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Review List of レインボー 

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  • 2 people agree with this review
     2022/11/10

    アンタル・ドラティが指揮したロッシーニとヴェルディのオペラ序曲集だ。
    ロッシーニはミネアポリス交響楽団、ヴェルディはロンドン交響楽団の演奏による。
    選曲面では定番中の定番を集めたアルバムであり目新しさはない。
    両方の作曲家ともにドラティのレパートリーでは珍しいく、演奏はどちらのオケもちょっと荒いが、演奏自体はメリハリがあって悪くはない。
    録音は1950年代の録音ではあるが、マーキュリーの当時の優秀な録音のおかげで、今聴いてもなかなか迫力があって悪くはないと思います。

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     2022/11/09

    リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ダナエの愛』の全曲録音です。
    この作品は作曲家が、生前に初演を見る事なく、没後の1952年8月14日にクレメンス・クラウス指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で初演されました。
    本CDの音源はその初演時の大変に貴重なもの。
    この作品自体それほど知名度は高くなくこのクラウス盤が有名でした。
    クラウスはシュトラウスとも親交が深く、同時代のシュトラウス弾きと知られていましたが、この演奏、初演とは思えない位レベルが高く、充分に出来上がっています。
    歌手陣もなかなかのものであり、この作品のスタンダードとして残っていたのがよくわかります。
    録音は時期相応でしょうか。

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     2022/11/08

    アンドレ・クリュイタンス指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による、ベートーヴェン交響曲全集より、交響曲第9番を収録したものである。
    この全集の評判は昔から高く非常に有名である。
    当時のベルリン・フィルの指揮者はカラヤンであったが、カラヤン・サウンドとは全く違う、クリュイタンスならではの重厚ながらも、重ったるくなる事なく、バランスの良い好演奏だ。
    弦楽の上手さは、さすがというべきだろうか。
    歌手はビッグネームもいてるけどちょっとイマイチ。
    録音は教会での録音のせいか、うーんとなる部分もあるが、これは仕方ないだろう。

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     2022/11/07

    アレクサンダー・ラハバリ指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団によるビゼーの歌劇『カルメン』。
    ナクソスに収録された全曲録音より抜粋で収録されたもの。
    このオペラは有名なメロディの宝庫ですが、それらは全て収録されています。
    ラハバリはナクソス初期に定番レパートリーの吹き込みをした人物で、
    ある程度の水準に仕上がった演奏が多く、本CDも演奏の感じはそんな演奏ですが、当たり外れの多かったチェコスロヴァキア放送交響楽団から意外と充実した響きを引き出していたりします。
    歌手はあまり録音がない、知名度の低い歌手が多いのですが、悪くはありません。
    しかし、有名音源が安く手に入る今、値段も上がりましたし、デジタル録音で聴きたいという人以外はあまりお勧め出来ません。

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     2022/11/06

    アンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団によるベートーヴェンの作品集です。
    メインは交響曲第7番で、マーキュリーに録音されたベートーヴェンの音源は他に5番や、6番などがありますが、この7番は1番躍動感のある演奏で、同時期に録音されたベートーヴェンの交響曲録音では1番良い演奏だと思います。
    また加えてベートーヴェンの序曲が収録されていますが、この三曲もメリハリのある演奏で良いです。
    録音から半世紀は経っていますが、当時のマーキュリーの録音が優秀な事もあり、音質は良いです。

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     2022/11/05

    イギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用して、製作されたロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    その音源から、ピアノ曲を集めたものがこのアルバムです。
    恐らくクラシック初心者向きに、各社から出ていたCDを真似て作られたのでしょうが、有名な曲もあるのですが、結構マニアックな曲も入っていて、正直クラシックに始めて触れる人物が聴いたらどうなんだろうと思う選曲です。
    また101曲収録するために何曲かは途中でフィードアウトする抜粋仕様なのもちょっとなと言ったところ。
    また曲目解説や、演奏家に対しての解説もなく不親切な作り。
    あるのは曲目と演奏者がかいてあるだけです。
    一方演奏自体はしっかりとしたものが多く、安心して聴けるでしょう。
    とりあえず安く有名、無名の色んな曲を聴きたいという人には良いかも知れません。

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     2022/11/04

    ドミトリー・ショスタコーヴィチの『交響曲第11番』を、アンドレ・クリュイタンス指揮、フランス国立放送管弦楽団の演奏で収録したもの。
    録音は1958年の5月、作曲家立ち会いの下行われたもので、前後して有名なショスタコの自作自演によるピアノ協奏曲も録音されている。
    この曲の西側録音では初期のもので、当時のロシア・オケが演奏したような緊張感はなく、妙に明るく軽快な演奏で、テンポが早いこともあってか引き締まった印象を受けます。
    最近では録音も増えてきたこの曲の好演奏の一つと言えるのかもしれません。

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     2022/11/03

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるデューリアスをメインに添えたアルバムです。
    テイチクが発売していた、巨匠バルビローリの遺産というシリーズの一枚です。
    デューリアスよりも、バターワースやバックスらの作品が珍しい。
    もちろんイギリス音楽に定評のあるバルビローリらしく演奏は素晴らしい。
    しかし、録音があまり良くなくまた収録音源は現在良質なサウンドで復活しているのを見ると、2軍落ちの感は否めない。
    安く手に入るなら買っても良いかもしれない。

