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Review List of mid-massa 

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  • 11 people agree with this review
     2012/05/22

    安いのがまず最大の購入動機である。そしてケンぺの「第九」というので、ある程度醒めたものだろう、と思って購入した。ケンぺと言えばずっと以前、そう、30年くらい前、LPレコードでEMI(当時は東芝音楽工業だったか)から出ていたBPOを振ったブラ1を聴いたのが出会いであった。はっきり言って「地味な演奏」でしかなかった。その後、LPでミュンヘンPOの同じブラ1を聴いたが、感想は変わらなかった。しかし、同オケとのブル5を聴いてケンぺに対する評価が変わった。この人は地味で恐ろしいくらい真面目に振る人だったんだ、と思った。そのしつこいくらいの真面目さがブルックナーにはとても良く合っていたと思った。面白くないくらい、野暮ったいくらい、真面目な演奏は病弱なこの人の人柄そのものだったのではなかったのだろうか?時は流れて、世はCD時代に入り、小生も仕方なくCDを買わざるを得なくなった。ブル4+5を買った。5番はLPで持っていたものだが、聴き直して素晴らしかった。CDというものを見直した。それ以後、ケンぺはブル8・ドヴォ9くらいしか聴いてなかったが、今回、「第九」が出るのを知って、早速購入した。予想は前述の通りだった。しかし、この第九はケンぺに対する小生の考えを変えさせた。第1楽章再現部に入る直前の「タメ」、第3楽章の美しさ、そしてフィナーレのトルコ行進曲が終わって、オケだけの部分の後の歓喜の大合唱の伴奏の素晴らしさ!久々に感動できる「第九」を聴かせてもらった。こんなことも出来る人だったんだ、もっと長生きしていい演奏を残してもらえたら、と昨今のクソ面白くもないナントカ版の「第九」と聴き比べて、長いため息しか出なかった。「第九の神様」フルヴェンのとはまた違う感動を与えてもらった。

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     2012/05/15

    前記2名の方の言われる通り、この指揮者はブルックナー向きではありません。まだ同じエームスレーベルなら第1稿を採りあげたS.ヤングの方がはるかにやる気があるように聴こえる。この9番は確かにある程度漠然と振った方がいいのかも知れないが、あまりに無気力すぎるように聴こえる。淡々と流れてもヴァントとはやはりちがう。ヴァントには「歌」がある。もちろん「味」もある。クナのやりたい放題の演奏でも「魂」が感じられる。無国籍音楽はいくらデジタルの最新録音でも1回聴いたら飽きてしまう。ブルックナーで安かったから買った。それだけです。面白くなかったのでつい、こう書かざるを得ない。(それなら買わなければいいじゃないか!との批判は甘んじて受けますが、ブルファンとしてはどんな演奏も持っていたい・・と言うバカな人間もおるんですわ!)

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     2012/05/15

    スクロヴァのブラ1が990円!しかも最新録音!これだけでもう十分元が取れる。内容は小生の思っているスクロヴァにしては意外に迫力があった。曲がまあ、曲だけに盛り上がらざるを得ない点はありますが、第1楽章から聴くと、「ああ、やっぱりこれはスクロヴァの演奏だな!」と思わされるが、小生の大好きな第3楽章から、更にフィナーレに入ると意外に迫力があり、驚かされた。もっと、ゆったりした、悪く言えばモッサリしたフィナーレを想像していたので意外だった。いい買い物ができた、という感じです。

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     2012/05/10

    小生も皆々様同様、昔セラフィム1000円盤でお世話になった1人です。あのジャケットかっこ良かったですよね?女の子が・・・。スマートで確かにベルギーの紳士の振った幻想ですが、鐘の問題、またオケがパリ音楽院でない、という点等少々問題はありますが、当時擦り切れるほど聴いたものです。後になってミュンシュやプレートルのを聴いて「ははあ、こういうのが本場もん(オケ自体は共にボストンでしたがね!)かなあ」と感心していました。ミュンシュ.パリは高価で当時の貧乏学生にはとても手が出ません
    でしたわ.

