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Review List of レインボー 

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     2015/12/26

    チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』と『白鳥の湖』を収録したCD。
    くるみ割りの方は組曲、白鳥の湖は組曲に近い抜粋となっています。
    ミヒャエル・ハラース指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で1987年、スロヴァキア・コンサート・ホールで録音された物。
    ハラースはナクソスの初期に幾つか録音を入れていた指揮者の1人で、この盤も初期ナクソス時代に録音された一枚になりますが、非常にオーソドックスな演奏ながら、決める所はしっかりと決める、そんな演奏です。
    白鳥の湖は、曲の盛り上げ方、オケの鳴らし方、テンポの揺らし方等、有名音源にも負けないぐらい熱っぽい演奏であり、安かろう悪かろうが多かったナクソス初期の音源でも、おすすめ出来る一枚。
    勿論デジタル録音で音も良い(ナクソス品質)です。

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     2015/12/18

    ヨハン・シュトラウス1世の管弦楽曲を紹介していく、マルコポーロのシリーズ、このCDが最終巻との事で、最晩年の作品を集めた内容となっています。
    ワルツの父と呼ばれるヨハン1世ですが、最晩年はウィーン革命がおきたためか、意外と行進曲も多く(代表曲のラデッキー行進曲もこの時代の作品)この巻でも半数が行進曲、最後の未完となった曲も行進曲と、なかなか興味深い所です。
    この未完の作品は補筆などはせずあくまで、ヨハン1世が書いた部分なのかかなり中途半端に終わります。
    ワルツは、初期の頃に比べてはるかにシンフォニックになっており、息子達のスタイルにより近くなっています。
    この盤でも演奏は、クリスティアン・ポラック指揮、スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナの演奏であり、クセのない安定感のある演奏が特徴です。
    2012年録音、音質良好。

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     2015/12/17

    イギリスとフランスの行進曲を集めたCDです。
    1960年代前後頃に録音された音源をCD化した物で2012年に発売された『華麗なる世界の行進曲〜輝かしきブラスの響き』という通販限定のボックスセットの6枚目をそっくりそのまま単品販売した内容となっています。
    今回の発売にあたって目に見えて音が良くなったとかは感じられませんでしたのボックスを持ってる人には不要でしょう。
    但し、アメリカ空軍の録音を除けば、年代を考えれば聴きやすい音質という事も付け加えておきます。
    また意外と珍しい作品がいくつか収録されており、そういう意味でも貴重な一枚です。
    演奏団体は、登場順に、アメリカ空軍軍楽隊(指揮:ジョージ・ハワード)東京吹奏楽団(指揮:山本正人)パリ警視庁音楽隊(指揮:デジレ・ドンディーヌ)で、この中で一番良い演奏なのは、ドンディーヌ率いるパリ警視庁音楽隊の演奏。
    全曲お国物の、フランス行進曲なのですが、あのギャルド等で聴かれたフランス独自の楽器編成による明るいパステル調のサウンド、ファンファーレ隊も参加したその演奏は、力強く、聴き手の心を一瞬で掴んでしまう名演奏です。
    また、山本正人指揮の東京吹奏楽団、相変わらずあたりはずれはありますが、ヤング『続け』や、独自のアレンジがなされた『ロレーヌ行進曲』はなかなか面白い快演。
    アメリカ空軍軍楽隊は、技術面では最も安定していますが、この中では良くも悪くも普通。
    とはいえ、3団体とも現在の演奏団体にはなかなか出す事の出来ない味があります。

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     2015/12/17

    スッペの喜歌劇『ファティニツァ』の全曲盤です。
    こんにちではいくつかのスッペの序曲集にのみで名前が知られていると言った所で、スッペの他の舞台作品同様、作品全曲はほとんど知られていないこの作品、恐らくはこれが唯一の全曲盤ではないかと思います。
    印象に残るメロディは少ないですが、スッペにしか書けない軽妙な音楽は、これはこれで楽しい所があります。
    ヴェンツェンツ・プラクスマラーとフランツ・レハール管弦楽団による演奏は、作品を聴くにあたり、特に問題ない水準だと思います。
    録音、良好。

