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0 people agree with this review 2024/10/05
星3を付けられないほどチョンとしては不出来である。リハの時に指揮者かVPOと気が合わなかったのでは、と思いたくなる。この演奏からは感動は程遠いが、EMIで再録音してくれてよかった。チョンにはバッハとモーツァルトの協奏曲をぜひとも録音してもらいたいが、もう遅いかな。
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久しぶりに聴くベートーヴェンSQの名演である。録音も良く響きは柔らかくしかも深い美しさがある。アルバンベルクSQの艶やかな深い美しさとはまた違った美しい演奏だ。この団体の演奏のレヴューを他盤でもしていて星4だが、ここですべて星5に改めておこう。最近、英国の新しい弦楽四重奏団が生まれているが、試聴した限りでは○で大歓迎、エンデリオンSQの他盤も逐次聴いていきたい。ハーゲンやエマーソンSQ以上の演奏で、私の好きな団体がまた増えた。将来、英国がドイツ、チェコ、フランス等の国を抑えて弦楽四重奏団の国になるような気がする(ただし指揮者に恵まれない)、と勝手な予想をするわたし。
0 people agree with this review 2024/10/03
フルトヴェングラーのようなデモリッシュな演奏も大いに感動するが、このステレオのワルターのブラ4は澄み渡った晩年のロマンを表現した感動的な演奏だと思う。LPではじめてこの演奏を聴いた時には、これぞまさしくブラームスの4番だと感激したのを思い出す。月並みだが、現在でもステレオでは最右翼の演奏であろう。LPではオランダプレスのフィリップス盤がライヴ的な音ですばらしかった。(なぜ米コロムビアがフィリップスなのか今もって不明)
3回目の購入であるがやはり性に合わないと思った。15ならスメタナのアナログかアルバンベルクのスタジオの録音、もしくはジャパンストリングクアルテットの名演奏があり、9番はボッセの旧ゲヴァントハウスの歌心溢れる演奏やサイプレスの清澄な演奏を聴くが、2種のジュリアードも悪くない。。カルミナは終楽章など速すぎて美しい旋律を消している。20種も聴けばいい加減飽きてくるだろが、まだまだ聴いて行きたい。それほどベートーヴェンのクアルテットは底が深く美しい。
下記レヴューは星2と5で評価がまるっきり違っている。プロの評論家だって御同様のケースが多くある。どちらかが正解なのだろうが数字の世界でないところが芸術のファジーなところかと思う。ヤンソンスは5,6枚聴いただけだが、悪くはないがいつも物足りなさも残る。一言で言えば、掘り下げた深さに欠け、決定的な感動にまで至らないというのが正直な感想で、それはこの9番にも当てはまり、音楽史に残るような偉大な作品ではただ美しいだけの演奏では満足できない。私の場合は月並みだがシューリヒトのほうが深い感動に結び付く。
0 people agree with this review 2024/10/02
オペラが苦手な私だが、いかに巨匠の名演であってもこの退屈な作品を積極的に聴くことはない。聴いてもレオノーレの序曲でおわり。演奏の良し悪しは分からない。ただし、音質音色は初期盤を勧める人が多い。とりあえず星4。
私が聴いた8種の演奏で最低の演奏であった。何の味わいもない。私のベストはピアノがツァハリアスのEMI盤である。
0 people agree with this review 2024/10/01
ドイツのJAGELという会社発売のCD。ベートーヴェンとシューマンのVN協が入っている。購入動機はシューマンがS.Lautenbacherが弾いているので聴いてみたいと思った。ところが、本命のシューマンよりベートーヴェンのほうが魅力ある演奏である。弾ているのは、Wilhelm Klepper という1924年生まれのドイツのヴァイオリニスト兼作曲家で、これがなかなか素晴らしい。大手CDでもこの演奏以下のもののほうが多い。指揮はvon Pitamicでこれは俗に言う幽霊指揮者らしい。しかし、内容はソロ共に星5。シューマンは、クレメール・アーノンクールとカプソン・ハーディングのほうが良いと思うが、ラウテンバッハ―の珍しい演奏で熱演している、星4ぐらいか。見向きもされないCDだが、安価なので見つけたら購入されたし。水準並みの正規のステレオである。
0 people agree with this review 2024/09/29
1番も2番も実に美しく内容も申し分ない。他に名演はあるがこれほど美しい演奏はないのではと思うほどである。バックハウスのピアノもオケに合わせ名演である。3番以降が不出来なのが不思議である。
0 people agree with this review 2024/09/28
28番が好きで聴いた。ワルターのモノラルを聴いて好きになったのだが、まるで違う。音楽のとらえ方、それをオケに伝えるのだがニュアンスの違い度量の違いを感じざるを得ない。多くは聴いていないがワルター以上の演奏に未だ会えず。29,35番も同様。我ながらアバドとはかなり相性が悪いと思う。
0 people agree with this review 2024/09/27
イマイチである。グリュミオや他の演奏のほうが良い。かって、コニザーのウィウコミルスカの演奏と比べたことがあり、聴いていた友人がウィウコミルスカのほうがずっと良い、僕もウィウコミルスカ盤を買おう、と言っていた。カントロフはなにを聴いても水準並みで、それ以上のものがないように思う。とはいえ、モーツアルトのヴァイオリンソナタ全曲を持っているのだが、、、。カントロフよりデュメイのほうが上だと思う。
0 people agree with this review 2024/09/24
曲を知るには良いと思うが、名演が多々あるので聴き比べるとちょっと掘り下げ不足の感があり、この指揮者のすべての演奏に共通した感想でもある。悪くはないのだがイマイチという思いがいつも付きまとう。このCD、4番一曲とは贅沢過ぎる、序曲ぐらいは付けてもいいのでは、と思う。
インバル初のシューマンである、インバル好きの私だがこのシューマンはいただけない。ニュアンス不足で物足りない。2回目のフランクフルト放送とのシューマンも、響きは違うが根本は同様で、それらしい響きはしているが物足りない、ドイツ的ロマンに欠けるのである。
0 people agree with this review 2024/09/23
私のショパンの原点はフランソワです。アルゲリッチやルービンシュタインも好きですが、フランソワの音が一番似合っているように思います。つい最近、梯氏のショパンにとても感心しました。ある意味ではアルゲリッチより優れ、技術一点張りのポリーニなどとは全く違う、ショパンの世界を響かせた心ある演奏です。さて、梯氏に迫り、超えるのがこのフランソワだと期待して、星5。今から購入です。忘れるところだった、ホロヴィッツのショパンもすごいよね。
0 people agree with this review 2024/09/22
誠実な演奏でオケーストラも優れている。スヴェトラーノフの熱演には及ばないが、ティルソン・トーマスやスメターチェク、ロストロなどより優れていると思うが、もう少し冬のロシア的な雰囲気があればと思う。NAXOSの録音は、ブリリアントよりは良いが輝かしさ等の音色に欠けるところがある。録音が一流ならもっと良い演奏に聴こえたであろう。拙宅の装置が低級なためかな。
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