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0 people agree with this review 2025/05/20
もっとずっと劣悪な音だと思っていたので、音が良いのには驚いた。この手のものとしては極上の音ですね。音が悪いとこぼしている人は historical live を聴くのはお止めになった方が良いでしょう。 演奏はもとより超有名なものですので、言うことなしです。これだけ立派な音源が残っているなら、いずれどっかがもっといい音に remaster してくれるのを待つとしよう。
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0 people agree with this review 2025/05/12
WDR の正規音源だけに音は大体まともだが、ベートーベンは水準以下の音質なのが残念だ。個人的に Weitblick の音質は今一信用してないのだが、まぁ及第点をあげてもいいかな。パイネマンは華やかなスター性のあるヴィルトゥオーゾではなく、残された録音は極端に少ない。とは言え、その真摯かつ丁寧に音楽に向き合う「凛とした美しさ」に打たれて、こうして放送録音が発掘されている訳である。音楽性に気品というか「品格の高さ」があるのが素晴らしいと思う。
1 people agree with this review 2025/04/30
残念なことにこのレーベルは倒産してしまったのか、物がないので中古を探して購入している。Memories は音の加工が少ないのが非常に好ましい。一般受けはしないのだろうが、テープヒスを無理に消さないので、音に魂と力があり、残響を加えて音像がふやけることもない。演奏はこの二人がケンカ別れする直前の有名なもので、手に汗握る白熱した名演奏が聴けるお宝だ。
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0 people agree with this review 2025/04/26
皆さん大いにご関心があるであろうブルックナーのリマスターについて、手持ちの古いエテルナ輸入盤との比較を。’51録音の9番は元から音源のクオリティが高いお陰か、新盤の圧勝で、音の厚み、迫力、音色、細部の描写等比較にならない。 ’49録音の5番も9番には少し劣るが、旧盤に圧勝で、ボヤボヤしていた音像が引き締まり、ピラミッド型の大迫力があって、細部の明瞭度も格段に良くなっているので、大いに満足。問題は同じく’49録音の4番で、元の音源のクオリティが低い所為か、高域がキンキンして煩く、中域がやせ細ったドンシャリのバランスで音楽に入り込めない。無理やり帯域を広げられた印象で、旧盤の方がずっと自然に聴こえるのだ。旧盤は音像が膨れてボヤケ気味なのだが、キンキンしないので安心して音楽に浸れるから、4番だけは旧盤を持ち続けるだろう。結論から言えば、概ねリマスターは成功していると言えますね。ご参考までに。
0 people agree with this review 2025/04/05
Haitink の Shostakovich の中でも、この曲は飛び切りの出来栄えだと思う。いつもの中庸然とした指揮振りを裏切り、かなり熱いのだ。とにかくコンセルトヘボウは上手いし、弦の分厚い響きと美しさに圧倒される。私の様なショスタコマニアでない者にとっては、純音楽的に練り上げられ、洗練された美しさが、ショスタコの「やり切れない程暗くて荒々しい」取っ付きにくさを緩和してくれるので、曲にすんなり没入できるのだ。ショスタコが苦手な方にぜひお薦めしたい。
1 people agree with this review 2025/03/28
いつも参考にさせてもらっている jin さんの評価が低い今回のリマスターなので、恐る恐る購入。CDの音は各自の「装置との相性」があるので、皆が同じ意見になることはないことをご承知の上で私見を述べたい。手持ちの旧盤(ETERNA輸入盤)に比べて、新盤は一聴して音が暖かく柔らかい。低域の厚みと量感が増して迫力がある。中域の厚みと潤いが増し、何より高域の刺さりが消え、総じて聴き易く音がリフレッシュされた印象。 アナログ音源のデジタル化は、総じて「音が痩せ、固くギスギスして、高域は刺さる」というもので、リマスターの歴史はこの克服に費やされて来たと言ってよいが、漸く2010年代から聴くに耐えるものが増えて来たと思う。新盤はこの傾向に沿ったもので、よりアナログ音源に近くなった印象だ。音が柔らかくなった分、確かにガツンとくる迫力 (情念みたいなもの) は幾分減ったが、中域の情報量が圧倒的に増え、高域が刺さらず安心して音量を上げられる利点は大きく、私はもう旧盤には戻れない。旧盤に差し替えると音の輪郭だけしか分からない印象なのだ。私は技術の進歩に賛同したいと思う。
