ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オブ・ロンドン/プッチーニ:管弦楽作品集
2026年01月07日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ジョン・ウィルソン&SOLによる極上のプッチーニ・サウンド!
2024年が没後100年だったプッチーニ。そのスコアをかねてから研究していたジョン・ウィルソンが手兵シンフォニア・オブ・ロンドンを指揮した管弦楽曲集は、ありがちな同種企画とは一味違って、オーケストラ・ファンが心から楽しめる出来栄えです。
収録されている作品は初期のものが中心。ポンキエッリに就いて学んでいた時に書かれた『交響的前奏曲』は非常に息の長い起伏を持ち、ワーグナーの『ローエングリン』第1幕への前奏曲を思わせます。卒業制作である『交響的奇想曲』は、10年後に書かれる名作『ボエーム』の冒頭を先取りしているかのよう。『3つのメヌエット』と『菊』のテーマも、後に出世作『マノン・レスコー』の中に転用されます。プッチーニのオペラ第1作『妖精ヴィッリ』は作曲コンクールの応募作で、受賞こそ逃がしましたが大手出版社のリコルディ社がその出来栄えに目を留めて買い上げ、その後の長く豊かな協力関係の始まりとなりました。オペラ第2作『エドガール』は興行面での成功こそ逃したものの、そのオーケストラ・スコアは見事に書かれています。スケルツォ、トリオ、アダージェットといった小品にも「プッチーニらしさ」が横溢。
ジョン・ウィルソンは、有名作品の前奏曲や間奏曲などを並べるというありがちな方法ではなく、管弦楽作品としてのレベルの高さが見いだせる若き日の作品を取り上げ、シンフォニックな作品として堂々と響かせることで、プッチーニの管弦楽法の真価を伝えます。同時にプッチーニ作品ならではの甘美なメロディとドラマティックな雰囲気への目配りも万全。収録曲の中では最も有名な『マノン・レスコー』第3幕間奏曲での、甘美から悲劇の予感へと移り変わりつつクライマックスを築く場面の高揚感は、オーケストラの力量もあってたいへんな迫力です。
「CHANDOS」定評の優秀録音を生み出すプロデューサー、ブライアン・ピジョンとエンジニア、ラルフ・カズンズのコンビが、オケの実質的な本拠地キルバーンのセント・オーガスティン教会で収録したサウンドは、繊細でメロウ、緻密にして雄大。プッチーニは『誰も寝てはならぬ』くらいしか知らない、というオーケストラ・ファンにもぜひ聴いて頂きたい1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
プッチーニ:
01. 交響的前奏曲 イ長調 SC 32(1882)
02. 交響的奇想曲 ヘ長調 SC 55(1883)
03. 歌劇『妖精ヴィッリ』 SC 60〜前奏曲(1883-84)
04. 歌劇『妖精ヴィッリ』 SC 60〜妖精の踊り(1883-84)
05. スケルツォ イ短調 SC 34(ヴィルジリオ・ベルナルドーニ編)、トリオ ヘ長調 SC 52(1882-83)
06. アダージェット ヘ長調 SC 51
07. 歌劇『マノン・レスコー』 SC 64〜前奏曲(1892-93)
08. 歌劇『マノン・レスコー』 SC 64〜第3幕への間奏曲
09. 弦楽四重奏曲嬰ハ短調 SC 65『菊』(ダンカン・ギリーズ編、弦楽合奏版)
10. 3つのメヌエット イ長調 SC 61(1881 rev.1898)
11. 歌劇『エドガール』 SC 62〜前奏曲(1889 rev.1892)
12. 歌劇『エドガール』 SC 62〜第3幕への前奏曲(1889/1892 rev.1906)
シンフォニア・オブ・ロンドン(リーダー/チャーリー・ラヴェル=ジョーンズ:01-05,07,08,11,12、ジョン・ミルズ:09,10)
ジョン・ウィルソン(指揮)
録音時期:2025年1月8-11日
録音場所:ロンドン、キルバーン、オーガスティン教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。


