HMVインタビュー Israel

Thursday, May 14th 2009

interview

Israel

オレと一人の女性のことを歌ったアルバムなんだ。初めて会った時のことから、一緒に楽しく過ごした時間、喧嘩とかね。

--- デビューのきっかけは?

オレのデビューアルバムはオーストラリアではかなり成功したんだ。同じ時期に他にも色んなやつらがデビューしたけど大抵はそれっきりさ。オレはこうして今も続けてこれてきっと神の恩恵を授かったんだと思うよ。

--- 05年にアルバム『Chaper One』でデビューしましたが、今振り返って、あのアルバムをどう捉えていますか?

あのアルバムはオレにとって本当に重要な作品だったよ。とにかく制作から全てのプロセスを学ぶきっかけになった作品だからね。それにアルバム中に自分の愛する様々な要素がたくさん詰まっているんだ。

--- デビュー後、すぐに数々のアワードを受賞しました。成功した要因はご自身ではなんだと思いますか?

「My Girl」がベストR&Bソングを受賞したんだ。他にも9つの賞にノミネートされた。とてもグレートな経験だったよ。

--- デビュー作収録の「My Girl」を韓国人グループ、Big Bunが日本語でカヴァーしたことを知ってますか? 聞いたことありますか?

Big Bangは好きなグループだし、彼らのカバーもとても気に入ってるよ。韓国とそれに日本でもヒットしたんだよね?たとえカバーであっても自分の曲が他の国でも受け入れられたってことはとても光栄だね。

--- そして今回晴れて日本デビューを果たしますが、今の率直な気持ちを教えてください。

アルバム『The Legacy』が日本で発売されるなんて凄く興奮しているよ。このアルバムには自分の重要な部分がたくさん詰まっているんだ。色んな意味も含んでいるし、自分の人生の中でもとても大事な作品なんだ。日本でも受け入れられるといいな。日本は大好きな国だからね。

--- アルバム・コンセプトは?

オレと一人の女性のことを歌ったアルバムなんだ。初めて会った時のことから、一緒に楽しく過ごした時間、喧嘩とかね。それらの名残をビートやライムに込めてるんだ。そしてクラブ・ミュージックであり、ベッドルーム・ミュージックであり、クルージング・ミュージックでもあるんだ。

--- FabolousやFreeway、Rich BoyといったUSアーティストとのコラボレイトはどういう経緯で実現したのですか? 面識はあったのですか?

彼ら全員と前から交流があったんだ。USにいる時に友人づたいで知り合って意気投合して一緒に仕事をするようになったんだ。

--- レコーディングはそれぞれ実際に会って、話し合いをしながら行ったのですか?

ほとんどは一緒にスタジオに入ってレコーディングしたんだ。Che’nelleは別な国にいたからネットでのやり取りだったけどね。彼女もとてもいい友達なんだ。

profile

2000年初頭から活躍し、05年にはシングル「My Girl」をヒットさせ、オーストラリア・アーバン・ミュージック・アワードを受賞するほど本国では人気者。また「My Girl」は、韓国の人気グループBig Bangが日本語カバーしたことでも知られています。そして、先日、日本のソニー・ミュージックからもデビューアルバムをリリースした、Jessica Mauboyのアルバムに楽曲「Been Waiting」を提供、プロデューサーとしてもその手腕が評価されています。