爺さん  |  千葉県  |  不明  |  23/May/2012

　いわゆるブルックナー指揮者の演奏でも、「2番」は曲自体に今一つピンと来るものがなく、聴く機会が極めて少なかった。 　シモーネ・ヤングのブルックナーシリーズを購入し始め、その内容に感動したこともあり、ライブラリーの賑わいとしてとりあえず「2番」も購入しておくか程度の気持ちで買ってみた。一聴してすごい曲だと感じ、何故今までこの曲をスルーしてしまったのだろうと本当に不思議な気持ちになった。「2番」を敬遠している人がいたら是非ともこの演奏を聴いて頂きたいと思う。

 

のんじょんれ  |  神奈川県  |  不明  |  01/December/2011

特に素晴らしいのはスケルツォの奥行き感。私はＣＤプレーヤーをＳＡＣＤプレーヤーに買い替える時、このスケルツォの奥行きと余韻が出せるかどうかを基準にしました。 この盤はＳＡＣＤの長所が最大限に生かされていると思います。 もちろんＣＤ面でも十分にシモーネ・ヤングの才能を堪能できます。 ただ者ではない。

 

ヤマト  |  新潟市  |  不明  |  15/September/2007

久々にブルックナーの雄大な音響美に、至福の時間を過ごす事ができた。SACDで聴くハンブルグ・フィルの艶やかで瑞々しい音は、実に美しい。アダージョの優しい響きは、女性指揮者ヤング特有のものだろう。聴きこむほどにその素晴らしさを実感するこの盤に、ブルックナーの新たな可能性を垣間見た気がする。

 

fuka  |  横浜  |  不明  |  14/July/2007

ｼﾝﾌｫﾆｰ初録がﾌﾞﾙｯｸﾅｰ２番とは渋い選択。指揮者の指向とﾌﾞﾙｯｸﾅｰへの共感があると思います。ご指摘通りｼﾞｭﾘｰﾆVSOという名盤がありますが新しい名演奏の登場は大歓迎です。ゆったりしたﾃﾝﾎﾟで瑞々しい旋律美を十分に伝えて、ﾊﾟｳｾﾞやｾｸｳｪﾝﾂの扱いも納得です。確かに所々でﾘｽﾞﾑを強調した方が(ﾗｯｾﾙ･ﾃﾞｲｳﾞｨｽ盤)、綺麗なだけではないこの曲の魅力がでるかなあと思いますが、その辺が彼女のﾌﾞﾙｯｸﾅｰ演奏の好みなのかも。時代は変わりﾌﾞﾙｯｸﾅｰ演奏もﾎﾞｰﾀﾞｰﾚｽな様相。いい録音で素晴らしい演奏が続々と出てきますがその奥に何があるかを感じて行きたいものです。

 

大沢夏男  |  兵庫県  |  不明  |  13/April/2007

ブルックナーの交響曲は１、２、９番を好んで聴くけど、この演奏はイイ。これほどしっとりとして美しい演奏というのもそうそうない。大満足だなぁ。

 

sassを憶えてますか  |  東京  |  不明  |  05/March/2007

ジャケットと値段に惹かれて購入。初めて聴く曲だが素晴らしい。美しい。最後まで一気に聴いてしまいました。ライブとは思えぬ完成度の高さ。今後この指揮者には目が離せなくなってしまいました。居ても立ってもおられず、つい初投稿です。

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  04/March/2007

感動した。ブルックナーの壮大な宇宙をこれほど雄弁に表現出来る女流指揮者がいたとは！オケが素晴らしい音を鳴らしていて、浸っている充実感が満点だ。録音も素晴らしく、この良心的な価格。シモーネ・ヤングの続編がますます楽しみだ。

 

Okyakusan  |  Tokyo  |  不明  |  03/March/2007

聞きなれた２番とは違い、刺激的で新鮮、かつ、雄渾。ヨッフム、ヴァント、朝比奈が逝っていらい、聴きたいブルックナーが無くなった感があった。しかし、最近エッシェンバッハ、ズヴェーデン、そしてこのシモンヤングと、新世代の指揮者が台頭してきてとても嬉しい。解釈や演奏スタイルも何処か新しく、ブルックナーを聴く喜びが広がりそう。

 

ogawa  |  saitama  |  不明  |  25/February/2007

若手の中でもとくに注目していたシモーネ・ヤングが純器楽曲でやっとＣＤを出してくれた。しかもブルックナーでＳＡＣＤという痒いところに手くような組合せ。数年前Ｎ響の公演を見たときの興奮を髣髴とさせる。ききものの一曲。文句なしの出来栄えです。

 

聴楽斎  |  神奈川県  |  不明  |  24/February/2007

ブルックナーの交響曲を聴きながら、深く壮大な音の響きに包まれる喜びを実感できる素晴らしい演奏！この演奏を聴くと、シモーネ・ヤングは、将来、女性初の「マエストロ」と呼ばれる指揮者に成長して行くのではないかと思う。ＣＤの録音状態もブルックナーのオーケーストレーションの凄さを見事に捉えている。実に素晴らしい！第２番に引き続き、ブルックナーの交響曲全集録音を是非期待したい。