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TOP > My page > Review List of レインボー
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Showing 1996 - 2010 of 4929 items
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0 people agree with this review 2017/06/08
ナクソスが完成させたグリエールの交響曲全集の一枚。 このCDは『交響曲第1番』と交響詩『シレーヌ』を収録した物。 初期の作品である交響曲は若々しさとスラヴ的な歌謡性のある旋律が良いし、シレーヌもグリエールらしいリリカルな作品である。 演奏はステファン・ガンゼンハウザー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団による物。 ガンゼンハウザーの演奏は手堅く仕上げた物であり、作品を聴く分には全く問題ない。 またスロヴァキア・フィルもなかなか良い音色を出している。 音質良好。
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1 people agree with this review 2017/06/08
フォンテックが発売していた陸上自衛隊中央音楽隊と野中図洋和1等陸佐とのアルバムのひとつ。 このCDはイギリスの作品を集めた内容となっている。 一応タイトルにもある通り近代の作品を中心にした物。 珍しい曲もあってそこは良いのだけれど、作曲家に偏りがあるような… 演奏は落ち着いたて統制のとれた音楽隊らしい演奏。 イギリス風とは言えないが柔らかく、そして技術力の高い演奏には安心して耳を傾けられるだろう。
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0 people agree with this review 2017/06/07
ニコライ・ゴロワノフが残した録音を復刻した物。 この盤は、ボリショイ劇場管弦楽団によるカリンニコフ『交響曲第1番』とモスクワ放送交響楽団によるチャイコフスキー『フランチェスカ・ダ・リミニ』を収録した内容となっています。 ここでもゴロワノフの演奏は個性にあふれた強烈な印象を残す物で面白いです。 カリンニコフは50年も前の録音ながら現代にも通ずる解釈があります。 録音は時期を考えればこんな物と言った所でしょうか。
ショスタコーヴィチの管弦楽曲を収録したCDで、テオドレ・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団の演奏で収録。 シリアスな顔で知られるショスタコーヴィチだが一方でこのような分かりやすい作品を幾つもの書いていた。 この盤には有名な『舞台管弦のための音楽(ジャズ組曲第2番)』やジャズ組曲第1番、祝典序曲と言った有名曲に加え『ロシアとキルギス民謡による序曲』『ノヴォロシイスクの鐘』等マイナーな作品を収録しているのも嬉しさ所。 演奏もやや重心低めだが、スコアを的確に読んだ推進力のある好演奏が聴ける。 交響曲を聴いてショスタコを苦手になった方もこのCDはおすすめです。
ニコライ・ゴロワノフが残した録音を復刻させた物である。 この録音は北欧物とロシア物を復刻した内容である。 個性的な演奏が多い旧ソ連の演奏家の中でも特に個性の強いゴロワノフの演奏であるが、ここでもモスクワ放送交響楽団を指揮して、有名な1812年やスラヴ行進曲程ではないにしろ、大変内容の濃い演奏を聴かせてくれる。 録音が古いので音質は良くないが仕方ないないだろう。
アレクサンドル・ラザレフ指揮、ボリショイ交響楽団によるハチャトゥリアンのバレエ音楽集。 ちなみに収録されているのは『ガイーヌ』『スパルタクス』『仮面舞踏会』と代表作からの抜粋である。 ラザレフの演奏は一言で言うならば爆演タイプである。 ただ、金管が下品な演奏ではなくしっかりと落ち着いた演奏である。 こう書くと矛盾しているようだが、オケの響きは間違いなくロシア、そして剣の舞の打楽器ソロをこの盤だけでしか聴けないスペシャルなタイプ(しかも力強く)で聴かせてくれる等、聴き所は多いし、また録音も優秀なのが素晴らしい。
1 people agree with this review 2017/06/07
ショスタコーヴィチの映画音楽を集めた内容のCDである。 リッカルド・シャイー指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で収録された物。 ショスタコーヴィチは生涯に渡り映画音楽を書いてますがこの盤には初期から最後期の作品まで満遍なく収録しています。 意外と録音の少ない曲も多く、発売からある程度たった今でも貴重である。 演奏はオケの技術を生かし、オーケストラを存分に鳴らしたゴージャスな演奏である。 時折譜面をなぞっただけの時もあるし、ショスタコーヴィチのシニカルさは薄いがこれはこれでありと思わせる演奏である。
