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Review List of 一人のクラシックオールドファン 

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     2009/10/17

    名演か否かかを巡っていろいろ意見もあるモーッアルト交響曲第40番は1948〜1949年VPOとの共演収録です。私は古い海外LP盤でハイドン交響曲とセットになったもので聴いております。第1楽章有名な出だし・・・かのトスカニーニが絹のハンカチーフがふわふわ地上へ舞い降りる如く云々といった処・・・はそのテンポの速さに面食らいを味わう人がいるかもしれません・・・かく言う私もそうで何か逆に演奏側が不用意にスタートしたのではと錯覚した位でそうこうして7分弱・・・他の演奏より明らかに短いのです・・・が終わるのですがその経過たるや大変思惟に詰まった感じで単純にテンポ云々で片付けられない気が今でもしております。第2楽章の8分強はそれでも反動で長く感じてしまうのも勝手なものです。どちらも約4分半の第3,4楽章はやはり気密性の高い演奏でCDでは音質は改善されているとは思いますが決して100点満点とは多分行かなくてもモノラル故の迫力も手伝って相当の訴えのある演奏となっているのでは・・・。本盤私は冒頭書いたLPからの演奏感想であり他の収録曲を聴いておりませんのでOKランク以上と当面させていただきます。

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     2009/10/17

    名演か否かかを巡っていろいろ意見もあるモーッアルト交響曲第40番は1948〜1949年VPOとの共演収録です。私は古い海外LP盤でハイドン交響曲とセットになったもので聴いております。第1楽章有名な出だし・・・かのトスカニーニが絹のハンカチーフがふわふわ地上へ舞い降りる如く云々といった処・・・はそのテンポの速さに面食らいを味わう人がいるかもしれません・・・かく言う私もそうで何か逆に演奏側が不用意にスタートしたのではと錯覚した位でそうこうして7分弱・・・他の演奏より明らかに短いのです・・・が終わるのですがその経過たるや大変思惟に詰まった感じで単純にテンポ云々で片付けられない気が今でもしております。第2楽章の8分強はそれでも反動で長く感じてしまうのも勝手なものです。どちらも約4分半の第3,4楽章はやはり気密性の高い演奏でCDでは音質は改善されているとは思いますが決して100点満点とは多分行かなくてもモノラル故の迫力も手伝って相当の訴えのある演奏となっているのでは・・・。本盤私は冒頭書いたLPからの演奏感想であり他の収録曲を聴いておりませんのでOKランク以上と当面させていただきます。

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     2009/10/17

    管弦楽組曲代表曲第2,3番の二曲は1960〜1961年収録というのですからリヒターまだ30歳代半ば・・・・例の1958年物マタイ受難曲以降やはり頭角を現す頃の録音が素晴らしいですね。54才で亡くなったのですがこのまま長生きして再録していたらどういう演奏に変化していったのでしょうか。さて、本盤第2番フルートはニコレが担当して現在の古楽器演奏からすれば実に堂々の力強く進めて行ってます。最初の序曲は反復部分も導入・・・当時パイヤールの全集もそうでした・・・して確りした音の流れに身をまかせること約24分・・・圧倒的に・・最後は軽妙なバデェネリで終わりました。なお、第3番の第1楽章も元気があり結構なのですがどうも有名な「アリア」楽章は凡レベルに私の実力でヘ聴いてしまいました。ブランデンブルグ協奏曲代表選手たる第5番は1960年代後半の収録でハープシコードをリヒター自身が受け持ちこの曲も同様第1楽章から堂々の展開、後半のハープシコード独奏部分も実に力強いです。第2楽章も適度に余情をチラつかせまず健康そのものです。マァ両曲について全集盤としても(BWV1044協奏曲もオマケについていますし)本盤が最高に丁度フィットするのでは・・(他の同演奏盤でもほぼ同様のコメントを入れさせてもらっております)。

