【発売】ゲルナー、山田和樹&モンテカルロ・フィル/ラヴェル:ピアノ協奏曲、他

2025年07月31日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical



美演! ゲルナー&山田和樹によるラヴェル

1969年生まれアルゼンチン出身で日本でも人気のネルソン・ゲルナーが、山田和樹という絶好のパートナーを得て、長年の夢であったというラヴェルの協奏曲2曲を録音しました。同時期に書かれながら幾分対照的な性格の2つの協奏曲ですが、ゲルナーはここで持ち味の表現力をいかんなく発揮してそれぞれの作品が持つ詩情を豊かに描き上げるともに、熟達した力強い打鍵で大きな高揚感へも導いています。
 山田和樹率いるモンテカルロ・フィルもこのピアノに寄り添うようにバランス良く歌い、またダイナミックに対峙してクライマックスを形作りながら、印象的なコールアングレを始め各楽器のソロをスタイリッシュな歌心で聴かせ、各所に散りばめられたエスプリの効いたフレーズを切れ味良く処理しており、ゲルナーとの見事なタッグで絶妙の美演に仕上げました。
 アルバムには併せてピアノ・ソロ作品が2曲収録されており、『高雅で感傷的なワルツ』では各ワルツのキャラクターを鮮やかに描き分け、『亡き王女のためのパヴァーヌ』では抑えの効いた表現で作品の抒情性をじっくりと浮かび上がらせます。(輸入元情報)

【収録情報】
ラヴェル:
1. ピアノ協奏曲ト長調
2. 高雅で感傷的なワルツ
3. 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
4. 亡き王女のためのパヴァーヌ

 ネルソン・ゲルナー
(ピアノ)
 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(1,3)
 山田和樹(指揮:1,3)

 録音時期:2025年3月29日〜4月1日
 録音場所:モナコ、オーディトリアム・レーニエ3世、ヤコフ・クライツベルク・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

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