HMVインタビュー Israel

2009年5月14日 (木)

interview

Israel

今、SnoopやWill I am、他にも何人かのアーティストと話を進めているんだ。それにBirdmanのプロデュースもしているしね。

--- それぞれの曲のコンセプトや、共演してみての感想をお願いします。

「Gemini」は優柔不断でミステリアスな女の子に振り回されるっていう内容なんだ。Fabolousはとてもグレートなアーティストさ。スタジオではただ黙ってチルしててリリックを書くこともしないんだ。でも1時間もするとスタジオに入って完璧なラップを決めてくれた。
Freewayとの「Make Money」は何故オレたちがこのゲームの中で必死になって仕事してるかってことを歌ってるんだ。Freewayもクールでとてもいいヤツさ。一緒にハングアウトしたし、彼はフィリーからNYまでレコーディングのためにドライブして来てくれたんだぜ。
Rich Boyはリアルなサウス・ガイさ。「Wanna Be」はギャングスターやピンプとか色んなものに憧れてるヤツらの事を歌った曲なんだ。

--- 他にアメリカのヒップホップ/R&Bアーティストでコラボレイトしてみたい人は?

今、SnoopやWill I am、他にも何人かのアーティストと話を進めているんだ。それにBirdmanのプロデュースもしているしね。Cash Moneyの他のアーティストとも仕事してみたいね。

--- 「Hold On Me」でChe’nelleをフィーチャーしたのはなぜですか? 彼女と共演してみての感想もお願いいたします。

彼女とはオーストラリアで知り合ってもう長い付き合いなんだ。ナイス・レディーさ。彼女は日本でかなり人気なんだよね?だとしたら一緒に日本ツアーをしてみたいよ。

--- Nate Wade、Raw Klick、Cynthia Lissette、Kasualは日本では馴染みの薄いアーティストなので、あなたの口からどんなアーティストなのか、紹介していただけますか?

Nate WadeはUS出身で今はシドニーに住んでるんだ。オーストラリアでは人気の高いアーティストだよ。 Raw Klickはアトランタ出身の新しいグループ。Cynthia LissetteとKasualはNYのアーティスト。 彼らはみんなとてもクールで才能のあるアーティスト達さ。2009年はきっと彼らのことをもっと見たり聞いたりすることになると思うよ。

--- プロデュースは主にあなたが行ってますが、外部プロデューサーについては、どういう基準でセレクトしたのですか?

Co-producersについては全てオレが長いことよく知っている友人から選んだんだ。

--- 「Anywhere」でオートチューンを使ったり、「Freak Tonight」や「Saviour」ではUSのシーンの流行りでもあるエレクトロ・テイストを取り入れたりしていますが、やはりUSのR&B/ヒップホップ・シーンを意識してのことですか?

ポップでフレッシュなものは何でも好きだし積極的に取り入れるようにしているんだ。それにプロデューサーとしてこういったトレンドは常に意識しているよ。何より面白いしね。

--- 今のあなたの気持ちが一番反映されている曲はどれですか?また、あなたの恋愛観/女性観が一番反映されている曲はどれですか?

「Angel Wings」。「Saviour」それに「Gemini」かな。恋愛感が反映されているのは「Do It Again」だね。

--- 全曲フェイヴァリットだと思いますが、とりわけお気に入りの曲はどれですか? 理由も教えてください。

「どの曲にもそれぞれ違った思い入れがあるからそれは難しいな。でもトップ3だったら「Gemini」、「Freak Tonight」それに「Saviour」。

--- 今回のアルバムを作り上げたことによってあなたが得た最大の収穫はなんですか?

まだ収穫を実感していないけど、ひとまずはこのアルバムの制作でたくさんの友人(アーティスト)達と有意義な仕事が出来たことを誇りに思ってるよ。仕上がりにはとても満足しているんだ。

profile

2000年初頭から活躍し、05年にはシングル「My Girl」をヒットさせ、オーストラリア・アーバン・ミュージック・アワードを受賞するほど本国では人気者。また「My Girl」は、韓国の人気グループBig Bangが日本語カバーしたことでも知られています。そして、先日、日本のソニー・ミュージックからもデビューアルバムをリリースした、Jessica Mauboyのアルバムに楽曲「Been Waiting」を提供、プロデューサーとしてもその手腕が評価されています。