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     2009/10/17

    1963年にニコレ&リヒターでBWV1020,1030,1031他をテレフンケンで収録したものは本盤収録1973年頃のざっと10年前なので何となく違いが・・・その違いとは二人の年齢(同年)が30歳代から40歳代を経た「若さ」と「熟年」に結論づけられる様な気がします。前者はリズム感・直向さが素晴らしく後者はもう少しスケール感といったより集中力のある演奏が比較するとあるようですね。私はLPベースで先のニコレ・テレフンケン盤とハインツ=ツゥェラー・エンジェル盤で聴いていましたか゜CDでは本盤を求めました。ツゥェラー、ニコレ何れもBPOがらみで(そう言えば活躍中のパユも確かBPO出身?)良きライバルと思っていましたが前者はいつのまにか消えて寂しい限りです。本盤のニコレ/リヒター分は標準版、安心して聴けます。ニコレは後年日本からも別盤リリースをしています。

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     2009/10/16

    ハイティンクという指揮者は何と息の長い指揮者であろうか・・・確かに彼よりキャリアの長い指揮者は数多いた或いはいるのですがどういうのか余り目立たずそんなにヒットらしいものも見当たらなかった彼がここ10年位に著しい動きを示しています。彼の演奏は昔は八方美人的でたとえ名門ACOを振ったとしても当時の大指揮者の備えみたいな存在にしか捉えられてはいなかったようです。しかしその八方美人的な演奏が実はある「線」では普遍的なものを放つ様に聴く側も勝手なもので感じ始めたのはやはり彼の長いキャリアと人柄なのでしょう。私はこの1963年から1972年十年かけてACO(又はRCO)と偶然も手伝って?積み上げた(殆どハース版)ブルックナー交響曲集の内LPで1965年録音の「ロマンチック」交響曲(タイム@18’13A15’50B9’43C19’44)を聴いていたのですがやはり当時は正直まだ若造演奏として大家演奏より後回しに聴いていた覚えがあります。第4楽章など比較的テンポあっさりとしてそのテンポの速さに中途半端感を抱いたものでしたが今思いますとこれが普遍的な演奏・・・勿論若い指揮者故そこまでの志しは持ちえないとしてもあるコンセプトはこの全集録るに当たって当初から維持していたのでしょう。残念ながら他の本アルバム曲は聴いていませんのでOKランクとさせて下さい。

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     2009/10/16

    私は以前バーンスタイン指揮NYPOの「運命」「未完成」の購入当時ベストカップリングのLPを聴いておりました。まだ1960年代前半バーンスタインがいろいろ録って行く段階で後年のどぎつい個性というより(当時での)現代的進取に富んだイメージ(とは言えこれらの録音時にはとっくに40歳代に達っしていたバーンスタインなのですが・・・)が先行した形で聴く側も捉えていました。あながちタイム的なものはあてにはなりませんが目安にはなりますのでメモしておきますと「運命」は@8’38A10’08B&C16’28で「未完成」は@13’51A12’00となっております。「運命」は終わりの二楽章にやや時間をかけている感じですが冗長さはなくこれから欧州へも活躍して行く意気込みが感ぜられます・・・しかしあくまでアメリカ式のパーフォーマンスだつたのでしょうか。「未完成」の方はこの録音の前同じレコード会社でNYPOをワルターが振ったのが出て(「運命」はコロンビアSO)、カラヤンもBPOを振って登場と面白かったです。シューベルト第4番交響曲の方は未聴ですのでトータルOKランクとさせていただきます。

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     2009/10/16

    私は以前バーンスタイン指揮NYPOの「運命」「未完成」の購入当時ベストカップリングのLPを聴いておりました。まだ1960年代前半バーンスタインがいろいろ録って行く段階で後年のどぎつい個性というよりアッサリ(当時での)現代的進取に富んだイメージ(とは言えこれらの録音時にはとっくに40歳代に達っしていたバーンスタインなのですが・・・)が先行した形で聴く側も捉えていました。あながちタイム的なものはあてにはなりませんが目安にはなりますのでメモしておきますと「運命」は@8’38A10’08B&C16’28で「未完成」は@13’51A12’00となっております。「未完成」はそういう意味ではもう少しの「ひねくり」も望まないではありませんがこの「未完成」録音の前同じレコード会社でNYPOをワルターが振った「未完成」が出ており(「運命」はコロンビアSO)、カラヤンもBPOを振って登場と面白かったです。シューベルト第5交響曲の方は未聴(多分こちらの方がその活きいさが効果あったのでは?)ですのでOKランクとさせていただきます。

