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TOP > My page > Review List of レインボー
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1 people agree with this review 2020/08/16
アーノルド・ゲイブリエル大佐は約19年間アメリカ空軍軍楽隊の指揮者を務めましたが、在任中は軍楽隊の商用録音が禁止されていた時代にあたるため、名前が有名な割には同軍楽隊との演奏は知られていませんでした。 マークカスタムから出たこのCDは1978年に録音された物で、恐らく自主盤として制作された音源をCD化したものです。 内容はクラシックのオペラの序曲を吹奏楽に編曲した物です。 演奏は評判通り凄いもので、最初に収録されたローエングリンからこのバンドの金管のパワー全開なサウンドや、次の売られた花嫁の細やかなメロディをこなすクラリネットセクション、極め付けはキャンディードの熱いパッション溢れる名演奏! 個々の技術力も高く吹奏楽でここまで出来たら見事と言って良いでしょう。 前述の通り録音年が古いため、多少音質に難はありますが、基本的に充分聴ける水準です。
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1 people agree with this review 2020/08/15
ケテルビーと並びイギリス・ライト・ミュージック音楽の作曲家として肩を並べるのが、エリック・コーツである。 指揮者として自作自演を多数残しており、幾つかのレーベルから出ているが、これはイギリスのニンバスが復刻したもの。 1930〜1950年代にかけての録音なので、さすがに古さは感じるが、年代の割にどれもまずまずといった録音で、復刻も悪くはない。 コーツは『ナイツブリッツ』『ダムバスターズ』と言った行進曲で名前を残したが、パストラーレやワルツ、組曲と言った演奏会用作品も多数あり、このCDも大半はそれ。 但し、ライト・ミュージックで名を残したコーツらしく、作品は聴きやすく親しみやすい。 作風はいかにもイギリス紳士といった生真面目さが全編にあるので、流石に何度も聴くのはしんどいのだが。 ここで、コーツが降ったオケはロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団といった一流どころから、録音用と思われるニュー・クインズホール・ライト・オーケストラ、ニュー・シンフォニー・オーケストラ等幾つかのオケを振っているが、どれも作曲家がタクトを取った時によくある、一歩引いた演奏。 どれも一定の水準はあるが、これといった演奏もなく、資料的な価値の方が高いだろう。 メーカーオフィシャルのR盤ではあるが、やはりプレス盤でリリースして欲しかったところではある。
1 people agree with this review 2020/08/14
このCDはドイツの行進歌と行進曲を集めたアルバム。 ドイツ本国ではこういう企画が多く、これもその一つのようでCDには1枚目とある。 有名な曲からマイナーな曲までを程よく取り上げられているのが良い。 ただ反面、難点も多く、裏ジャケにはバイエルン分列行進曲が収録されている事になっているが実際にはハイデックスブルク万歳だったり、海外の軍歌CDに多い演奏者の記載がなかったり、また新しめの録音が主だが時折古いのがあり、音質はバラバラだったり、また歌詞も載ってなかったりと上級者向きの一枚。 尚、演奏は吹奏楽編成のバンドと、合唱団である。
1 people agree with this review 2020/08/13