レハールの喜歌劇『メリーウィドウ』の抜粋盤である。 ロベルト・シュトルツ指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏で録音・収録された物。 ウィンナ・ワルツの最後の作曲家でスペシャリストであったシュトルツはメリーウィドウを二回録音しており、1つがベルリン交響楽団との録音、もう一つがこの盤である。 ベルリン響との録音は、崩したテンポやルバート等古き良きウィーンを残しつつ、アメリカ的明るさもあった演奏であったが、この盤はウィーンによるオケと言うこともあり、より19世紀的な雰囲気が良く出た名盤。 リズムの取り方1つにしてもやはりウィーンらしい。 歌手もギューデンを始めとしたスターが揃う。 全曲盤もあるので個人的にはそちらがおすすめだが、とりあえず聴きたいもしくは、全曲は苦手と言う方はこの盤はどうだろうか。 録音年代のわりに音質も良い。
野中図洋和1等陸佐指揮、陸上自衛隊中央音楽隊の演奏で収録されたアメリカの作品を集めた内容である。 『交響曲第3番』『オセロ』『ウェストサイドストーリー』を収録した物である。 フォンティクが発売当時出していた陸上自衛隊中央音楽隊シリーズの一枚だが、その中では、最も演奏が良くない。 発売当時は数少ないプロの交響曲第3番が入ったCDで、決して技術的に大きな欠陥があるわけではないのだけれど、どれも音源が増えた現在では2軍落ちしてしまったといった所だろう。 一番良いのはリードだが、これはあくまでこのCDの中でといった所。 一番良いのはリードだが、これはあくまでこのCDの中でといった所。 基本的に、悪いというわけではないがお薦めする程の演奏というわけではないだろう。
フレデリック・フェネルによるルロイ・アンダーソンの管弦楽集である。 フェネルはアンダーソンのアルバムを幾つか残しており、全て集めるとアンダーソンの管弦楽曲はだいたい揃う。 14曲目までがイーストマン・ロチェスター・ポップス管弦楽団の演奏である。 50年代後半の録音ながら、音質は良好な部類であるし、少し音は細いが演奏も悪くない。 15曲目から最後までは、ロンドンで録音された物で、ただ単にオーケストラとしか書いてない団体の演奏(恐らくは録音用に集められた団体だろう)だが、充実した演奏と高い技術力でなかなか聴かせる。 おすすめのアルバム。
ショスタコーヴィチは生涯にわたり映画音楽の作曲をしており、最近ではオリジナルスコアから復元された楽譜もあるが、だいたいは友人のアトミヤン等が本編から抜き出して編んだ組曲版で知られている。 このCDには『ハムレット』『リア王』『五日五夜』がそれぞれ組曲版で収録されている。 演奏は、ホセ・セレブリエール指揮、ベルギー放送フィルハーモニー管弦楽団。 ちょっとオケは粗い所はあるが、雰囲気は良く出ていて悪くないし、時々力の限り叩いたティンパニの音色も面白い。 1980年代の録音なので音も悪くないし、マイ・フィバリッツ的な一枚だろう。
シュトラウス・ファミリーは色々な土地に演奏旅行に出かけ、その地に因んだ作品を残していたりしますが、このCDはイギリスに関連した作品を集めた内容でヨハン1世からヨハン3世までの作品が収録されています。 いずれも割と珍しい部類に入る作品ばかりです。 ジョン・ジョージアデス指揮、ロンドン交響楽団の演奏です。 有名団体の演奏だけあって演奏には過不足はありません。 殆ど他に録音がないので作品を知る分には問題ないでしょう。 録音も綺麗。
G.A.C.ホスキンス中佐指揮、イギリス王立海兵隊音楽学校軍楽隊の演奏で録音されたスーザの行進曲集である。 ホスキンス中佐と同軍楽隊はEMIに三枚のスーザの作品集を残しているがこれは1983年、最初に制作されたアルバム。 後のアルバムに比べてわりとポピュラーな有名な曲を多く取り上げているのが特徴である。 演奏は1960年代のガーズバンドによるスーザの演奏を継承したかのような演奏で、重心の低いバスドラムや縦線の揃ったリズム、更にコルネットの深く柔らかな響きが特徴的。 録音は最上級とは言えないがまずまずである。
ジャック・ロススタイン指揮、ヨハン・シュトラウス管弦楽団の演奏で収録されたウィーン・プレミエールシリーズの第3巻である。 ヨハン・シュトラウス一家とその周辺の珍しい作品ばかりを集めたこのシリーズ、最近でこそある程度無名の作品も録音されるようになったが今もってその収録曲は珍しい。 このCDにはヨハン3世のワルツまで収録されており、今もって貴重である。 演奏も水準に達した十分な演奏で、録音も良好。
ショスタコーヴィチは生涯にわたって映画音楽を書きましたが、その中でも良くも悪くも有名なのがこの盤に収録された『ベルリン陥落』です。 永らくショスタコーヴィチの友人のレフ・アトミヤンが編曲した組曲版が知られ、録音もありましたが、この盤はアドリアーノ採譜による、初の全曲盤です。 演奏は、アドリアーノ指揮、モスクワ交響楽団、モスクワ・カペレ&ユース合唱団による物。 映画本編は正直駄作と言われても仕方ないストーリーですが、ショスタコの書いたスコアは勇壮で美しく、親しみやすく分かり易い物。 森の歌等と共に体制派よりの作品ながら、芸術としても高い水準を持っています。 併せて収録された『忘れ難き1919年』は、同じく体制派色の強い作品。 この盤はアトミヤンによる組曲版で、組曲版の全曲録音としては初になったもの。 劇中のピアノ協奏曲を別にすれば知られざる作品と言った所だが、力強いメインテーマやスケルツォ等意外と聴き応えがある。 アドリアーノとモスクワ交響楽団の演奏、どちらの作品も丁寧に演奏している。 その上、ブラスにはロシアらしい豪快さ(流石にソヴィエト時代程ではないが)も聴かれ、なかなか良い演奏だと思う。 録音も良好だ。
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