HMVインタビュー Israel

1982年、6月2日、フィリピンで生まれて3歳の時にオーストラリアに来たんだ。

ヒップホップとR&B、それにポップスさ。ストリートのヒップホップが大好きだったんだけど年をとるにつれてどんどんR&Bに興味を持つようになったんだ。最近はヒップホップ、R&Bの新作は全てチェックするようにしてるよ。LloydやThe-Dream、Lil Wayne、Mainoとかね。

ずっとプロデューサーになりたいと思ってたんだ。実はオーストラリアではオレはプロデューサーとしての方が知られているんだ。シンガーになろうと決める前から他のアーティストのプロデュースをしたいって思っていたからね。

たくさんのアーティストから影響を受けているよ。それこそMichael JacksonやStevie WonderからJay ZやTrey Songzまでね。これまでに聴いてきた全てのアーティストから何らかインスピレーションを受けて自分なりに作品に反映してると思うんだ。

ずいぶん昔、若い頃にNWA「Straight Outta Compton」を聴いてヒップホップにハマったんだ（笑）。それからしばらくしてJodeciやBlackstreet、Guy、Boyz II Menとか聴くようになったんだ。

13歳の時から将来はプロデューサーになるって決めてたんだ。8歳のころから常にノートを持っていて暇さえあればリリックを書きとめていたからね。でも音楽のクラスはいつも落第してたな（笑）。 プロデュースについては独学で学んだんだ。以前はコンピューターがスタジオで使えなかったからADATにシークエンサーやサンプラーで作ってたんだ。昔、自分でコンピューターでトラックを作ってスタジオに持っていくと誰もコンピューターで作ったって信じてくれなかったよ。その頃には自分で当時の高い機材を買うお金もなかったしね。