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2 people agree with this review 2016/06/04
サンフランシスコ交響楽団との2枚は、演奏が立派すぎるくらい立派。むしろ、3枚目のコロンビア・ジャズ・バンドやコロンビア・ジャズ・バンドの方がガーシュウィンらしさがある。「オブ・ジー・アイ・シング」は演奏以前に曲の好悪がわかれるかもしれない。7枚目のサラ・ヴォーンは印象的。
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6 people agree with this review 2016/05/22
だいぶダブっているものがあるのですが、買いました。ひとつひとつ聴きながら、デュトワとMSOが特にフランスの近代音楽の人気向上に果たした役割は大きかったな、と思いました。録音はどれもいいし、演奏はいい意味で饒舌でうまい。特に木管パートは素晴らしい。35枚といわず、いっそ全部まとめてほしかった。
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ERATOやEMIでの小澤征爾の録音を収録したBOX。若くて生きのいい頃の録音から年代順にまとまっている。フランス、ロシア、日本、アメリカといった国の作曲家が目立ち、また近現代曲が多く含まれていて、小澤の個性がよく伝わってくるラインナップになっている。いくつか手持ちのものとダブっているけど、特にリマスタリングが向上しているという感じはしない。
2 people agree with this review 2016/05/07
まるで南フランスの自然を想起させるような、美しく、明るく、上品で、繊細で、親しみやすい旋律の曲が続く。後期ロマン派でありながら印象派的な香りもする。そんなセヴラックの芸術の弾き手として、チッコリーニはぴったりだ。
0 people agree with this review 2016/05/02
世界初録音の曲が混じっている。特別なものではないが、いろいろな形でピアノの表現のあり方について考えさせられた。NAXOSはただ安い演奏と、売れ筋ではないがこういう特色のある作品をあえて取り上げたものがあり、後者に関していうなら録音芸術の世界において大変重要な役割を担っているレーベルだといえる。
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4 people agree with this review 2016/05/02
「やっぱり、ウィーン・フィル」。聴きながら何度もそう思った。上質な空気、豊かな音色、どこか温かさのあるアンサンブル。レヴァインのMozartというより、VPOのMozartだ。集中して聴くと、緻密さという点では完ぺきではない演奏もあるが、これはちょっと別格な全集である。
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CD27のプロメテウスに関する曲ばかり集めたものはおススメ。若いときのチャイコフスキー全集はCSOの上手さと相性がいい。BPOとの録音のMozartのMass in C minorをはじめ、オペラや声楽曲は、どれもことごとく素晴らしい演奏である。
0 people agree with this review 2016/05/01
この公演は、オーチャードホールで生で聴きました。見通しがよく、この曲の特徴がよく引き出された大変見事な演奏でしたので、おすすめしておきます。ところで、このコンサートは、前半で武満徹の曲をやっていて、そちらの方もとてもよかったのですが、そっちは入っていないのですかね。
1 people agree with this review 2016/04/17
演奏・録音共に素晴らしい。サロネンの手腕とロスフィルのうまさだけでなく、作曲家と指揮者の良好な関係が背景にあるのだろう。なかなかよかった。
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5 people agree with this review 2016/04/10
才能を高く評価されながらも、24才で死去した作曲家。全体的に聴きやすい佳作が多い。美しいメロディーを含むものもあるし、内省的であったり、ちょっとだけ情熱的であったりする。こうやってまとめて聴けるのは貴重だ。売れ筋ではないが、フランスの近代音楽が好きな人にはいいかもしれない。
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6 people agree with this review 2016/04/10
ピリスはサントリーホールで聴いて以来、大好きなピアニスト。結構だぶりがあるのだが、せっかくの全集なので買ってすべて聞いた。女流ピアニストらしい繊細さと豊かな抒情性を美しい音色が支えており、とにかく聴いていて疲れない。エラート時代の録音も大変良いが、こちらはこちらで少し落ちついた魅力がある。
3 people agree with this review 2016/03/21
東京オペラシティで聴いたこのコンビのコンサートが素晴らしかったので買いました。細部までとても気を配って大切に弾いています。特に4番以降は、曲に秘められた繊細で内面的な部分を丁寧に解きほぐして示しており、極めて秀逸です。
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2 people agree with this review 2016/01/09
全部聴いた。素晴らしい全集だった。ペライアはコンサートにも行ったことがあるが、とにかくタッチが美しい。この人が奏でる美音は、天性の美声をもったソプラノのような、聞く人を虜にするようなものがある。至高の時間を過ごさせてもらった。
11 people agree with this review 2015/11/07
ほとんどが名演と呼んでいい演奏である。録音も安定している。アシケナージと組んだBeethovenのバイオリンソナタはDECCAでの録音でピアノの優位性が目立つ。バレンボイムとの相性は抜群に良く、Mozartのバイオリンソナタは流れるようなコンビネーションを楽しめるし、パリ管をバックに弾くLalo、Berlioz、Saint-saens、Wieniawskiもいいし、CSOとのElgarも悪くない。レバイン&VPOとのMozartのバイオリン協奏曲はVPOらしい流麗な後押しがいい。小沢やメータと組んだ演奏も見事なものである。
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4 people agree with this review 2015/11/07
ランパルの演奏は素晴らしい。バロックのオーケストラはパイヤールやシモーネといったかつてのエースがいいコンビネーションを聴かせてくれる。現代的なバロックの演奏スタイルとは少し違うが。また、数は少ないが、イベールをはじめとする近代曲の演奏はとてもセンスがよくておススメ。残念なのは、重複している手持ちのCDと比べた限り新たなりマスタリングが行われていないこと。オリジナルテープに入っている傷と思われるノイズもある。音質については満足できなかった。
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