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TOP > My page > Review List of げたんは
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0 people agree with this review 2024/11/16
聞き始めると、テンポも幾分ゆっくりとしっかりと弾かれており、感心した。トリスターノも才気を感じさせた演奏だったが、違う意味で驚いた。奏者の地に足の着いた技術、解釈にバッハに対する新しい魅力を感じた。
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才気あふれる作曲家同士の作品集。はつらつと演奏され、あっという間に時間が過ぎてゆく。メルニコフも相変わらず、好調だと感じた。
色濃い演奏であるが、表現が自然で、まとまりを感じる。奏者の充実ぶりがわかる。テクニックだけでは切り込めないところにまで達している。ロンドも秀演。残響も少なく、眼前で演奏が行われているような好録音である。
0 people agree with this review 2024/11/15
すてきなライブ録音に出会った。時節柄、心に響く。口笛部分もヴォカリーズに吹き替え演奏しているが、女声でもあり、違和感も感じられない。会場にいたら、気分がとても高揚したであろう。十分に弾きこまれており、音も美しさを最後まで保っている。終結部に近いカデンツァの響きも特徴的だ。
色彩感あふれるというよりは、ちょっと落ち着いたトーンのラヴェル演奏。独奏楽器の表情付けにも心を惹かれる。ダイナミックな表現にも事欠かない。丁寧な演奏であると感じた。それにしてもこのオーケストラにも侮れないうまさがある。
この奏者が再度、ベートーヴェンのソナタを録音した。力みが抜け、とても聞きやすい。録音は、全ピアノ独奏曲に及ぶというのだから、今からとても楽しみである。それにしてもこの作曲者は、奥が深いものである。
奏者の堅牢なテクニック、黒光りするような音色による演奏である。オーケストラも分厚い響きの中に柔らかさも見せており、両曲とも感銘深く聞くことができた、
作曲者はイタリア人だけあって、J.S.バッハに歌謡性を持たせたような作品を、のびやかに聞かせる。どこか、ルネサンスの雰囲気をも漂わせ、伝統を感じさせる。もっと聞いていたいと思わせる力まない演奏である。
0 people agree with this review 2024/11/14
ホルンのための作曲者による名曲が収められている。ホルンの響きも過剰にならず、適切な距離感で録られており、久しぶりに、この曲集の名演を堪能できた。カデンツァも面白く、新たな補筆完成された曲も収録されており、興味深く聞けた。
なかなか素晴らしいピアノを聞かせる。この奏者はきっとリストがとても好きなのだろう。緩徐部分ではしっとりと弾き、急速な部分でも打鍵の深さが印象的。オケもしっかり演奏している。今日、次々と新しい才能が輩出されているが・・・是非、大成してほしいものだ。
控えめながらも美しいチェロの調べに癒される。至福の時間とは、こういった時間を指すのかもしれない。2曲目のソナタのメランコリックな響きも一聴の価値はあると思った。
2 people agree with this review 2024/11/14
これまで聞いてきた同局の演奏とは、別次元の充実感のある演奏。冒頭の微音からひきつけられ、特に3楽章では、快速で推進力があるソロに、オーケストラも好伴奏を付けている。協奏曲以外の曲も興味深く、美しく聞かせてくれる。作曲者がヴァイオリン奏者であったことを思い出す。とにかくソロがうまい。
2 people agree with this review
1時間余りのリストリサイタルを万全の技術、表現で実に楽しめた。表情豊かで、時に即興風にパッセージを交えるなど工夫が凝らされている。緻密でありながらおおらかなリストであると感じた。最後のラ・カンパネラも異稿を弾き、印象を強めている。
0 people agree with this review 2024/11/13
作曲者の主に生涯前半の作品集。演奏も混声で、清聴なものであり、後年の複雑な響きはここにはあまりなく、これはこれでとても聞きやすい。
シェエラザードをピアノ、しかも独奏でと思いながら聞き始めたが、テーマが魅惑的に弾かれると、一気に聞き終えた。ピアノの表現力、奏者のレベルの高さに驚いた。カツァリスとの共演の経験が生きているのでろう。ボルトキエヴィチの作品もエキゾチックな感触で、興味深く聞けた。
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