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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2013/05/25
ニコライのオペラ『ウィンザーの陽気な女房』の全曲盤です。 このオペラ、序曲が大変有名で録音も多いのですが、オペラ全曲の録音は少なく、本盤は貴重と言えます。 クルト・リヒターとウィーン大放送交響楽団によって録音されたこの音源は、演奏者も歌手も無名ではありますが、申し分のない水準で、楽しめます。 1958年録音のわりには、音質は良好で聴きやすいです。
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1 people agree with this review 2013/05/24
アメリカの楽曲を集めたCDで、ティム・クーパー少佐指揮、ブルース・アンド・ロイヤルズ軍楽隊の演奏で収録されたCD。 国民の象徴、星条旗よ永遠なれのような行進曲から、パイレーツ・オブ・カビリアン、スターウォーズのような映画音楽まで様々なジャンルの曲が収録されている。 だいたい前半はポップ系、後半はクラシック系と思って貰うと良い。 演奏については、正直不可もなく可もなくといった微妙な出来。 録音年は不明で音質は悪くないが、よほどの演奏家のファン以外はおすすめしない。
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メイエのボレロに続く、佼成ウインド・オーケストラのライヴシリーズが早くも出た。 2012年12月1日、タケミツ・メモリアルホールで開催された、第113回定期演奏回を収録した物。 プログラムを見れば分かるように、この演奏会、吹奏楽ファン好みの選曲で、コーディルの吹奏楽のための民話に始まり、レスピーギのシバの女王で終わると言う物。 佼成と言えば、技術はあるけど楽譜をなぞったような演奏といったCDが多いが、ライヴ盤では燃焼度の高い演奏が多い。 ライヴ録音の本盤こそ、この団体の実力を知る最適な1枚だと思う。 ホルスト、吹奏楽のための組曲第2番、そして委嘱作品の佐村河内の祈り等が正しくそのような演奏である。 録音、音質も良い。 プロ楽団のライヴ録音は思いの外少なく、定期演奏会の録音は思い当たるのはユニバーサルから出ていた自衛隊音楽隊のシンフォニック・ブラス・コレクションや、大阪市音楽団の一部CD位。 是非とも佼成の演奏会もこのままシリーズ化して頂きたい物だ。
3 people agree with this review 2013/05/24
旧盤から24年後に録音された本盤は全体的にテンポが遅く、特に第2楽章は4分も遅くなっており、その他も20秒〜1分ほど、遅い。 バーンスタインの新世界は旧盤(SONY)のスタイリッシュで生気溌剌とした演奏が好きだけど、第3楽章だけはちょっとせかせかした所があってピンと来なかったが、この新盤は少し遅いのでまだせわしない感じはあるのだけれど、ここは良い。 ただし、全体で見れば古いほうが良いと思うし、バーンスタインで(新世界を)聴きたいとうのら旧盤をおすすめ。 私が、所有しているのはSHM-CD仕様のCDで、要は最近多い高品質CDなのだが、イマイチどう違うのか、良くわからなかった。
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作曲集団『風の会』に所属する作曲家の手によるマーチを集めたCDです。 1もあるようなのですが、残念ながら未聴。 演奏は、阪急百貨店吹奏楽団、西宮市民吹奏楽団、尼崎市民吹奏楽団でいずれも関西で有名なアマチュア・バンド。 それぞれ4曲ずつ担当している。 尚、指揮者の記載はなし。 収録曲のほとんどはいわゆるコンサート・マーチスタイルの曲で、いかにもアマチュアらしいシンプルな作品が多いです。 資料的価値のほうが高く、個々の作曲家のファン向きでしょう。
0 people agree with this review 2013/05/24
