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Comp.symphonies: Haitink / Concertgebouw O (1960-1972)

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4756740
Number of Discs
:
9
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

・ブルックナー:交響曲全集(9CD)

 ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 
世界でも指折りの名門オーケストラ、コンセルトヘボウ管弦楽団の主席指揮者に若くして抜擢されたハイティンクの、壮年期ならではのみなぎる精気と率直なアプローチがさわやかな好感を与えてくれるブルックナー全集。1963年録音の第3番から1972年の第1番まで、その指揮者としての成熟ぶりを辿る意味でも興味深い一組と言えるでしょう。
 もちろん、名門コンセルトヘボウ管弦楽団の長い伝統に裏打ちされた豊かなサウンドが、どの曲でも素晴らしい聴き応えを約束してくれることは言うまでもないところでしょう。

 交響曲第0番ニ短調[ヴェス版](1966年7月)
 交響曲第1番ハ短調[リンツ稿(ハース)](録音:1972年5月)
 交響曲第2番ハ短調[1877年稿(ハース)](1969年5月)
 交響曲第3番ニ短調[第2稿(エーザー)](1963年10月)
 交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』[第2稿(ハース)](1965年5月)
 交響曲第5番変ロ長調[1878年稿(ハース)](1971年12月)
 交響曲第6番イ長調[1881年稿(ハース)](1970年12月)
 交響曲第7番ホ長調[ハース版](1966年11月)
 交響曲第8番ハ短調[第2稿(ハース)](1969年9月)
 交響曲第9番ニ短調[1894年稿(ノヴァーク)](1965年12月)

 コンセルトヘボウ管弦楽団
 ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 アムステルダム、コンセルトヘボウにおけるステレオ録音

Track List   

Disc   1

  • 01. Symphony no 0 in D minor, WAB 100 "Die Nullte"
  • 02. Symphony no 0 in D minor, WAB 100 "Die Nullte"
  • 03. Symphony no 0 in D minor, WAB 100 "Die Nullte"
  • 04. Symphony no 0 in D minor, WAB 100 "Die Nullte"
  • 05. Symphony no 1 in C minor, WAB 101
  • 06. Symphony no 1 in C minor, WAB 101
  • 07. Symphony no 1 in C minor, WAB 101

Disc   2

  • 01. Symphony no 1 in C minor, WAB 101
  • 02. Symphony no 2 in C minor, WAB 102
  • 03. Symphony no 2 in C minor, WAB 102
  • 04. Symphony no 2 in C minor, WAB 102
  • 05. Symphony no 2 in C minor, WAB 102

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Comprehensive Evaluation

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さすがに早期の録音はいただけませんが、い...

投稿日:2010/05/02 (日)

さすがに早期の録音はいただけませんが、いまや失われてしまったコンセルトヘボウの音色を聴くには絶好の録音だと思います。録音の新しい順に段々古い方へと聴いていくと、ハイティンクとコンセルトヘボウがどのように爛熟していったのかわかるのではないでしょうか。1970年前後から素晴らしい音色が完成していると思います。ウィーンフィルとの演奏もよかったですが(4番、5番、8番)、この得難いコンセルトヘボウの音色は何者にも替えられないですね。いまでも輝きを失っていないと思います。1970年以降の、特にアナログ時代最後の頃のこのコンビの演奏を是非聞いてみてください。チャイコの4、5、6番なんかも、まったく素晴らしいですよ。それらと合わせて聴くと、この全集の意味がわかってくると思います。

Salomon さん | 広島県 | 不明

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ハイティンクという指揮者は何と息の長い指...

投稿日:2009/10/16 (金)

ハイティンクという指揮者は何と息の長い指揮者であろうか・・・確かに彼よりキャリアの長い指揮者は数多いた或いはいるのですがどういうのか余り目立たずそんなにヒットらしいものも見当たらなかった彼がここ10年位に著しい動きを示しています。彼の演奏は昔は八方美人的でたとえ名門ACOを振ったとしても当時の大指揮者の備えみたいな存在にしか捉えられてはいなかったようです。しかしその八方美人的な演奏が実はある「線」では普遍的なものを放つ様に聴く側も勝手なもので感じ始めたのはやはり彼の長いキャリアと人柄なのでしょう。私はこの1963年から1972年十年かけてACO(又はRCO)と偶然も手伝って?積み上げた(殆どハース版)ブルックナー交響曲集の内LPで1965年録音の「ロマンチック」交響曲(タイム@18’13A15’50B9’43C19’44)を聴いていたのですがやはり当時は正直まだ若造演奏として大家演奏より後回しに聴いていた覚えがあります。第4楽章など比較的テンポあっさりとしてそのテンポの速さに中途半端感を抱いたものでしたが今思いますとこれが普遍的な演奏・・・勿論若い指揮者故そこまでの志しは持ちえないとしてもあるコンセプトはこの全集録るに当たって当初から維持していたのでしょう。残念ながら他の本アルバム曲は聴いていませんのでOKランクとさせて下さい。

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濃厚で甘口の普通酒(燗酒にサイコー!)の...

投稿日:2009/09/12 (土)

濃厚で甘口の普通酒(燗酒にサイコー!)のような朝比奈の演奏とは対照的で、辛口の、磨き抜かれた大吟醸酒という感じ。きりっとしていて澱みなく、変なタメもなくて(笑)、すっきりとスムーズな演奏。ブルックナーを聴いて耳が洗い清められるような思いをしたのは、これが初めてではないだろうか。この演奏を聴くと、ハイティンクは高みに上っているのではなく、もともとこのような遥かな高みに居たのが、年とともに我々下々のところへ降りて来てくれているように思われる。復刻もすばらしく、最新録音にもそう大きなひけを取らない音質に仕上がっている。このロイヤルコンセルトヘボウ管は「美しい音色」が特長だとよく言われるが、このディスクを聴いてなるほどと実感することができた。

日向 爽 さん | 東京都 | 不明

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