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Review List of レインボー 

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  • 1 people agree with this review
     2012/09/29

    青ひげを題材にしたオペラと言えば、個人的にはオッフェンバックの作品が馴染み深い(一般のリスナーはバルトークでしょうか?)のですが、レズニチェクも作曲していたとは知りませんでした。
    後期ロマン派の特徴的な濃厚かつ劇的な管弦楽が印象に残る作品です。
    ですが、忘れられたのも何となくわかるような出来です。
    現在人気の指揮者と言って良い、ユロフスキとベルリン放送交響楽団による演奏で、多分これ以外に音源はないだろうこのオペラを聴く上では十分な水準の演奏と言って良いです。
    歌手も同様だと思います。
    録音、音質は良好。
    基本はファン向きのCDだと思います。

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     2012/09/27

    毎年1回開催される、邦人作曲家の新作演奏会、饗宴の最新のライヴ盤です。
    今回の曲は、個人的にはこれといえるような曲がなく、不作でした。
    1団体につき、3〜4曲演奏しています。
    その中でも、二枚目、演奏団体としては最後の登場となる、海上自衛隊東京音楽隊(指揮:河邊一彦2等海佐)は上手いですね!
    それまではアマチュア団体の演奏が続くので、その後に聴くと、音楽性、表現力、技術力が明らかに違うのが一聴してわかります。
    録音はいつものブレーンの録音。
    メロディを重視し、その他のパートがクリアに聴こえないその録音は正直な所あまりよい録音ではないと思います。
    また値段もわりと高く、入手するのに戸惑ってしまいます。
    もう少し安くはならないのでしょうか。
    今回のCDは全体的にぼちぼちと言った所で気になる曲や作曲者、演奏団体目当てなら買ってみても良いかも知れません。

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     2012/09/26

    この音源は、ステレオ録音最初期の物ながらも何度も発売された名盤。
    特に1812年がすばらしい!
    K.オルウィン指揮するロンドン交響楽団、F.J.ハリス少佐指揮するグレナディア・ガーズ・バンドも加わったこの演奏は生き生きとしたすばらしい演奏で、バンダに登場するグレナディア・ガーズ・バンドでは当時黄金時代だったイギリス軍楽の輝かしいブラスの響きも聴こえる。
    そして驚くべき事に録音が何十年も経っているのに聴き劣りしない、迫力のある音質なのが凄い。
    白鳥の湖は普段演奏される組曲とは違った選曲をしており、興味深い。

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     2012/09/24

    フランスを代表する吹奏楽団である、フランス共和国親衛隊軍楽隊のライヴ盤。
    1993年10月の来日時、東京芸術劇場で録音された音源で、クラシックからの編曲物と、指揮者ブドリーの自作1曲が取り上げています。
    ブドリーが楽長になってからサクソルン系の楽器が廃されそれまでの荘厳なシンフォニック・サウンドから普通のアメリカンナイズされたサウンドに、さらに、国を代表する奏者も居なくなった事から、全盛期に比べれば実力は落ちたと言われる同軍楽隊ですが、その柔らかいサウンドはまだ健在です。
    勿論、ブラン時代の録音を聴いていると批判も良くわかるのですが…
    クラシック物は、デュポン楽長の編曲が4曲とブドリー楽長から2曲採用されています。
    デュポンの物は過去に録音があり、このCDは一番良い演奏とは言えないながらも、しっかりと自分達のレパートリーである事が良くわかります。
    ボレロを聴けばそれは分かると思います。
    ブドリーの自作はなんだか良く分からずイマイチでした。
    ライヴ録音と言う事もあってか、細部の録音はあんまりでしたが、聴けるレベルだと思います。

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     2012/09/17

    このCDは、アルゼンチンの行進曲や讃歌を収録したCDです。
    アルゼンチンのマーチはサン・ロレンツォー(一枚目に収録)位しか日本では知られていませんが、このCDで聴く限りラテン系らしい陽気な曲調の曲が多いです。
    また短調の曲もありますがこれもなかなか良い。
    演奏は、アルゼンチン陸軍軍楽隊、アルゼンチン連邦警察音楽隊とあります。(指揮者の記載なし)
    聴いた感じでは合同演奏だと思うのですが、ライナーは曲目のみ記載で良くわかりません。
    洗練された演奏とも言えないですし、技術的に難のある所もありますが、共感豊かな熱い演奏で、いわゆるヘタウマというやつでしょうか、これはこれで良い演奏です。
    いつ頃の録音かも不明ですが、スタジオ録音のようで硬めのサウンド、音質はまぁまぁと言った所です。

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     2012/09/16

    今年(2012年)約6年ぶりにニューイヤー・コンサートに登場したヤンソンスですが、期待を裏切らない出来です。
    演奏はメリハリとドライブ感があって楽しいですね。
    ニューイヤーの雰囲気は存分に楽しめます。
    また、今回初登場となった6曲を初め、珍しい曲が多く取り上げられていて、興味深いです。
    私が持っているのは国内盤ですが、もう少し詳しい楽曲紹介があると良いです。
    音質は問題ないです。

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     2012/09/15

    本場ハリウッドのスコアを使用し、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏しているキングのシンフォニック・フィルム・スペクタキュラーシリーズの最新盤。
    冒頭の20世紀フォックス・ファンファーレは有名な曲ですが、シリーズではこのCDが初収録で意外。
    またクラシック音楽からのピックアップも多いです。
    もちろん、今までのシリーズと同じく、ダイナミックなサウンドと繊細な演奏で、楽しいです。
    価格も良心的な値段で機会があれば聞いて見て下さい。