バーンスタインの新世界交響曲は2種類の録音があって本盤は、古いほうの録音。 1962年録音で当時シェフをしていた、ニューヨーク・フィルハーモニックとの演奏で、溌剌とした音楽。 ただ第2楽章だけは合わなかったのだが。 本盤にはさらにドヴォルザークの『謝肉祭』『スラヴ舞曲』スメタナ『売られた花嫁』が収録され、収録時間ギリギリまで入ったお徳盤。 こちらも速い音楽が素晴らしく、謝肉祭や売られた花嫁の序曲等は楽しく聴ける。 私が持っているCDは通常のCDではなく、ブルースペックCD2、何とも長い名前だが、要は最近よくある高品質CDらしい。 解説書の中に従来のCDとブルースペックCD2の違いを書いたペラ紙が入っていて、それによるとBlu-rayの技術を応用した物らしい。 ノイズもなく、オーケストラのパートもクリアに聴こえるような気がするが、聴き比べたわけではないのでどこまで音質が良くなっているのかは不明だ。
0 people agree with this review 2013/05/23
マルコポーロが発売していたスッペの管弦楽曲集の6枚目。 今のところシリーズで最も新しい1枚です。 指揮、クリスティアン・ポラック、演奏は、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団。 9曲全てが世界初録音と言っても良い位珍しい曲ばかりが取り上げられています。 いずれもスッペらしい輝かしいメロディと、オーケストラを豪快になりしたサウンドが特徴です。 ただ、オケのスロヴァキア国立フィル、あまり上手くはなく、指揮者が苦労しているのがよくわかります。 しかし、資料的価値は抜群に高いので4つ星にしました。 録音、音質は問題なし。
2 people agree with this review 2013/05/22
シュトラウス一家のワルツを中心に収録した3枚のCDをボックス化した物。 基本的に珍しい曲が中心であり、ヨハン2世を中心に、一族では録音が少ないエドゥアルトの曲が多く収録されていたり、そのエドゥアルトの息子、ヨハン3世の作品が収録されていたりと、シュトラウス・ファンには嬉しい内容。 またファールバッハ、ツィーラー、ミレッカーと言ったシュトラウス以外の作家の曲も収録されているので、ウィーン・ライト・ミュージックファンにもおすすめ。 演奏も、ヨハン・シュトラウス管弦楽団と作曲家の名前を冠したオケだけあり、上手。 値段は張りますが、それだけの価値はあると思います。 録音、音質、問題なし。
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0 people agree with this review 2013/05/22
オウェン・A・ヒューズ指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏の管弦楽小品集です。 本盤に収録された曲はどれも馴染み深い曲ばかりですが、最近は演奏会や録音で取り上げられる機会か少なくなった曲もあったりして、貴重な1枚となっています。 特に『見よ、勇者は帰りぬ』は誰もが知っている名曲であるのに意外と音盤がなかったりするので、尚更貴重です。 演奏も品よく、それでいて熱の入った演奏で、 気軽に聴けて良いです。 1988年録音、音質良好。
0 people agree with this review 2013/05/21
ソプラノ歌手、バーバラ・ボニーが、金銀時代のウィンナ・オペレッタの名曲を歌ったアルバムです。 定番所に加えて珍しい作品も含みます。 ウィンナ・オペレッタのアルバムは数多く、それらの大多数はオーケストラ伴奏というのが多いのですが、本盤はロナルド・シュナイダーというピアニストによる、つまりピアノ伴奏で収録されています。 実の所、最初ピアノ伴奏と言う事であまり期待していなかったのですが、余計な音が削ぎおとされた分、本来のメロディが存分に楽しめますし、ドイツ芸術歌曲に通じる高い芸術性をもった作品であると言う事が確認出来てよかったです。 勿論、ボニーの歌唱も素晴らしい。 また音質も良好です。
1 people agree with this review 2013/05/20
清瀬保二、小倉朗の管弦楽曲を収録した本CDは、作曲家の芥川也寸志が、長いこと指導した新交響楽団の演奏会で二人の作品を取り上げた最にライヴ録音された物。 共に録音は少なく、大変貴重な物と言えます。 演奏もアマチュア・オーケストラとは思えないレベルの高い演奏で、曲を知るには十分でしょう。 尚、このCDの音源は一度、『日本の作曲家の個展』(だったかな?)という題名で発売されていましたが、今回の発売でいくつか曲が削られており、是非完全復刻(できれば戸田や菅原と言った他の作曲家の音源も含めて)して貰いたい物です。 音質についてはライヴ録音と言う事も考えても問題はないと思います。