オリヴェル・ドホナーニ指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団によるメンデルスゾーンの交響曲第3番『スコットランド』序曲『フィンガルの洞窟』『静かな海と楽しき航海』『ルイ・ブラス』を収録したCDです。 ナクソス初期に吹き込まれたスロヴァキア勢の演奏は時に難点もあったりしますが、改めて聴くと中々良い演奏もあったりします。 このCDで指揮をしているドホナーニはスロヴァキア出身の指揮者で、ナクソスには初期に幾つか吹き込んだだけですが、このメンデルスゾーンは曲の魅力を過不足なく伝えてくれる音楽性の豊かな良い演奏でしょう。 知名度こその劣る物の、良いアルバムであるのは、1989年の発売から31年間も廃盤になる事無く売られているのが証拠です。 録音は1988年11月18〜23日、スロヴァキア・フィルハーモニーコンサート・ホールにて。 初期ナクソスによくある、平板な録音なのが残念ですが、ナクソスプライスなら十分でしょう。
1 people agree with this review 2020/08/11
ハリウッドの映画音楽を集めたアルバム。 オーケストラで演奏されるクラシックタイプのスコアを集めた物で、この手のCDでは戦前から戦前の黄金期の作曲家の作品を集めた物が多いが、これは近年の映画が中心の選曲となっている。 ただ、演奏に使われた楽譜はいずれもオリジナル、つまり映画と同じではなく、コンサート向きにアレンジされた楽譜を使っている。 オリジナルの雰囲気を残した良質なアレンジから多少疑問に思う物まで様々な譜面もあるが、版権等の関係もあるだろうから仕方ないところでもある。 演奏はシュテファン・フラース指揮、フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団。 ドイツはバイエルン州のライヒェンバッハという所で活動しているオケで、ディスコグラフィーは多くないようだがこの盤のようなハリウッド映画音楽からシューマンやR.シュトラウスのようなロマン派まで出している。 この演奏はコンサートを意識してか、真摯に弾いているのは良いのだが、もう少し音楽にメリハリが欲しい。 この辺りオーケストラ映えする曲が多く、交響曲のような曲を演奏するアプローチの演奏ではなく多少やりすぎと言われるぐらいしても良かったのでないかと思う。 良くも悪くもドイツオケらしさが出た演奏だろう。 録音は2012年、音質共々大変良い。
1 people agree with this review 2020/08/10
イタリアの作曲家、エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの作品を集めたアルバム。 『スザンナの秘密』『マドンナの宝石』『せんさく好きな女達』『町の広場』『4人の田舎者』『弦楽セレナーデ』をハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団、ベルリン室内管弦楽団(弦楽セレナーデ)の演奏で収録。 ただでさえ珍しいフェラーリの作品集なのに、しかもオール東ドイツの演奏家とかなり異色なアルバムであるが、これは中々素晴らしい。 まず前半のオペレッタやオペラは劇中のオケナンバーを集めたアルバムで、例えば冒頭のスザンナの秘密、メリハリと躍動的な演奏が魅力的。 後半の弦楽セレナーデはベルリン室内管弦楽団の弦楽セクションの美しさが存分に味わえる。 ドイツ的な質実さとイタリア的な明るさを合わせ持ったこのレーグナーのフェラーリ、名演と言えるだろう。 ただ、録音がやや小さめに聴こえる所と、解説書が付いてない(CDの帯の応募券を徳間に送る事で解説書が貰えるらしいが、応募期限はとうに過ぎている)のは廉価盤ながら残念な所です。
1 people agree with this review 2020/08/09
ムソルグスキーの管弦楽曲を集めたアルバムです。 1曲目は代表曲『展覧会の絵』をギルバート・レヴァイン指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏で収録されています。 書かれてませんがラヴェル編曲の一般的な版を使ってます。 指揮者はアメリカ出身で、録音は他に少ししかないようです。 演奏は至ってスタンダードな物で、派手に鳴らす事はなくソフトな演奏で水準は問題ないですが、録音のレベルがデジタル初期の頃なのか、音が小さいのが難点。 次はヤーノシュ・シャンドール指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団による『禿山の一夜』で、リムスキー=コルサコフの編曲版で収録。 デルタ系列に看板ともいえるシャンドールのタクトで、これもスタンダードな演奏です。 録音はデジタル録音では普通で聴きやすい物。 『ホヴァーンシチナ』からは第4幕への間奏曲とペルシャの女奴隷達の踊りが収録。 演奏はルスラン・ライチェフ指揮、プロヴディフ・フィルハーモニー管弦楽団。 このCDの中では最も良い演奏ですが、何故か1番有名な前奏曲は収録されていません。 これも録音は普通です。 廉価盤らしく、解説書は最小限です。