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     2009/10/16

    1965年録音のヨッフム指揮BPOによるブルックナー交響曲第4番はこの時期にDGでバイエルン放響と分担して録ったシリーズ分の一つです。ユッフム自身この「ロマンチック」は以降年も含めて何回目かの収録なのですが本盤は奇を衒わずスケール感もある程度満足させ更に曲名を地で行くロマンチックな様相が魅力的です。先ずタイム的(トータル約64分)には特に特徴はありません、第1楽章遠くから息長く聴こえて来るホルン・・・テンポのゆらぎはやや見え透いてはいますが・・・中間部ゆったり感と静寂感・・・最後は鋼(ハガネ)的ではないBPOサウンドで決して叫ばない処が印象的。少し長めに余裕をもって進む第2楽章は深遠そのもの・・・この楽章も遠くを見る様な終わり方・・・スケールを感じます。管楽器が活躍する第3楽章も当たりはソフト・・・最終楽章出だしテンポは速め、ティンパニーなどでは厳しい様相を見せ最終クライマックスひしひしの静けさを経てその詰めの周到の良さには脱帽・・・最高です。このシリーズで第6番(1966年収録)も大変気に入っております。

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     2009/10/15

    エグモント音楽を演奏している分についてコメントさせていただきます。1969年セルがVPOを振っての珍しい収録です。正直私はエグモント序曲だけしか聴いたことがなく単品では・・若干悲愴感漂う前半と好対照の勇猛明快な後半から構成されている本序曲は分り易く他の演奏家でも比較して愛聴しています・・。あるレコードコンサートでこの解説入り(解説はクラウス・ユルゲン・ブッソウ)セルの演奏を聴いた時ローレンガーのソプラノの印象よりやはり抵抗感があったのはドイツ語による何かナチスを連想させる烈しい語り(物騒な・・・?)が頭に残って勿論意味も理解出来ず余程の好き物で無い限り私の様な平凡者には一般的ではないと思いました。本盤がそうなのかは要確認ですがもし同ソースなら私の好みでOKランク止まりです。

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     2009/10/14

    P.ヤルヴィによるベートーヴェン交響曲シリーズで2008年録音されたものです。これまで収録された各交響曲演奏と同様古楽器によるノンビブラート奏法で「合唱」という曲の割には当然一回りオーケストラ、合唱団も規模を縮小しております。演奏タイム的には全体で64分弱と私の年代で聴き慣れた各「合唱」レコードタイムより一割近く短い(尤もミュンシュ/BSOのあの有名盤は約62分の快速ぶりでした・・・)ものとなっており特に第1,3楽章はどちらも13分台のテンポ速さの一方第2楽章も13分台とこの楽章は時間をかけて透き通り感を出して冗長さは感じませんでした。少し戻って第1楽章出だし些か頼りなげなのが気にはなったもののやがて本格的な音量で最後の詰めティンパニーはこの楽章を引き締めました。第3楽章から最終楽章へのバトンタッチは「即」という感じで少し面食らいました。開始されるバリトン独唱も決して重々しく大層ではなくゆっくりやさしいタッチ、合唱はやはり少し速く小規模だけにドラマ性からもその「薄さ」に戸惑うかもしれません。全体聴き終わり各楽章のバランスはとれていても他のレビューの方も触れられたこの「軽さ」をどう聴く者の心の切替えに結びつくかで勝負なのでしょう。当面「素晴らしい」ランクとさせて下さい。しかしヤルヴィは本当に充実した仕事ぶりで感心します。

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     2009/10/13

    以前フルトヴェングラーのブラームス交響曲第1番の1952年VPO(A),BPOライブ盤(B)演奏について該当HMVカタログ欄に書き込みさせてもらったのですがその時他の同指揮者のこの曲を振った演奏を聴きたいと述べたのですが期せずして1947年VPOとのスタジオ録音盤(C)・・・つまり本盤と同演奏分を聴く機会がありました。何かスタジオ録音の割には音質は今一という感じがしたのは私が既に聴いていた先の1952年ライブ二盤より年代が古いからかなぁという安易な納得もしており他のこの演奏盤でも音質改善されたものも各種出ている事を最近知った次第です。さて演奏の方はライブとは心持ち違った余裕というのが感ぜられ出だしの処悠揚たるもの!しかし同楽章以降の緩急テンポにはやはり引き込まれます、最終楽章も詰めのクライマックスなどこの指揮者ならではの一過性興奮の渦中に・・・。さてこれら三つの盤演奏各々味わいは異なりますがタイム的には私の聴いた盤データではA・・・@14’29A10’29B5’07C16’51、B・・・@14’35A10’35B5’16C17’02、C・・・@14’49A10’43B5’06C16’38と若干の差はありますが各樂章そんなに凸凹しておらずフルトヴェングラーの一面を見ました(他のNDR共演分なども知りたいですね)。1949年収録のハンガリー舞曲も有名な演奏と聞いております。とにかくこれら素晴らしい演奏とは思います。