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     2015/12/15

    イサイ・ドブロウェンのリムスキー=コルサコフの管弦楽曲を収録したCD。
    何れも最晩年の1952年に録音された音源で、ドブロウェンの代表的音源の1つ。
    現在出ているドブロウェンの音源は伴奏物が中心で、これは珍しいドブロウェンの単独の音源で、CDをかけてみて驚くのが、フィルハーモニア管弦楽団からまるでロシアのオケのような、骨太なサウンドを引き出しています。
    そして全編にわたって、劇的なシェエラザード(難破のシーンの表現力は凄い)は、この曲の数ある名演奏に並ぶ物だと思う。
    また、フィルハーモニア管弦楽団の各奏者の技術の高さ、音色の美しさは、見事な物。
    弦楽のアンサンブルの高さは、シェエラザードは勿論の事、サルタンの行進曲等でも存分に味わえる。
    サルタンは知らないが、シェエラザードに関しては過去に復刻されているようで、このオーパス盤は年代を考えれば良好で聴きやすい復刻ではないかと思う。

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     2015/12/15

    アメリカの行進曲を集めたCD。
    収録音源は、1960年代に録音された音源で、2012年に『華麗なる世界の行進曲』という通販限定の8枚組ボックスセットに収録されたアメリカ行進曲編3枚を、一枚に編集した物。
    オーソドックスな選曲のように見えて、意外とマニアックな選曲をしている。
    演奏団体は、東京吹奏楽団(指揮:山本正人)アメリカ空軍軍楽隊(指揮:ジョージ・ハワード)陸上自衛隊中央音楽隊(指揮:斎藤徳三郎)で、あたりはずれが大きいが、当たればすごい東京吹奏楽団、いかにも本場らしい軽快な好演を聴かせるアメリカ空軍軍楽隊、オーソドックスながら豪快で随所に濃い表情をつけた陸上自衛隊中央音楽隊と言ったそれぞれの団体のカラーが良く出た演奏だ。
    『星条旗よ永遠なれ』『忠誠』『キングコットン』『国家の象徴』『栄光』と言った名演奏も聴き所。
    技術面では難あれど、今の演奏団体にこういう心の入った演奏が出来る所は少ないのではないだろうか。
    アメリカ空軍の録音は、ちょっと悪く、他は聴くにあたって問題ないと言った所。
    但し、上の全集と音質は変わらず、全集のほうが他にもたくさん曲が入っているので、資金に余裕があればそちらを買った方がお得。
    この盤は、全集を買う程ではないが取りあえず主要な曲のみ押さえておきたいという人向きではないだろうか。

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     2015/12/14

    ハイコ・マティアス・フェルスター指揮、ニュー・ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたこのCDは、シュトラウス・ファミリーの曲を収録したCDです。
    このCDの一番の特徴が、マイナーな曲をたくさん取り上げられているという事。
    ヨハン二世の作品が、『こうもり』から編まれた作品を集めていたり、エドゥアルド・シュトラウスの『カルメン・カドリーユ』が入っていたり、果てはヨハン三世の作品が入っていたりと、こだわりを感じる選曲となっています。
    また演奏がこれまた良くて、いかにもなドイツ的な重厚なサウンドと、若々しく推進力のある演奏はお見事という他ありません。
    その上、SACDハイブリッド仕様のわりに値段も安いという大変良心的な盤。
    私はSACDが再生出来る環境ではないですが、通常のCD層でも十分な音質です。

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     2015/12/13

    ドイツとオーストリアの行進曲を収録したCDです。
    収録音源は何れも1950〜1960年代頃に録音された物で、2012年に『華麗なる世界の行進曲』という8枚組通販限定boxで初CD化された音源から、2枚分を一枚に編集した物。
    ただし、4曲目、双頭の鷲の旗の下にのみ、このCDが初CD化と思われます。
    演奏団体を紹介しますと、アメリカ空軍軍楽隊→第2代隊長、ジョージ・ハワード大佐の指揮で、2曲収録。
    演奏は快速で、良くも悪くもアメリカ的。
    ただ、録音があまり良くなく、曇った音質。
    東京吹奏楽団→CD中、最も多く演奏している団体で、創設間もない頃の貴重な録音。
    指揮は山本正人。
    バンドは比較的人数が少ないのか、パート毎の音が良くきこえる。
    但し、技術面ではプロとしてこれはダメだろうと言う所もあるし、一曲毎に演奏の差も激しい。
    当たれば好演、ハズレはアマチュア以下、厳しいがそんな感じだ。
    またこの東京吹奏楽団の音源、編曲が大変に悪い。
    ドイツ行進曲の醍醐味として、ダイゼンロートやハッケンベルガーらのような、重厚で華麗な編曲が挙げられるが、この盤の編曲、部分的に良い所もあるが、基本的に原曲の持ち味を壊してしまう、悪い改変で、何故解説書でこの編曲が持ち上げられているのかわからない。
    最も良い演奏だったのは、陸上自衛隊中央音楽隊の演奏で、指揮は、第2代隊長、斎藤徳三郎1等陸佐。
    僅か2曲、『旧友』『双頭の鷲の旗の下に』のみの登場であるが、低音楽器を補強し、オーソドックスながらも、細かい所まで表情をつけたメリハリある演奏は見事、技術面でも前団体に比べ比較的安定して聴ける。
    またこれとアメリカのは編曲もオーソドックスなので問題ない。
    どの団体も現在の吹奏楽団にはない独特の味というのは、良く出ていると思う。
    収録曲は何百とあるドイツ行進曲の中から18〜20世紀に至るまでの有名、無名の作品が収められており、好みはあるだろうが、まぁ個人的にはアリだと思います。
    また、楽曲解説はかなりいい加減で、楽曲の読み、作曲家の読み、果ては作曲年等間違いだらけ。
    解説者は2人いるのですが、そのうちの1人、大石清氏の分は新たに書き直す事は出来なったのでしょうか…
    収録時間的にあと少し収録が欲しかった所で、例えばコロムビアには、斎藤隊長&陸自中音によるカール王行進曲のような未CD化音源もあるはずですので、そういうのも時間いっぱいに入っていればと思いました。