2 people agree with this review 2020/08/07
ドイツのテノール歌手、ペーター・アンダースが残した録音から、喜歌劇、歌劇、リートを集めたCD。 古い音源を廉価盤で発売しているドイツのメンブランが発売した物。 基本的にどれも年代の割には音は良い方ではあるが、時折音割れする曲もある。 ボックス物で安いので解説書はないがこれは仕方ないだろう。 レパートリーは豊富なアンダースだったが、このボックスでは10枚中、5枚が喜歌劇の録音に割かれていて、中々興味深い。 それぞれのCDを簡単にレビューしようと思う。 CD 1→早速喜歌劇の一枚。 冒頭はフランツ・マルスツァレク指揮する管弦楽団による、オペラや流行歌を繋いだメドレーが収録されている他は、カールマンとレハール、J.シュトラウス、O.シュトラウスの喜歌劇を集めた物。 全曲盤からの抜粋が目立つが、当時盛んだった劇中の主要なメロディを繋いだメドレー形式のハイライト録音も目立つ。 このタイプの録音はあまり復刻されないので案外貴重。 一枚目という事もあってか飛び抜けて良い演奏はないが、指揮者にはブルーノ・ザイドラー=ヴィクラー、フランツ・マルスツァレク、ハンス・カルステ、歌手にはアニー・シュレム、ウィリー・ホフマン等が参加しており、当時のオペレッタ録音の最良の演奏陣が揃えられている。 CD 2→ツェラーやミレッカー、ファルやゲッツェのよく知られた作品、珍しい作品が収録。 ファル『空に響くヴァイオリンの調べ』の伸びやかなアンダースの歌声はこのディスクの聴きどころの一つ。 パウル・ブルクハルト指揮、バーデン=バーデン交響楽団が一曲ある以外は、フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団、マルスツァレク管弦楽団による演奏。 CD 3→J.シュトラウスの3大オペレッタ『ジプシー男爵』 『こうもり』『ヴィネチアの一夜』を収録したもので、何も有名曲を繋いだメドレー形式での演奏。 演奏はフランツ・マルスツァレク指揮、管弦楽団&合唱団。 シュトライヒやクッシェなどの当時脂の載った歌手も参加して録音されたこのシュトラウスのハイライト集、マルスツァレクのツボを得たサポートもあって、中々。 マルスツァレクは3作品とも全曲もしくは準全曲盤を他に録音しているが、歌手だけならこちらも捨てがたい。 CD 4→ここからは戦前の録音。 こうもりとジプシー男爵は2回目の登場だが、バックはフルトヴェングラー時代にロイス指揮するベルリン・フィルハーモニーが担当しており、現在の同オケから聴けないローカルさが残ったサウンドが聴ける。 他にもシュルツェとのミレッカー等、この時代らしい個性的な演奏が多い。 CD 5→前半2曲を除いて戦前録音。 何とシュミット=イッセルシュテットが登場し、ルハールとカールマンを振っている。 これらの戦前録音はテレフンケン原盤で、かなり古い割によく録れている。 また1曲目の微笑みの国は最晩年のライブというのも珍しい。 CD 6→ここからは一般的に歌劇とされる作品で、アリアを中心に集められている。 全曲録音からの抜粋が多く、ローエングリンが良い。 指揮者陣はシュミット=ベルケ、F.ヴァルターと言ったオペレッタのマエストロから、ヘーガー、R.クラウス、グルーバーと当時のオペラ畑で活躍していたマエストロが登場している。 CD 7→こちらは全てイタリア物を集めたアルバムで、レオンカヴァルロ『衣装をつけろ』ドニゼッティ『愛の妙薬』プッチーニ『可愛がってくださいね』が良いと思う。 戦後と戦前の半々の録音で、アッカーマンやホルライザー、ローター等の往年のマエストロがバックを振っている。 CD 8→イタリア・オペラの続きとフランス・オペラ中心の一枚。 