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     2012/05/10

    皆さんのご意見を参考に購入!ホルヴァートのマラ2やブル4を持っている小生としてはご意見を信頼して購入です。なるほど、こりゃ、ええわ!安くてもこんなええのもあるんやな、という感じです。迫力満点です!表記通りのナヌーだったら買ってませんわ、ナヌーのはややしまりのない演奏が多いように思うので・・・。というよりこの元ユーゴのクロアチアなどの国々の音源はどうにかなりませんかな?ごちゃごちゃな気がします。今回の6番は当たり、でしたが・・・。

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     2012/05/10

    皆さんのご意見を参考に購入!ホルヴァートのマラ2やブル4を持っている小生としてはご意見を信頼して購入です。なるほど、こりゃ、ええわ!安くてもこんなええのもあるんやな、という感じです。迫力満点です!表記通りのナヌーだったら買ってませんわ、ナヌーのはややしまりのない演奏が多いように思うので・・・。というよりこの元ユーゴのクロアチアなどの国々の音源はどうにかなりませんかな?ごちゃごちゃな気がします。今回の6番は当たり、でしたが・・・。

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     2012/05/10

    薄っぺらなブル9です。期待していたのでがっかりです。もう少し、もう少し、です。もどかしい。

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     2012/05/10

    こういうのを買うのって小生くらいでしょうかね?音の悪いの判ってて買うんですから、バカだと言われるの承知で買いました。その部分を敢えて差し引いて聴けば、クーベリックもロシア、あっ、当時はソ連でしたね、に負けずに必死でやっていたんだなあ、という気がひしひしと伝わってくる演奏です。テンポもよく変わるし、決して聴きやすくないんですが、「聴くならスベトラ・ソ連国立のライブ以外なし!」が持論の小生にあのテンポの変化で、聴かせてくれたのはトスカニーニの影響でしょうかな?納得分を差し引いて敢えて笑われるの覚悟の★3つかな、これは・・。

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     2012/05/10

    予想通りの音の悪さはおりこみ済み。しかし、もうちょっと元気が欲しかったなあ、というのが本音。僕が1歳の頃の録音が聴けることに素直に感謝。確か同時期にクレンぺラーもCOAで振ってませんでしたかね?そっちの方が迫力あった気がします。納得しての買い物ゆえに★4つ

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     2012/05/10

    これは超お得な買い物だった!クレンぺラーは実演ではこんな迫力があったのか、と思わされた1枚だ。フィルハ−モニアも熱演している。元々、レッグがカラヤンのレコード録音のために作った録音専用のオケだったんでしょう?まあ、フルヴェンのルツェルンでも共演したんだからそれなりの実力はあったんでしょうな。クレンぺラーの迫力を思い知らされた1枚。文句なしの満点!

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     2012/04/14

    ミュンシュはやはりミュンシュだった、という感じです。悪く言えばトスカニーニの焼き直し、と言えなくもない、なんて言ったらおじさんに失礼かな?でも8番以外はライブで、そもそもミュンシュはセッションでもライブでも同じような振り方をする人だったんですね。器用にセッション用、じゃあ、ライブは全く別の振り方で、なんて出来ない不器用でまっ正直な人だったんでしょう。これはこれでセッション録音とは別の意味で聴きごたえのあるセットになっています。音やアンサンブルの乱れなんてライブにつきものですわ、気にしないでおきましょう。音の悪さもご愛敬でいいんじゃないんですか?最晩年のパリ管とのセッションのブラ1でも、そんな傾向はありましたからね。まあ、★4つですかな?

