ダーレネ/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、他

2025年09月26日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical


ユーハン・ダーレネ/メンデルスゾーン、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲

スウェーデンの若き名手ユーハン・ダーレネは、これまでにチャイコフスキーやバーバー、ニールセンやシベリウスの協奏曲録音で高い評価を得てきましたが、最新アルバムではヴァイオリン協奏曲の人気作、メンデルスゾーンとブルッフ、さらにヴォーン・ウィリアムズの『揚げひばり』に挑みます。メンデルスゾーンの協奏曲ではマリン・ブロマン、ブルッフではジェンマ・ニューの指揮によるスウェーデン放送交響楽団と共演し、その抒情と輝きに満ちた演奏を聴かせます。
 アルバムの最後を飾る『揚げひばり』は、もともと1914年にヴァイオリンとピアノのために作曲され、その後オーケストラ版が広く知られるようになった作品です。ここでは通常の版ではなく、作曲家で指揮者、ピアニストとしても活動するポール・ドレイトン[1944-]による混声合唱とヴァイオリンのための編曲が演奏されています。この版は、英国の詩人ジョージ・メレディスの詩を抜粋したテキストや言葉のないヴォーカル・ラインを加えることで、音楽に新たな詩情と広がりを与えています。独奏ヴァイオリンの自由なカデンツァが鳥のさえずりを思わせる旋律を紡ぎ、合唱は大地と天空の架け橋となり、作品が持つ自然との一体感をより鮮やかに浮かび上がらせます。ドレイトンはこの編曲をスウェーデン室内合唱団に献呈しており、今回の録音ではカスパルス・プートニンシュが合唱団を指揮、豊かなハーモニーで作品を新たな境地へと導いています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(1844)
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26(1866)

 ユーハン・ダーレネ
(ヴァイオリン)
 スウェーデン放送交響楽団
 マリン・ブロマン
(リーダー、指揮:1)
 ジェンマ・ニュー(指揮:2)

 録音時期:2021年4月26-29日(1)、2025年1月21,22,24,25日(2)
 録音場所:ストックホルム、Berwaldhallen

3. ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり(1914/21)(ドレイトン編、ヴァイオリンと合唱版 2019)

 ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン)
 スウェーデン放送合唱団
 カスパルス・プトニンシュ
(指揮)

 録音時期:2021年10月19,20日
 録音場所:スウェーデン放送第2スタジオ

 録音方式:ステレオ(デジタル)
 BIS ecopak

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