伴奏は6、7枚目と同じく、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ミュンヘン放送管弦楽団等で、指揮はアッカーマン、ベルケ、ルートヴィッヒ、マルスツァレク等。 ただ、ドイツ語歌唱も多い。 最後のR.シュトラウスの管弦楽伴奏の歌曲は、ヴァルター・ルッチェ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団という豪華な物で、このCD8では1番良い演奏ではないだろうか。 CD 9→ここからは歌曲を集めた物。 ミヒャエル・ラウハイゼンのピアノ伴奏で収録されたこれらは、シューマンやヴォルフ等のドイツ歌曲を集めた物。 アンダースの歌声も見事だが、ラウハイゼンの繊細な伴奏も聴きどころ。 CD10→こちらは全曲シューベルトの歌曲を集めた内容。 戦後録音の春のおもいのみフーベルト・ギーゼン、他は9枚目と同じラウハイゼンによるピアノ伴奏で収録。 アンダースのドラマティックな歌唱が聴きどころで、伴奏も変わらず上手い。 CDは厚紙で出来た紙ケースと言われるタイプのものに収録されている。
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1 people agree with this review 2020/08/07
徳間がドイツシャルプラッテンの音源を持っていた時に発売されたCD。 名曲アルバムといういかにも初心者向きなタイトルながら、収録されている曲は必ずしも有名な曲ばかりではないというちょっとマニアなCD。 演奏陣には、ノイマンやケーゲル、マズアと言った世界的にも知られた指揮者や、ヴィーゼンヒュッター、ハネル等、東ドイツ中心で活躍したマエストロが登場し、オケは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に、ベルリン放送管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団と様々な音源を集めた物ですが、流石東ドイツ、どれも水準は高い演奏で、楽しく聴けます。 録音はアナログだと思いますが、ほとんどが良好です。
1 people agree with this review 2020/08/05
クラシックの作品から聴きやすい小品を集めたアルバムです。 アンダーソンやコダーイ、ネッケ、ピエルネと言った作曲家の作品が収録されています。 ドイツ・グラモフォンとポリドール原盤の音源を集めた内容で、演奏者は、ゲルハルト・ベッカー指揮、ベルリン交響楽団を筆頭に、アーサー・フィードラー指揮、ボストン・ポップス管弦楽団、エンメリヒ・シュモラ指揮、南西ドイツ放送管弦楽団、フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団が登場します。 これらはマイナーな演奏家も多いながら、演奏そのものは小品ということもあり、なかなか楽しめます。 とにかく明るく健康的なボストン・ポップス、ドイツの田舎オケの素朴なサウンドがする、ベッカーとベルリン響など、この時代ならでは演奏でしょう。 尚、クルト・ヴェス指揮、ベルリン交響楽団のタイプライターは、他のCDではベッカー&ベルリン響の演奏とクレジットされているのと同じ。 録音年代はバラバラですが、問題なく聴けるでしょう。
2 people agree with this review 2020/08/04
夭逝のテノールとして有名なドイツのフリッツ・ヴンダーリッヒが南西ドイツ放送に残した録音のうち、喜歌劇のアリアや二重奏などを集めたアルバムである。 過去にもこの音源は発売されているのだが、このCDは南西ドイツ放送のオリジナル・テープからリマスターしたもので、録音年代の割に大変聴きやすい音質となっている。 ヴンダーリッヒは喜歌劇も得意としただけあり、どれも美しい歌声から見事な歌を聴かせてくれる。 特にCD1の5曲目など情熱さも加わって名歌唱だ。 また共演の歌手はもちろんだが、それを支えるオケとマエストロも素晴らしい。 殆どの曲は南西ドイツ放送カイザースラウンテルン管弦楽団と、当時の楽団の指揮者、エメリッヒ・スモラによるもの。 他にも南西ドイツ放送ウンターハルトゥング管弦楽団、指揮はウィリー・マッテス、フランツ・マレチェク、ウィリー・スティクが伴奏をしている。 これらのマエストロは喜歌劇を得意とした指揮者で、この盤でも絶妙な加減でサポートしている。 そして、このCDの聴きどころの一つが、選曲で有名なのもあるが、そうではない無名の作品も多くそこもセールスポイントだ。 またオリジナル・テープを使っただけあり、詳細な録音データ、エンジニア、使用譜がライナーに載っていて良い。