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     2012/03/22

    この指揮者がもっと長く生き続けていたらどうなっていただろう?間違いなくトスカニーニそのものの線の太い剛毅な演奏をしたであろう。しかし、せめて1980年代まで生きてくれていたら・・・。ジュリーニとは全く違う演奏だったことは間違いないだろう。しかし、アバドやムーティ、特にムーティなんか「甘いんじゃ!」とお叱りをもらっていたに違いない。でも80年でもまだ60歳、ちょうどバーンスタインと双璧をなす指揮者だったんじゃないかな?このCD集は「お得」「安い」というレベルで(実のところ、恥ずかしながら安かったので買ったのであるが)論じてもらいたくない。まあ、「トスカニーニのコピーじゃないか!」と言われれば元も子もないが、別に持っている「ザ・グレイト」なんか本当に素晴らしい!これ(POとの56年6月の録音)にはベト5が2〜4楽章しか入ってないが、事故さえなければ必ずや完成していたであろう、そして素晴らしい出来になっていたであろうことは1954年2月のNYPとの同曲録音の出来栄えから充分推察できるのである。しかし、逆に考えてみよう。早世した(まるでその運命が判っていたかのように)からこそ逆にすごく長生きしたトスカ伯父の演奏のように必死で駆け抜けたのかもしれない。シューマンの第4をこの若さでここまでやれた指揮者はそんなにいないはず、この渋く、かつ情熱にあふれた曲を30歳そこそこでやれるなんて・・・。やっぱり彼は天才だった。これだけのレコーディングを残してくれたことにまず感謝!別CDのバックハウスとのPC4番も決して長老の伴奏役ではないようにさえ聴こえる。フランクも良い、チャイコだって若かりし頃のバーンスタインと同クラスと思う。いいCDに又めぐり会えたことに感謝!彼の名を冠した指揮者コンクールの名前しか知らない世代が多いと思うが、こんな指揮者だったんだぞ!と言いたくなるので、9枚目のナレーションはどうでも良いが、敢えて満点献上!

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     2012/03/13

    いやあ、これはびっくりですなア、BDSOの第九が良かったので、ただし、その解説にスタジオ盤は面白くない・・・的なことが書いてあったのであまり期待しないで購入した。ズバリ、安かったからです。でもこれは掘り出し物だった!批評にあった第九から聴いてみた。つまらない・・・つまらないはずだ・・・ところがいっこうに「つまらなくない」んですわ!これは結構な聴きものでした。スタジオとライブが全く違う指揮者なんてたくさんありますよ!バルビおじさんしかり、セルおじさん等々たくさんありますよ、このラインスドルフは「軽い」指揮者に見られがちだが聴いてみれば結構やるところはやってるじゃありませんか!エロイカなんか全然ヤワじゃありませんよ!BDSOの第九で見直して、この全集で改めて見直し「直し」しました!いや、聴き直し、ですかな?ボストンSOもミュンシュで全集出来なかったんでラインスドルフにさせたんでしょうかな?とにかく買って損はありません。いいのが残っていた、という典型でしょうかな?

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     2012/02/25

    これ、お得な方のCDです。ARTE−NOVAから出ているのも今500円ですが、こちらはBMGの方で、しかもハイドン変奏曲も大学祝典も入っている!ジャケットデザインがややこちらは前者に負けるが、1つ得した感じ。内容は他のマンデール盤同様、良い出来である。この指揮者にはこの2番が一番よく合う感じがするがいかがでしょうか?得した気分で甘く★5進呈!(相変わらず、甘いなぁ・・)

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     2012/01/29

    はるか昔、もう30年くらい前かなあ、この録音がLPレコードで東芝から出ていた。1000円だった。ベームの若き頃の録音だというので喜んで購入、ちょうどそのあと、グラモフォンからVPOを振ったのが出たんじゃなかったかな?当時は今みたいにブルックナーがいやというほど出るような時代ではなかった。ブルックナー=長い=値段が高い、という感じで、クナのキングMZシリーズの3と4、ベイヌムの9番(フォンタナ)とか、シューリヒトの3+9で2枚2000円(セラフィム)なんていうのに大喜びしたものだった。大家の演奏は値段も高くまだ給料の少なかった小生にはまったく手が出なかったものだ。そんな中でのベームのブル4は音こそ当然悪かったがそれこそすりきれるくらい聴いたものだ。今ではさすがにベームの新しい方のVPO盤に譲るとしても当時クナの改訂版に対しての原典版という価値は充分あった。少し速い演奏ではあったが充分に聴けた。録音当時まだベームはやっと40歳になるかならないかの頃だ。そんな指揮者に4番と5番を振らせたのだからいかにベームが期待されていたかが判るというものだ。時代背景を考慮すれば甘めの4つ★でも文句は出ますまい。

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