0 people agree with this review 2025/03/27
ハイフェッツの一度切りの無伴奏の録音。古いモノラルだが、リマスタリングが優秀で年代の割に良い音で、直ぐに耳が慣れて音質的な不満は感じなくなる。 完璧な技巧で流麗・あでやかに弾かれていくが、どことなく優美で上品、かつ「華」があって、流石に一世を風靡した大ヴァイオリニストだけのことはある。 深みや厳粛さにはやや欠けるが、それはシェリングやシゲティを聴けばいいだけのことで、それでこの演奏の価値が下がることは決してない。
0 people agree with this review 2025/03/26
正しく楷書体の無伴奏としか言いようがない。どこまでも真摯に折り目正しく、バッハに祈りを捧げたかのような演奏だ。長年の愛聴盤だが、音質向上を願って買い直したが、素晴らしい音質になっていて大いに満足した。柔らか味が増してより音楽に浸れるようになった。一つの「規範的名演」として後世に残る録音だと思う。
0 people agree with this review 2025/03/11
出自は不明だが、ちゃんとしたセッション録音を集めたようで、音は非常に良い。録音日時、指揮者・オケもバラバラだから、劣悪な音の寄せ集めを覚悟し、ただただグリュンマーに免じてポチッたのだが、嘘のような大当たりだった。 グリュンマーの温かく柔らかでとろけるような美声に酔いしれることができる。ファンにはお薦めだ。
0 people agree with this review 2025/02/14
非常に良質なステレオ録音で、フィッシャーの心が洗われる美しいベートーベンを聴ける喜びは大きい。どれも素晴らしい演奏だが、後期の 2曲は特に感銘深い。内に沈潜していく集中力が凄いが、同時に慈しみと安らぎに満ちているので聴けば聴く程幸せな気分になれるのだ。
4 people agree with this review 2015/03/06
デジタル録音のブラームスは音の抜けが悪く、ノイズリダクションをかけ過ぎて高域がカットされたような音で思わずデータを見直した位だ。キンキンするのはもっと嫌だが、デジタルでここまで丸いのも珍しい。その分ねっとりした分厚い響きでブラームスらしいと言えないこともないが、少し鬱陶しい気もする。柔らかな音の CDP に入れ替えたからか?とも思うが。シューベルトはバランスのとれた柔らかな音がする。それにしても、うれしいことに、この SQ は若い頃の演奏スタイルからは想像できない程ロマンティックに変貌していて、良い意味で古風な印象さえ受ける。ここまで変わったのは他に例がないのではないか。今時の演奏が味気ないと思っている人には一押しのお買い得盤です。
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11 people agree with this review 2015/02/27
出だしから、オケの重量感が凄い。これがフランスのオケか?後にも先にもこんなに重厚な音をだしたフランスのオケは聴いたことがない。まるでドイツのオケを聴いているような響きに驚かされ、この指揮者は何もんじゃ〜!と驚いたのが、クレンペラーとの出会いでした。16歳のその日以来クレンペラーは私の神となりましたが、当時の評論家の扱いは過小評価もいいところで、一体何を聴いているんだか、無能さ加減にあきれ返る思いでした。このクレンペラーの巨大なスケールにも一歩も退かず、オイストラフの太く暖かく柔らかな violin が、きらきら輝いて堂々と受けて立つ様は、正に千両役者、何度聴いても興奮します。この二人の前ではどんな演奏も小さく感じてしまいます。こんなに堂々たる風格があって、気品も漂う滴るような美音の violin はオイストラフ以外には聴いたことがありません。音だけで誰だか分かる violinist の最右翼です。両巨匠の奇跡の共演によるこのブラコンは、永遠に不滅です!
