Sym.2: Simone Young / Hamburg Po
Customer Reviews
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kura-ota | 不明 | 不明 | 26/July/2010
まず当盤の最大の魅力は、ライブにも関わらず極めて優秀録音と言う事である。録音のクオリティーはオクタヴィアのズヴェーデンのシリーズと引けを取らない。ギャラガンの1872年稿の正式出版版を使用しているとのことだが、アイヒホルンの94年発売の同稿の仮版と大きな差は認められない。アイヒホルンの演奏と比べると、第1楽章の第1主題提示直後のトラペットのファンファーレ風のパッゼージが弱く、弦楽器群のパッセージを優勢としている。ヴァントも同箇所を同じように演奏しているので、これは版の違いではなく演奏解釈の違いと思われる。また、これまでのブルックナー演奏の概念とは異って、第1楽章終結部、第2楽章のコーダ部分、第4楽章の冒頭(再現部冒頭)や終結部など猛烈に突進したかと思うと、突然テンポを落したりと言った具合に、テンポの揺さぶりが激しいのが大きな特徴となっている。一方、第3楽章は終始遅いテンポで演奏されていて、やや間延びする感が否めない点が少し残念である。0 people agree with this review
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ネコヒコ | 名古屋市 | 不明 | 25/April/2007
女性でGMDを勤めるのは大変な ことだと思う。しかも名門ハンブルクで。ヤングは統率力 が優れ、美しい響きを作り出している。ただ、私はキャラガン版はきらい。最終稿が一番良いと思う。0 people agree with this review
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コーキロマンハ | 神戸市 | 不明 | 29/March/2007
2番はやわらかで美しい旋律が際立つ曲で、そもそもが女性的な曲ですね。先入観なく聴くと女性指揮者の演奏と特に意識できない内容だとおもいますが・・・。この曲のベストは何といってもジュリーニ・ウィーン響盤です!流麗さでは軍を抜いています。ヤングも上手く演じていると思いますがやや曲をこなしていない感じ。0 people agree with this review
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マラ3マニア | 東京西麻布 | 不明 | 06/March/2007
美しいブルックナーだ。しかしこのブルックナーには彼特有のリズム(2泊3連音)が聴こえてこない。すべてレガートで塗り固められてる。カラヤンもここまでしなかった。でも美しいブルックナーには変わりはない。1 people agree with this review
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