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Tchaikovsky (1840-1893)

CD Sym.5: Fricsay / Berlin Rso +schumann: Piano Concerto: Cortot(P)Rias So

Sym.5: Fricsay / Berlin Rso +schumann: Piano Concerto: Cortot(P)Rias So

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  • ★★★★☆ 

    ラハティの朝  |  東京  |  不明  |  28/October/2007

    協奏曲は、コルトーの主観を通してシューマンの世界を知るといった趣の演奏。オケとズレようがおかまいなしの変幻自在のテンポや独特の詩情による説得力には驚かされる。しかし伊メロドラム、伊ウラニア、日グリーンドア、そして本盤と4種のCDを聴きついできて、最も音の鮮度に優れていたのはウラニア(URN22.184)だった。本盤だけ聴けば「良い音」なのだが、ノイズリダクションが過剰で ff で音が潰れる。チャイ5は稀にみる熱演でフリッチャイ・ファンにはお勧め。しかし私には、オケが弾ききれていない部分やフォームの崩し過ぎが気になった。

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  • ★★★★☆ 

    鯖太郎  |  大阪  |  不明  |  15/September/2007

    すばらしいのは交響曲の方。端正な造形性と、カーッと熱いパッションを両立させた、前期フリッチャイならではの壮絶ライヴ。一聴の価値あり。さて、問題の協奏曲だが、遅めのテンポで、冒頭から最後まで、異様なほの暗い情熱が支配していて、思わず唸る。確かにこれは「特別な一枚」と呼んで良いオーラがある。その一方、「芸術的」を通り越して「破壊的」と言ってよいようなミス・タッチの多さは、このピアニストのSP時代の録音を敬愛している者にとしては、コルトーのこんな痛々しい演奏を聴きたくなかった、という後悔が自らを苛む。評価は避けたい。

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