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     2012/09/14

    ロシア物を中心に選曲されたこのCDは、ライナー&シカゴ交響楽団のコンビが如何に凄かったかが良くわかる仕上がりです。
    コラ・ブルニョン、スラヴ行進曲、1812年、フィンガルの洞窟等は名演と言って良いと思います。
    また古い録音ながらも、非常にクリアで鮮明な録音で、音質もとても綺麗で、最新の録音にも匹敵する優秀な録音です。
    おすすめの一枚です。

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     2012/09/11

    ハチャトゥリアンの、ヴァイオリン協奏曲と、チェロ協奏曲が収録されたCDです。
    チェロ協奏曲(シモン、フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団)もシモンの暖かみのある音色と、見事な伴奏で良いのですが、ヴァイオリン協奏曲がこのCDの聴き所です。
    アガサロニアンの独奏、マンガサリアン指揮、アルメニア国立放送交響楽団による演奏で、知名度はイマイチながらも、なかなかの好演を聴かせてくれます。
    このレーベルの特徴ですが、低音が不鮮明な録音は残念。

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     2012/09/10

    いきなり貴重な音源を廉価でリリースしてくれるヴェネチア・レーベルからまた注目の一枚が出ました。
    旧ソ連の指揮者、ニコライ・ゴロワノフの音源をCD16枚にボックス化した物です。
    ロシア物から意外なレパートリーまでさまざまです。
    いずれもメロディアが原盤かと思われます。
    ほとんどの音源は過去にボエームやヴェネチアから発売されております。
    スクリャービン、ラフマニノフチャイコフスキー等、ロシア物では、あのロシアン・サウンドの熱い演奏が聴けます。
    ロシア物以外だとレクイエムがなかなか良いかと思います。
    またチャイコフスキーの、1812年、スラヴ行進曲、戴冠式行進曲は、帝政ロシア国歌が登場しないバージョンが収録されています。
    元々録音の少ないバージョンですし、この3つが同時に聴けるCDと言うのは珍しいかと思います。
    珍しいと言えば、最後のウズベキスタン国歌。
    ボリショイ劇場管弦楽団を指揮しての録音で、恐らく初CD化ではないかと思われます。
    歌はありませんが、ちゃんと最後までオーケストラで演奏されています。
    尚、ソヴィエト国立交響楽団が2曲、ボリショイが1曲、その他は全てモスクワ放送交響楽団(全ソヴィエト・ラジオ・テレビ交響楽団)を降っています。
    難点としては音質が悪い事です。
    ヒストリカル系に慣れてないと聴くのは大変かも知れません。
    しかし、値段も良心的ですし、興味があるなら廃盤になる前に入手しておいて損はないと思います。

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     2012/09/09

    イギリス式ブラスバンドのトップとして有名なブラック・ダイク・バンドが演奏する序曲集の第4弾です。
    現指揮者のニコラス・チャイルス博士の指揮で、ロマン派のオペラの序曲を収録しています。
    長い歴史のあるバンドだけに演奏はピカ一で、良くこれだけ見事に吹ける物だと感心してしまいました。
    また他のオブラッソのCDと同じく、柔らかい録音で聴きやすいサウンドだと思います。
    ブラスファンは注目のCDだと言えるでしょう。

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     2012/09/08

    カラヤンは、ヨハン・シュトラウスを何度も録音している。
    当盤は1980年6月から12月にかけて録音された物で、ベルリン・フィルとの録音で最も新しいもの。
    この録音ではシンフォニックな傾向が強くワルツは最早聴くための作品に仕上がっている。
    ただ、リズムが全体的重く、若き日に録音された音源のほうが個人的には好み。
    ただ、ポルカやマーチのような小品は良い。
    選曲面ではほぼ有名曲だが、こうもりカドリールとナポレオン行進曲は比較的珍しい曲、カラヤンのレパートリーでも珍しいのではないでしょうか。
    録音年を見れば分かるかと思いますが、デジタル録音です。
    ただ、初期デジタル録音の頃なので、基準となる音量が小さい。
    先にも書いた通り、カラヤンには同内容の良い演奏の音源がありますし、ファン向きのCDかと思います。

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     2012/09/06

    同時期に発売された2番と同じような仕上がりで、バラキレフが書いた美しいメロディに十分酔う事ができます。
    ゴロフスチンと言えば、モスクワ交響楽団との録音が有名ですが、このCDでは師、スヴェトラーノフがシェフをしていたロシア国立交響楽団を降っています。
    かつてのこのオケの録音を知っていると、かなりパワーダウンしたなと感じます。
    音質はそこそこですし、価格がやすいので入門盤としては良いと思います。

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     2012/09/02

    キングレコードが出している(出していた?)伊福部昭の芸術シリーズのCDで、このCDはシリーズで最初に発売された三枚のうちの一枚です。
    このCDでは、シンフォニカ・タプカーラ、日本組曲を、作曲家立ち会いの元収録した物。
    それだけに演奏の方は素晴らしく、広上&日本フィルの熱の入った名演が聴けます。
    録音もかなり鮮明かつ迫力があります。
    値段はそれなりにしますが、邦人作曲家のCDでは新録(といっても20年近く前だが…)と言う事を考えれば適正な値段でしょう。

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     2012/09/01

    クラシック音楽がブームなった頃からか、初心者向きの簡単に弾ける楽譜が出回るようになりました。
    中にはイマイチな物もあったりするのも事実ですが、この本は弾きやすいアレンジの上に、上手くやれば、聴かせられると思います。
    ただし、全てハ長調ではないので、調が読めないと行けませんが…
    わからない所があっても編曲者自身の演奏によるCDがついていますので、それを聴けば分かるかと思います。

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