1 people agree with this review 2013/05/19
イギリス空軍各軍楽隊の演奏で、行進曲を収録したCDです。 『イギリス空軍の行進曲』と言うタイトル通り、空軍の行進曲やイギリスの行進曲が中心ですが、スーザやタイケ、リンケと言った外国の作曲家による行進曲も収録されています。 演奏団体は、イギリス空軍中央軍楽隊(指揮:H.ヒングリー中佐)イギリス空軍士官学校軍楽隊(指揮:D.デイヴィソン少佐)イギリス空軍連隊軍楽隊(指揮:D.コンプトン少佐)イギリス空軍合同軍楽隊(指揮:R.ウィルキンソン中佐)イギリス空軍ドイツ駐留隊軍楽隊(指揮:H.ヒングリー大尉、D.ウォード大尉)です。 これらは全て過去に発売された音源から集められた物ですが、現在廃盤になっているのも多く、そういう点では貴重な再発です。 肝心の演奏ですが、やはり色々な演奏を集めたオムニバス盤だけあり、当たり外れがあります。 士官学校軍楽隊の戴冠式行進曲はなかなか良いと思います。 反対にドイツ駐留隊軍楽隊は、全体的に微妙な物が多いです。 尚、タイケの旧友はリピートありで6分15秒とかなり遅く、この曲の最も遅い演奏ではないかと思います。
イギリス空軍創立70周年を記念して制作されたアルバムで、戦争映画(特にイギリス空軍をテーマにした)の主題曲を中心に空軍や空に関係する楽曲を収録したCDです。 演奏はイギリス空軍中央軍楽隊、指揮者はダンカン・スタッブス中佐。 同軍楽隊は吹奏楽編成が通常だがこの録音ではバンド編成や管弦楽編成をとっている曲がある。 ほとんどの曲が空軍軍楽隊の得意とする曲ばかりで、その颯爽として力強い演奏はお見事の一言につきますが、その中でも特におすすめなのが、『空軍分列行進曲』と『アラビアのロレンス』で前者は空軍軍楽隊のテーマ曲とも言える曲、これは同曲の中でも白眉の出来と言える物、後者は映画音楽で、ここでは原曲通り管弦楽編成での演奏、しかし片手間の持ち変えの中途半端な物ではなく、一流オケが演奏した演奏と肩を並べる位密度の濃い充実した演奏です。 またこのCD録音が大変素晴らしく、楽器が鮮明かつ力強くとらえられたその優秀な録音は、バランス重視で金管の音量を意図的に下げ、メロディ楽器を目立たせた録音の多い日本のメーカー(特に楽譜出版社系の)には出せないサウンドですし、見習うべきでしょう。 尚、2トラック、チャーチル元首相の演説に音楽を被せた物があります。
1 people agree with this review 2013/05/18
2011年ブリティッシュ・ミリタリー・トーナメントの実況録音盤。 このイベントには軍楽隊も出演するが、音楽主体というわけでもなく英兵による模擬演習や西部劇の再現等、ショー的要素の強いイベントである。 実際ほぼ全編にナレーションがあるうえに、音楽に被さったりするので意外と鬱陶しい。 観賞には不向きでどちらかというとイベントに参加した人のお土産的なCDである。 尚、出演した軍楽隊は以下の通り。 イギリス空軍中央軍楽隊(指揮:ダンカン・スタッブス中佐) 王立砲兵隊管弦楽団(指揮:クライン・ハラット大尉) イギリス近衛兵合同軍楽隊(指揮:D.ロバートソン少佐) イギリス海兵隊特殊部隊訓練センター軍楽隊(指揮:リチャード・ハレヴィ大尉) またゲストで、アメリカ陸軍欧州軍楽隊(指揮:バッツ・ステール中佐)が参加している。
ナクソスの姉妹レーベル、マルコポーロは忘れられたウィーン・ライト・ミュージックの録音を積極的に行なってきましたが、その中でツィーラーは全4枚分発売されました。 このCDは、3枚目にあたるCDで、代表作である『シェーフェルト男爵』行進曲で始まり、13曲収録されています。 指揮者はクリスティアン・ポラック、演奏はラズモフスキー交響楽団。 オケのラズモフスキー交響楽団はスロヴァキアのオケのメンバーからなる団体で、薄い弦に鳴らない金管と、スロヴァキア放送交響楽団やスロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団と良く似たサウンドです。 演奏も可もなく不可もなくと言った普通の演奏で、どちらかというと収録曲の珍しさという資料的価値のほうが高いでしょうか。 尚、録音・音質は綺麗です。 2000年の録音。
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