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     2022/11/02

    アンタル・ドラティは非常に多数の録音を残しましたが、その中でも本CDに収録された1812年は非常に良く知られた演奏です。
    この録音にはアメリカ陸軍から借りた本物のカノン砲や本物の鐘、ミネソタ大学ブラスバンドによるバンダまで入れた豪華でスペクタクルな仕上がり。
    ミネアポリス交響楽団の演奏はよく聴くと危なかしいところもあるがここまで臨場感たっぷりと盛大にやられると全く気にならない。
    この作品の名音源の一つ。
    ベートーヴェンの駄作といわりあまり演奏の機会が少ないウェリントンの勝利は確かにあまり良い演奏も少なくそう思ってしまうのも無理はないが、このドラティ盤を聴くとそれは間違いだと気づく。
    こちらもマスケット銃を使いスペクタクルで臨場感あふれる演奏が楽しい。
    ロンドン交響楽団は上手いオケだが、ここではトランペットが特にそうだが軍楽隊チックな力任せのサウンドで荒れた感じだが、曲が曲だけに様になっている。
    イタリア奇想曲はこの2曲に隠れて萎んでしまうが単品としてみればなかなか充実した演奏。
    マーキュリーの録音は定評あるだけにかなり古いが生々しい迫力がある音が聴ける。

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     2022/11/01

    コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によるドヴォルザークの交響曲第8番と謝肉祭序曲を収録しています。
    このシルヴェストリの8番はオケの調和が素晴らしく良く、メリハリが効いた爽やかな演奏です。
    純音楽的だったり、スラヴを強調した演奏などはいくつかありますが、こういうタイプの演奏はなかなかありません。
    一方、謝肉祭での暴れぶりはいつものシルヴェストリであり、楽しく最後まで聴かせてくれます。
    本盤は新しく廉価発売されたものですが、音質は良好。

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     2022/10/31

    VOXから出た、ヤッシャ・ホーレンシュタインのCDです。
    1曲めは、ベートーヴェンの『交響曲第3番』で、これはバーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団を振ったもの。
    ホーレンシュタインは過去にもこの曲を録音しています。
    旧盤の演奏と、あまり違いはないですが、こちらは少しテンポが遅めで、個人的には旧盤が好み。
    併せて収録されているのが、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団を振ったハイドンの『交響曲第101番』です。
    序奏ではゆったりとしながらも構築感を感じさせます。
    また有名なアンダンテはとても優雅です。
    またメリハリがついたその演奏はなかなかの物です。
    録音年代を考えると、普通でしょうか。

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     2022/10/30

    デイヴィッド・マニノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音されたチャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』の全曲盤です。
    本CDで振ってるマニノフの録音は非常に少ないようで、調べてみると出てくるディスクは現在これのみのようだ。
    その演奏は一言で言うと中庸で、特別な事はせず、曲に語らせているような演奏です。
    本CDの録音は1995年とかのロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの録音が行われたのと同時期の録音。
    そのためかどうか、金管群は充実したサウンドです。
    しかし、トータルで見ても、この盤を強く勧めるポイントがないのがこのCDの難点でしょうか。
    録音はデジタルなので良いです。

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     2022/10/29

    ジョン・バルビローリ指揮、フィルハーモニア管弦楽団によるエルガー作品集で、『エニグマ変奏曲(自作主題による変奏曲)』序曲『コケイン』を収録したアルバムです。
    バルビローリはエルガーの元で演奏したこともあるようで、そのためかエルガー作品の録音は多数あります。
    いずれもなかなかの出来ですが、その中でもフィルハーモニア管弦楽団と組んだこの録音は名演に数えられるもの。
    エニグマ変奏曲の素晴らしさは勿論、実はコケインが聴きどころで、これほど分厚い充実した演奏はなかなかありません。
    録音良好。

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     2022/10/28

    アンドレ・クリュイタンス指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるベートーヴェン交響曲全集からの一枚です。
    今回は交響曲第6番、レオノーレ序曲第3番、プロメテウスの創造物序曲、コリオラン序曲を収録したものです。
    田園の愛称で知られる第6番は、クリュイタンスの全集の中でも評価が大変高く、その自然でバランスの良い演奏は他では聴けません。
    第1楽章もとても良いのですが、ゆったりとしたテンポの第2楽章がこの演奏の聴きどころでしょう。
    併せて収録された序曲も良い感じ。
    録音はイマイチ。

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     2022/10/27

    このCDはアンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団の、ドヴォルザークの交響曲第7番と、第8番を収録したアルバムです。
    ドラティがマーキュリーに残した録音の一つで、くっきりとしたサウンドと、メリハリのついたわかりやすい音楽で、なかなか見事な物です。
    ドヴォルザークは国民楽派の作曲家ですが、ドラティの演奏はそこまで強く民族色を出しておりません。
    このあたりは、振ったロンドン交響楽団のカラーもあるのかもしれませんが。
    マーキュリーの録音は古いですが、当時優秀な録音として有名だっただけに、現在でも充分聴けます。

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