Well-tempered Clavier Book.1: Gulda
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バッハッハ | R66 | 不明 | 17/August/2006
良い機会なので追記します。「バッハの時代に特にクラヴィーア曲のあるものは演奏に際してのメモ」の件ですが、平均律の項目でそのような議論を持ち込むことは不適切です。平均律の第1集については、文献も多数出ており、是非読まれてください。バッハの時代には楽譜の読み込みがほとんど決められており、ルールの中でのみ自由でした。演奏者がそのルールを逸脱するのは、ロマン派以降に顕著です。ちなみにバッハにはセンチメンタリズムとか、個人的な諦念の概念もありません。それは近代人が発明したもので、確かにポピュラーですね。1 people agree with this review
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バッハッハ | R66 | 不明 | 16/August/2006
確かにバッハにおいて楽譜に忠実な再現などとは戯言で、ベーレンライターも最大公約数にすぎない。大切なのは徹底して磨き抜かれた音の論理。音型の力の入れ方一つで全体が変貌してしまう。しかも解決は必須だ。ほとんどのプロが技術レベルでつまずくのがこの曲集だ。せめて線を明確化し、その小品のレベルでも解決しなければ、それは不誠実です。素人には分からないと思っているプロは多い。まあグルダは公言してましたが。因みにリヒテルはhを含め数曲で失敗を認めてます。0 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 05/January/2005
これはポピュラー音楽としてのバッハです。奏法、解釈すべてが高度な技術による単なる音の戯れです。クロスオーバーの好きな人はどうぞ。しかもこの演奏を楽譜どおりという評論家もいます。音符を再生するだけを楽譜どうりとは言いません。全体の構造をしっかりと押さえて初めて楽譜どうりだと言います。この演奏に関しては「ピアノでバッハを弾くことに疑問を感じる」という発言が出たとしても仕方がないと思います。2 people agree with this review
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