with this review 2021/02/26
カラヤンとウィーンフィルとのコンビで最高のディスク。 カラヤンはウィーンフィルはもとより、歌手やホールの響き(ムジークフェライン大ホール!)までもこれ以上ないほどの美しさで録音におさめる事に成功した。 こんな美しいバラの騎士は今後中々現れないだろう。
祝典前奏曲が気に入っている。 ディスクリリースされる数が少ないので、中々聴けない作品だ。 この演奏はLP時代から聴いており、他の演奏と聴き比べて最も聴き応えがある。
0 people agree with this review 2021/02/25
学生の頃(35年程前)にこの交響的舞曲をFM放送でエアチェックして聴いていた。その後、他の方も言っておられたがアレコの間奏曲とヴァカリースがカップリングされた初出盤を買って以来永年愛聴している。 最初上記ラジオで聴いた時の印象は、単純にカッコいいというものだった。 だが何年か経ち他の演奏と聴き比べたことにより、ただカッコいいだけではなくマゼールとベルリンフィルの卓越した技術と音楽性によって計算され尽くした上にこのようなとんでもない演奏が生まれるのだという、至極当たり前な事実に最近ようやく気付かされた。 しかしながら話が戻るが、やはりラフマニノフの音楽はやっぱりカッコ良くなければ聴き応えが無い。 その低俗的な、だけれど純粋な願望を、マゼールの演奏は十二分に叶えてくれるのである。
クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団。 フランス音楽の黄金コンビ! 特に「クープランの墓」は他に代えられない最高の演奏。エスプリの極み!!
バーンスタインの独壇場! コープランドの作品中屈指の難解さとも言われるアパラチアの春を、さも容易く楽しみながら演奏しているように聞こえる。 ロスフィルの上手さに脱帽! サンフランシスコでのライヴとのことだが、この会場の音響も相まってアメリカの底抜けの明るさが見事に表されている。キャンディード序曲も同様。自作自演ということもあり、この2曲に関してこれ以上の名演は今後生まれない様な気がする。
流麗の極み、洗練され尽くしたモーツァルトである。 特に「ハフナー」は超快速で駆け抜ける。 「ジュピター」の美しさは、このディスクの右に出るものはないだろう。 カラヤン黄金時代のモーツァルト!
Back to Top