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Review List of robin 

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     2024/08/12

    LPにはイタリアのリハの様子がついていた。そのリハでの演奏が素晴らしかったがライヴ演奏ではリハで聴けた素晴らしい響きがかなり失われている。残念ながら引き締まった緊張感ある音が出ておらず残念である。リハ通りならトスカニーニに迫る名演だったかもしれない。モーツアルトは優雅な優しさに欠けアタックに癖の強さが出てセレナードというイメージと遠い。しかし、響き自体はいつもの心の響きである。

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     2024/08/12

    この演奏からは北欧の自然を思い浮かべるのは難しい。フィンランドの風景とは遠い雰囲気の演奏でアメリカのグランドキャニオンのような風景でしかなく、指揮者の体臭が出た演奏。やはり、バーンスタインは根っからのアメリカ人で、欧州へ行ってからも自が出た演奏が多い。

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     2024/08/11

    フィリップス録音のモノラルと同じで、今は廃盤?私はDGセット品と輸入フィリップスCDで持っている。一般にはウィーンフィルとのステレオだろうが編成が大きくしかも重くて好きではない。このウィーン饗とのほうが好みで時間にしてちょうど1時間である。音も良く聴きやすい。私の好きなのは、初めの出だしとベネディクトゥスで、初めの旋律を聴いただけで涙が出そうになる。フォーレを好む人も多いが私はモーツアルトのほうに心打たれる。なんと哀しい音楽だろう、そして無名墓地に葬られたこの作曲家を想うと胸痛む。聴く人をそんな気持ちにさせる音楽だと思って聴いている。ベームの演奏も雰囲気豊かでこの作品に共感しているのが分かるほどである。

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     2024/08/11

    私はセルのことをオケの整理指揮者と思っているが、ここでも残念ながら潤いに欠け味わいがない。だいたい、セルの出す粘り気のない音にマーラーは合わないと思うが、、。

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     2024/08/11

    ピノックで持っている(あまり好きではない)、古楽器演奏でもピノックとホグウッドと大きな違いがあるのだか。

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     2024/08/11

    3種のベートーヴェンの協奏曲を聴いてうんざり、テルデックのソナタ全集もうんざり、どこがいいの、このピアニスト。底が見えてる。まあ、聴くこともあろうかと処分せずに持ってはいるが。或る邦人作曲家曰く、現代最高のベートーヴェン弾きだって、専門家の言うこと90%当てにならないことは経験済み。我々、素人音楽愛好家のほうがCDを聴く耳を持っていると自負していい。(知識と感覚は全く別のこと)

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     2024/08/11

    リマスターによって一聴するときれいな音になっているかのようだ、しかし響きに込められる演奏者の細やかなニュアンスが失われている。音だけが美しくなり音楽、演奏の美しさが後退してしまって味気なくなっている。微妙なノイズに演奏やオケの雰囲気があるのを技術者は考慮していないのではと想像する。このCDに限らず、だから多くのリマスターCDは厄介なのだ。旧盤のほうが演奏、音楽共に豊かに聴こえ、音楽、演奏を聴いている感じが強い。要するに、音の良くなりかたが問題だと思う。(電気的数字でなくあくまでも音楽的な音、と願う。)

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     2024/08/11

    両曲共に土俗性、郷土性には薄いが、響きの艶ある美しさに魅せられる。テクニックが前に出て曲の素晴らしさを損なうということもない。美しい響きの演奏でこのようなドヴォルジャーク、ブルッフもあって良いと思った。こういう美しい音でドヴォルジャーク、ブルッフを聴くのは初めてである。マルツィのドヴォコンに感心したことはないし、ミルシテインのブルッフはやや浅っぽいが昔なら名演として通じたが今では音も含め古く感じる。(ハイフェッツのほうがはるかに聴かせる)現在持っているブルッフのCDに、このフィッシャーも愛聴盤に加えよう。デ・ヴィートがないのが残念。古くはタシュナーもある。

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     2024/08/10

    本曲も他の曲も試聴コーナーで聴いた。響きは柔らかく溜めがありしかも深い。どの演奏も最近稀に聴く素晴らしさである。こんな団体があったとは!この団体のベートヴェン演奏のCDをすべて聴くことに決めた。50年間で15種位のセットを聴いてきたが、多分アルバンベルクSQ以上だろう、好きなスメタナやジュリアードSQも超えているかも。まず、響きと旋律の詠い方が実に柔軟で深い。バリリQtがステレオで録音していたらこんな演奏だったかもしれない、と思ったりする(見当違いも甚だしいという声が聞こえてきそうだが) とにかく、今入手出来るCDを集めておこう。また入用だ。ISABELLE KEULENのCDを追っかけているのに。

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     2024/08/10

    巨匠の貫禄が出たすばらしい第九である。堂々として響きに厚みと重みがあり十分ベートーヴェンを感じさせてくれる。バイロイトの第九の他にもこんな堂々とした第九もあるという代表的演奏。余談だがアシュケナージは、若くしてクレンペラーと共演した時(ブラ2番を弾いた)ピアノを褒められ感激したそうである。(彼のLPもずいぶん集めて勉強したとも言っていた。)音も今もって十分通じる。

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     2024/08/10

    この新録より旧録のほうがミルシテインらしさが出ている。味わいの少ない演奏だと思った。

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     2024/08/10

    はっきり言うと響きも演奏も地味です。そしてあまり特長がなくすんなり演奏が進んでいく、といった感じの演奏。そういうバッハが好きな方には向いているかも。ボッセのエテルナCDの演奏にどこか似たところあると思う。星3がいいところか。

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     2024/08/10

    シベリウスやベートーヴェンのように技巧が表に出過ぎず、曲の核心に迫った演奏である。私も、チョンと聴き比べたがハイフェッツのほうがより心打つ演奏だった。ブルッフは10種位聴いただろうか。チョンにはライヴの米私家盤CDがあり幻想曲だけだが2種の正規録音を上回った出来栄えである。1番は他に、ウルフ・ヘルシャー、ナージャも好きな演奏である。ミルシテインのステレオも悪くはないがやや突っ込み不足の感あり。ご推薦のグリュミオは未聴なので聴いてみたいと思う。(録音によるのか、グリュミオも正規録音とライヴでは迫真性はかなり異なるようだ。)

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     2024/08/10

    いわゆる本場物で良くても悪くても無条件に昔の評論家好みの演奏である。(純粋に演奏を評価した宇野氏の努力は賞賛に値すると思う。)本場物であろうと私が全く評価しない演奏の1枚である。コバケンやアンセルメのほうが倍素晴らしいと思っている。

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     2024/08/10

    40番はEMIより遅めでニュアンスも良く出ている。私はこの演奏のほうがモーツアルトらしいニュアンスが出て好ましく思う。ブラームスは43年、48年とこの49年の3種があれば十分で基本的なスタイルはあまり変わらない。43年盤が多少枯れた雰囲気があり好きだという人もいる。一般の評価は48年演奏だが気にしないで自分の感性に従って聴こう。プフィッツナーはこのCDで初めて聴いたが魅力的な曲でステレオのCDで聴きたいと思うほどである。音は、ターラのほうが素直な感じがして聴きやすいと思うが装置等との相性もある。(RCA PIN、SP ケーブル等で音はかなり変わる)

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