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Brahms (1833-1897)

SACD Symphony No, 1, : Bohm / Berlin Philharmonic (Single Layer)

Symphony No, 1, : Bohm / Berlin Philharmonic (Single Layer)

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  • ★★★★★ 

    hustler  |  福岡県  |  不明  |  08/February/2015

    先日FMの名演奏ライブラリーでこの演奏を聴いた。音質は新しい。昨今の指揮者でこんなしっかりした演奏をする者はいないはずだ。ベームだとしても晩年のライブ録音だろう。正直そう思った。ところがLP時代から聞きなれたあの演奏だった。驚くべき発見。かねがねベームのこの演奏は”立派だが近寄りがたい”印象があった。ベームは音を割るのが欠点と言われ、知らず知らずそれを受け入れていた。完全な誤解だった。リマスタリングでこんなにも変わるものか。ベームはこの演奏でこんなにもエキサイティングなことをしていたのか。さっそくネットで調べたがDG盤は販売終了。国内盤にまだ残っていたのでさっそく購入した。演奏の素晴らしさは今更言うまでもない。しかし音のバランスでこんなにも印象が変わる。「重厚過ぎる」「音を割る」「面白くない」などという批判は録音に大半の責任があったのだ。購入したのはSHMだがSAよりよかったのではないかと思う。未だにSAには違和感があるから。また、この演奏について今の指揮者と比べること自体ばかげている。これは音楽が純粋結晶したものという印象だから。これはリマスタリングの最高の成功例の一つだろう。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  26/November/2013

    古い録音であるにもかかわらず新鮮な響きがします。演奏もウィーンフィル盤よりこちらでしょう。

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  • ★★★★★ 

    フォン・デメヤン  |  東京都  |  不明  |  11/August/2011

    この盤は、初めてこの曲に接した演奏で、自分にとって大切な座右の名盤です。演奏に関しては、いつも素晴らしい評論の「つよしくん」に付け加える事はありません。第1楽章の終結前の高揚感は、いつ聞いても素晴らしい。 同時にエソテリックからも発売されましたが、個人的には杉本さんのマスタリングの方が、LPのサウンドに近く親しみを感じられました。シングルレイヤーは特性的には優れていると思いますが、少し冷たい感じがします。 最近、日本人演奏家の同曲(日フィル)の演奏で、第2楽章が初稿版のものにも大変感心しましたが、ベーム&BPOの盤が、この曲のバイブル的演奏の筆頭という事には異論はないとおもいます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  23/July/2011

    昨年からユニバーサルは過去の様々な名演のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を開始しており、クラシック音楽ファンの間でも大変に好評を博しているが、基本的にはかつて発売されていたSACDハイブリッド盤の焼き直しに過ぎなかった。ところが、先月発売のフルトヴェングラーによる一連の録音と同様に、今般のベームによる一連の録音のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化は、これまで一度もSACD化されていない音源であり、それらが歴史的な名演であることに鑑みれば、ユニバーサルによる一大快挙とも言っても過言ではあるまい。多少値段が高いとは言えるが、ガラスCDやクリスタルCDなどと比較するとお手頃な価格であり、ユニバーサルには今後とも過去の様々な名演のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化に引き続き取り組んでいただきたいと考えている。ところで、本盤におさめられたブラームスの交響曲第1番であるが、これは全盛期のベームならではの名演であると言える。それどころか、ベームによる数ある名演の中でも、そして同曲の様々な指揮者による名演の中でもトップの座に君臨する至高の超名演と高く評価したい。同曲の過去の超名演としては、ミュンシュ&パリ管弦楽団盤(1968年)やカラヤン&ベルリン・フィル盤(1988年ロンドンライヴ)などがあるが、このうちミュンシュ盤は、ドラマティックであるがブラームスというよりはミュンシュの至芸を味わうべき演奏とも言えるところである。他方、カラヤン盤はいわゆるカラヤンサウンド満載の重厚な名演であるが、音質がいささかクリアとは言い難い面がある。したがって、ベームによる本演奏の優位性はいささかも揺らぎがないと言える。ベームは1970年代に入ってから、ウィーン・フィルとともに同曲のスタジオ録音(1975年)やライヴ録音(1975年来日時)を行っており、一般的には名演との評価も可能ではあるが、とても本演奏のようなレベルには達していないと言える。本演奏は、第1楽章の序奏部において悠揚迫らぬテンポで堂々と開始される。その後、主部に入ると阿修羅の如き早めのインテンポで曲想が進行していく。ベームは、各楽器を力の限り最強奏させているが、その引き締まった隙間風の吹かない分厚い響きには強靭さが漲っており、それでいて無機的にはいささかも陥っていない。第2楽章や第3楽章も、比較的早めのテンポで進行させているが、ここでも重厚な響きは健在であり、各旋律の端々から漂ってくる幾分憂いに満ちた奥深い情感には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。第2楽章におけるミシェル・シュヴァルベのヴァイオリンソロのこの世のものとは思えないような美しさには身も心も蕩けてしまいそうだ。そして、終楽章の重戦車が進軍するが如き堂々たるインテンポによる重量感溢れる演奏には、あたりを振り払うような威容があると言えるところであり、終結部の畳み掛けていくような気迫と力強さは圧倒的な迫力を誇っていると言える。また、この当時のベルリン・フィルには、フルトヴェングラー時代に顕著であったドイツ風の重厚な音色の残滓があり(カラヤン時代も重厚ではあったが、質がいささか異なる。)、ベームのドイツ正統派とも言うべき重厚にして剛毅なアプローチに華を添える結果となっていることも忘れてはならない。それにしても、音質は素晴らしい。従来盤でも比較的満足できる音質ではあったのだが、本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤はそもそも次元が異なる圧倒的な超高音質であると言える(先日発売された、杉本一家氏がリマスタリングを手掛けたESOTERICによるハイブリッドSACD盤との優劣は議論が大いに分かれるところだ。)。ベームによる歴史的な超名演をこのような極上の高音質SACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    1stホルン  |  東京都  |  不明  |  23/June/2011

    最高の名演。凄まじいまでの緊張感に包まれており、しかも緩急自在。1975年の 来日公演やウィーンフィルとの全集の時の演奏とはかなりスタイルが違うので、そちらから聴き始めた私としては戸惑ったことを記憶しています。第1楽章の冒頭やコーダ、さらに終楽章などは、当時のBPOの、さながら重戦車のごとき重厚な響きが、うなりをあげて進んでいくようで圧巻です。第2楽章の凝縮された響きも印象的です。いわゆる「ドイツ的」な演奏の中でも、聴きごたえ充分、一頭地を行く破格の演奏と思います。SACDになって、再発CDに盛り込めなかった響きがどんなか、大変楽しみです。

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