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     2015/12/12

    フランツ・レハールはこんにちオペレッタの作曲家として名高い物の、音楽家としてはオペレッタ作家ではなく、軍楽隊でキャリアをスタートした人物で、ウィーンに落ち着くまで、オーストリア=ハンガリー二重帝国内の各地の軍楽隊で隊長を務めています。
    そのため、意外と多数の行進曲を書いている物の、これまでちゃんと取り上げられる事もなく、ほとんどの作品が知られざる作品となっていました。
    そんな中、発売されたのがこの行進曲集です。
    ほとんどが初期に書かれた若書きの作品ながら、後々のオペレッタに通じるような色彩的なオーケストレーション、ハンガリーの民謡を元にした、勇壮な短調のメロディー等、なかなか見事で、CPOの管弦曲集等とともに、レハールの交響作家としての顔を見られる一枚になっています。
    また、このCD、レハールの同名の父、フランツの作品を3曲収録!
    父も軍楽隊長で、作風は、19世紀中期に書かれた典型的なオーストリア行進曲と言った所で、息子の作品より独創性はありませんが、大変に貴重な録音でしょう。
    ラーズロ・マロシ指揮、ブダペスト交響吹奏楽団の演奏で録音された物で、演奏団体は、陸軍軍楽隊のメンバーを中心に編成された団体だそうで、技量面で不足はなく、また演奏もなかなか熱い。
    音は綺麗であるが、スタジオ録音であるためか、残響はあまりなく、硬めに響くサウンドが特徴である。

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     2015/12/11

    オッフェンバックの喜歌劇『パリの生活』『美しきエレーヌ』『天国と地獄』を収録したCD。
    全曲、セリフなしの聴き所のみの抜粋収録。
    ただし、聴いた感じでは元から全曲盤はないと思われる。
    3作品ともジュール・グレシエ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団、セントポール・レイモンド合唱団の演奏で、1952〜1953年にかけて録音された物。
    歌手は世界的スターこそいないが、当時のパリ周辺で活躍した人物を配役、何人かは、複数の作品にまたがって出ている。
    グレシエ(1897〜1960)は、フランスの指揮者で、1930年代からリリック放送のオケ等を振って、多数のオペラを吹き込んだ人物で、オッフェンバックだけでも他に『ホフマン物語』や『美しきエレーヌ』(1948年録音、リリック放送管)がある。
    このラムルーとの録音は一言で言うなら、古き良き時代のフランスのオッフェンバックと言った所で、歌手も芸達者だし、ラムルーのオケも録音当時のフランスオケ特有の響きがするし(特に管)、天国と地獄の有名なヴァイオリン・ソロは絶妙にレトロな音色で、全体的に懐かしく、その雰囲気を楽しむべき演奏と言えるのではないか。
    勿論、オッフェンバック作品に必要な、テンポの良さも持っている。
    録音年代のわりに音質が良いほうなのも嬉しい。