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     2009/10/13

    以前フルトヴェングラーのブラームス交響曲第1番の1952年VPO(A),BPOライブ盤(B)演奏について該当HMVカタログ欄に書き込みさせてもらったのですがその時他の同指揮者のこの曲を振った演奏を聴きたいと述べたのですが期せずして1947年VPOとのスタジオ録音盤(C)・・・つまり本盤と同演奏分を聴く機会がありました。何かスタジオ録音の割には音質は今一という感じがしたのは私が既に聴いていた先の1952年ライブ二盤より年代が古いからかなぁという安易な納得もしており他のこの演奏盤でも本盤の復刻のように音質改善されたものも各種出ている事を最近知った次第です。さて演奏の方はライブとは心持ち違った余裕というのが感ぜられ出だしの処悠揚たるもの!しかし同楽章以降の緩急テンポにはやはり引き込まれます、最終楽章も詰めのクライマックスなどこの指揮者ならではの一過性興奮の渦中に・・・。さてこれら三つの盤演奏各々味わいは異なりますがタイム的には私の聴いた盤データではA・・・@14’29A10’29B5’07C16’51、B・・・@14’35A10’35B5’16C17’02、C・・・@14’49A10’43B5’06C16’38と若干の差はありますが各樂章そんなに凸凹しておらずフルトヴェングラーの一面を見ました(他のNDR共演分なども知りたいですね)。とにかくこれら素晴らしい演奏とは思います。

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     2009/10/13

    以前フルトヴェングラーのブラームス交響曲第1番の1952年VPO(A),BPOライブ盤(B)演奏について該当HMVカタログ欄に書き込みさせてもらったのですがその時他の同指揮者のこの曲を振った演奏を聴きたいと述べたのですが期せずして1947年VPOとのスタジオ録音盤(C)・・・つまり本盤と同演奏分を聴く機会がありました。何かスタジオ録音の割には音質は今一という感じがしたのは私が既に聴いていた先の1952年ライブ二盤より年代が古いからかなぁという安易な納得もしており他のこの演奏盤でも音質改善されたものも各種出ている事を最近知った次第です。さて演奏の方はライブとは心持ち違った余裕というのが感ぜられ出だしの処悠揚たるもの!しかし同楽章以降の緩急テンポにはやはり引き込まれます、最終楽章も詰めのクライマックスなどこの指揮者ならではの一過性興奮の渦中に・・・。さてこれら三つの盤演奏各々味わいは異なりますがタイム的には私の聴いた盤データではA・・・@14’29A10’29B5’07C16’51、B・・・@14’35A10’35B5’16C17’02、C・・・@14’49A10’43B5’06C16’38と若干の差はありますが各樂章そんなに凸凹しておらずフルトヴェングラーの一面を見ました(他のNDR共演分なども知りたいですね)。1949年収録のハイドン変奏曲も有名な演奏と聞いております。とにかくこれら素晴らしい演奏とは思います。

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     2009/10/13

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     2009/10/12

    クレンペラー指揮PHOによる本第4番(クレンペラーには他のオーケストラを振った同曲のCD盤も勿論ありますが私はそれはいまだに未聴であります・・・)LPが私には初めてのブルックナーでこのLPを薦めてくれたのは昔神戸三宮のクラシック専門名物店主の故M氏で私の学生時代から色々教えて頂いた人でした。ブルックナー独特のサウンドとスコア運びはこの比較的親しみ易い「ロマンチック」だからスンナリ受け付けられたのとクレンペラーの演奏(約60.5分)の小細工のないものの緻密で重厚かつ如何にも深々自然エネルギーを詠いあげるスケール観に自分の小さな身を曝してしまいたい位の感激を覚えた私のブルックナー「筆おろし」としてCDでも最高に位置付けます。このPHO盤は廃盤ですが別盤がありますのでそれで聴けると思います。

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