1 people agree with this review 2020/08/03
スターウォーズエピソード9公開を記念して、新たに1〜8の音楽を選び抜いて収録した物。 サントラではなく全曲新規録音で、ロバート・ジーグラー指揮、スロヴァキア・ナショナル交響楽団とスロヴァキア合唱団団員によって演奏されたものである。 オケがスロヴァキアなのは恐らく予算の問題からだろう。 演奏しているスロヴァキア・ナショナル交響楽団は2002年に、スロヴァキア放送交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団、カペラ・イストロポリターナのメンバーから結成されたオケで、ナクソスやアルバニーに知られざるアメリカの作曲家のCDを出している事で知られる。 このCDでの演奏は、スロヴァキアのオケらしい弦の美しいサウンドが特徴であるが、ブラスのパワーが控えめなのが難点で、メインテーマなどもうちょっと鳴っても良かったが、良くも悪くもスロヴァキアオケらしい仕上がりだろう。 録音はスロヴァキア放送コンサートホールで2019年7月6〜9日にかけて収録、新しいだけあり音は良い。 尚、私が持っている輸入盤は曲目解説は不要と製作者が判断したのか、曲目と製作者の氏名しか載ってない簡易なものである。
1 people agree with this review 2020/08/02
プラハ城警備隊&警察音楽隊演奏によるCDで、チェコの作曲家の作品を集めた内容です。 指揮はミロスラフ・ハンザル中佐、ルドルフ・リャドヴァル中佐、リボール・クロマーシェク少佐の3名です。 このCDはブレーンが発売元になっている物の、日本語の曲目リストがついた帯を付けただけで、後はETDレーベルそのままの輸入盤国内仕様というべき作り。 収録されているのはスメタナ、ドヴォルザーク、ノヴァーク、ヤナーチェクと言ったクラシックの作曲家の作品で、それを吹奏楽に編曲した物です。 収録曲は日本で演奏される曲もありますが、この盤はチェコ式の楽器編成により、チェコのオケで聴けるような弾力のあるくすんだ音色が特徴なサウンドで、良くも悪くもチェコの吹奏楽団らしい演奏でしょう。 ただ時折技術力に難があるのが残念ですが、お国物だけに演奏者には熱意があって聴いていて飽きません。 録音は1995年、プラハ・ルドルフィヌム・スタジオでの録音で、スタジオ録音らしい硬めの音ですが、音は綺麗です。
1 people agree with this review 2020/08/01
1 people agree with this review 2020/07/31
TBSブリタニカが発売した名曲の世界シリーズの1枚。 この巻は食事の音楽と題されている。 発売元は出版社なので、このCDはポリグラムに制作を依頼したようで、音源も同社の物である。 収録曲はクラシック音楽で、ほとんどの曲がなんらかの独奏楽器を伴う、作品を収録している。 1曲、クリストフ・エッシェンバッハ、2曲、ジャン=クロード・ペンティエのピアノ演奏がある以外は、コンセル・ソンドールという団体の演奏である。 これは常設の団体ではなく録音のために結成された団体らしい。 演奏は一言でいうなら気軽に聴けるライト・クラシック調の演奏だ。 また演奏時間もカットされている物が多く、印象がかなり変わる曲もあるが、オリジナルに準拠した演奏もある。 オケの人数は録音用ということもあってか、少なめの人数だが、録音環境のおかげか、そこまでサウンドは不足しているようには感じない。 前記の通り大多数はソロを伴うがソリストの名前はない。 が、技術的には問題ないだろう。 録音、音質も問題ないが、やはり聴くよりBGM的な使い方のCDだ。
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