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     2015/12/10

    アゼルバイジャン出身のソ連の作曲家、アミーロフのオーケストラ作品集です。
    アミーロフはアゼルバイジャンの国民的作曲家と知られ、その中東情緒あふれる素朴で民族色の強い旋律と、卓越した色彩感豊かなオーケストレーションなど、一度聴くとやみつきになる程癖になる濃い作品を残しています。
    同じソ連のハチャトゥリアンとよく比べられますが、分かりやすさで言えばこちらの方が上かも知れません。
    そんなアミーロフ、作品集は大変に少なく、現在CD化されているのは廃盤も含め4枚程と言った所。
    この盤には代表曲『アゼルバイジャン奇想曲』『キュルド・オヴシャリ』『グリスタンのバヤティ・シラーズ』組曲『ニーザミー』の4曲が収録されています。
    演奏は、モスクワ放送交響楽団、指揮はヤルシン・アディゲザロフ。
    演奏はロシアのオケでもトップクラスの団体ですので、ある程度の水準には仕上がっています。
    勿論、ロシアン・ブラスだって聴く事は出来ますし、打楽器の強打やネチっこい弦楽のサウンドなどはいかにもロシアオケと言った所。
    しかし、指揮者の解釈か録音年の関係か、パワー面ではやや不足。
    ロシアオケ以外なら十分なパワーなのでしょうけど、やはりソ連時代のような地の底から出てくるような骨太で豪快でちょっと下品で、痛快な快演で聴きたいですし、作品もそう演奏しても面白くなる魅力がありますのでちょっと残念な所。
    その代わりといっては何ですが、音質は良好で、まぁ1993年録音と比較的新しいだけあります。

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     2015/12/08

    ウィンナ・オペレッタ最後の作曲家、ロベルト・シュトルツがウィーン交響楽団を指揮して録音した音源から、シュトルツとヨハン・シュトラウスの音楽を集めた内容となっています。
    シュトルツは多数の音源を録音しており、同曲異演も多数。
    シュトルツの録音で特に有名なのがオイロディスクに録音された一連のウィンナ・ミュージックの音源ですが、このCDに録音された音源はまたそれとは違うようです。
    アメリカ的明るさと、情緒豊かに歌うシュトルツらしい演奏で、どれも素晴らしいの一言につきますが特に自作の作品に際立って素晴らしい演奏が多いように思います。
    シュトラウスでは『千百日物語』の間奏曲が良いでしょうか。
    『こうもり』はカットあり。
    録音年代は不明ですが、まぁ問題なく聴けるのではないでしょうか。

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     2015/12/06

    19世紀のウィンナ・オペレッタの作曲家、ミレッカーの知られざる作品『哀れなヨナターン』の全曲盤。
    レオポルド・ハーガー指揮、ケルン放送管弦楽団の演奏で1980年のライブ録音を収めたCDで、現在最も手に入りやすい音源である。
    知られていないだけあり、曲はほとんど印象に残らないが、演奏は作品を知るには不足はないと思う。
    オマケとして、エルンスト・ローマー指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団による『乞食学生』の抜粋が収録されており、これは往年の名歌手、タウバーが歌っている以外おすすめ出来る所はないが、時間が余ればちゃんと余白を埋めてくるこのレーベルらしい嬉しいボーナスだろう。
    両方とも時期相応の音質と言った所だろうか。

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     2015/12/05

    ナクソスのスーザの吹奏楽曲を紹介していくシリーズの第14弾。
    演奏は、イギリス王立空軍中央軍楽隊、指揮はお馴染み、キース・ブライオン。
    今作はスーザの活動時期の中でも、初期から中期にかけて作曲された作品を中心にしています。
    吹奏楽のために書かれた作品はまず見かけないですし、行進曲も大半が録音の少ない珍しい物ばかりであり、そこが聴き所です。
    目玉であろう『国際会議』は、あまりにも長くちょっと退屈ですが、初期の力作なのでしょう、『世界一周旅行クラブ』はスーザの最後の行進曲と知られており、短いながらも、スーザのエッセンスが濃縮された良い曲です。
    ブライオンの演奏、いわゆるクイック・マーチはやや遅いテンポで、精彩に欠くというか、メリハリに欠くというか、イマイチな所がありますが、それ以外の曲はロイヤル・エアフォースの優秀さも手伝いなかなか。
    随所で聴かれるスーザ・アクセントというスーザの独自の演奏法の再現も聴き物。
    またSRCレーベルのエンジニアが録音を担当しているだけあり、非常に豊かな残響が特徴の録音です。

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     2015/12/04

    ペーター・アンダースが歌ったヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『ローマの謝肉祭』『こうもり』と、フェレンツェ・フリッチャイが、ベルリン放送交響楽団を指揮して、ヨハン・シュトラウスの作品を取り上げたコンサートのライブ録音を収録しています。
    アンダースの録音は、フランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団の演奏1950年と1952年に収録された物で、両曲とも抜粋ですが、ローマの謝肉祭は長らくほぼ唯一の音源で、こうもりはマルスツァレクはもう一つ録音があるが、それとは少し内容が違う。
    しかし、このCDの目玉はアンダースの喜歌劇よりフリッチャイの録音で、音質はイマイチながらも、メリハリのついた、ワルツやポルカはなかなか面白いです。

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