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5 people agree with this review 2015/02/26
LP の全集に100万円の値段がついていたという、伝説の演奏を初めて聴いた。Mastering にケチを付けた方は、VOX のLP も CD も買ったことがない方のようだ。LP 時代から VOX を聴いてきた私は、断言する。これは素晴らしい mastering だと。VOX は安かろう悪かろう、の典型的なレーベルで、特にモノラルの音質はどうしようもなかった。ステレオになって多少マシになった程度で、DECCA,DG,RCA などの大レーベルとは天と地ほどの差があった。56年という年代からして、劣悪な音質が予想され中々ポチれなかったのだが、もっと早く買うべきだった。この Musical Conceps というレーベルは信用できる。Lautenbacher の CD を買って立派な復刻に感心したレーベルだったので、思い切って買ってみたが正解だった。芯のない、もこもこした残響まみれの音は VOX の音そのものだ。本家の VOX でさえ CD 化しなかったのは、恐らく master tape の状態も悪かったのだろうと推測するが、実に丁寧な mastering がされており、聴けるという以上の音で復刻されている。ウソだと思うなら、50年代のモノラルの VOX 原盤の復刻 CD を買ってみられるといい。 まるでドビュッシー編曲のモーツァルトのように聞こえる不思議な演奏。情緒的な暗さや重さ、情念や陰りといった粘っこいものが全く感じられない、どこまでも爽やかでさらりとした風合いのモーツァルトだ。一切の感情的な思い入れのない純粋に透明な響きの世界が現れ、この響きの美しさに、耳が屈してしまう。モノラルなのに、しかも VOX で・・・何ということだ、信じられない・・・
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10 people agree with this review 2015/02/25
初めてLPで出た時に、こんなに凄い violinist がいることに衝撃をうけた演奏。以来50年、これを越える演奏には出会っていない。むろん綺羅星のごとく名盤は存在する曲だし、violin 好きだからかなり集めたつもりだが、たった一つ選べと言われたら、これを選ぶ。50年聴き続けても聴く度に、凄い、と思う演奏だ。 鳴った瞬間から、聞き手に緊張を強いる、凛と張り詰めた艶やかで怜悧な音色。この音色で、この難曲をかっ飛ばして行く、その水際だった技巧の冴えは、剣豪の太刀さばきのように凄まじい。もう言葉が出ない。若い頃の旧盤の比して、わずかに音がふらつくが、いったい何歳で録音したと思っているのか!引退してもおかしくない歳で、かつての完璧な旧盤を乗り越えんとする老剣豪の気迫に、ただただ圧倒される。これは人類の至宝だ。最近はぽっと出の新人がすぐに無伴奏を録音するが、単に弾けるようになっただけで簡単に入れるな!と言いたい。血の滲むような研鑽を天才に強いる曲だから、もっとじっくり自分を磨いてから、満を持して入れてくれ。その方が大成するし、キャリアも伸びると思うのだが。自分じゃ弾けないくせに天才達に偉そうなことを言うのは重々お詫びいたします。悪しからず。
10 people agree with this review
8 people agree with this review 2015/01/03
高校生の時ジャケットの美貌に負けて買ったのが出会いの初め。モッフォと良い勝負の、個人的には冷たいモッフォより上だと思った程の美しさだった。こんなしょうもないパッケージにするなら、何で当時の彼女の写真にしないんだ!俺は当時の彼女にまた会いたかったなぁ。残念じゃ〜。 個性がないとか、中庸だとかいう意見も多いが、こんな Mozart 他に聴いたことはないのだが。とにかく何のタメもなく真っ直ぐグイグイ突き進む、気持ちいいくらい潔いピアノだ。まったく内田光子の裏返しのようなスタイルだ。ここにはMozart の蔭の部分はない。あくまで健康的で清々しい。が、脳天気かと言うと、そうではない。そこは東ドイツの音楽家がやっている以上、ある種の重さ、重厚さが加わるからだ。くすんで底光りがしているオケをバックに、何とも言えず暖かな落ち着いた音色のピアノがキラキラ光り輝くと、幸福な気分になれるのである。うん、やっぱりこれは紛れもない Mozart だ、と確信するのだ。と言うわけで、かなり個性的な竹を割ったような一本気な演奏だが、十分魅力的な演奏です。お勧めします。音も手持ちの国内盤よりずっと良くなっていたし、持ってけ、泥棒〜の値段ですよ。 マズアは無神経を絵に描いたような指揮者だが、シュミットが男勝りのスタイルなので特別キズにはなっていない。彼が嫌いな人でもご心配なく。
8 people agree with this review
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