【発売】レイフ・セーゲルスタム・イン・オーフス(4CD)
2025年07月18日 (金) 17:00 - HMV&BOOKS online - Classical

セーゲルスタム、デンマークの指揮台で。
オーフス交響楽団とのスタジオ録音集が登場!
「音楽は、単に音が鳴るということではない。音楽とは、音が鳴る『なぜ』であり、音が鳴る『いつ』である。」
この言葉は伝説的なフィンランドの指揮者であり、型破りな作曲家でもあった奇才レイフ・セーゲルスタム[1944−2024]によるものであり、彼の音楽哲学と音楽の意味についての独自アプローチを巧みに、そしてセーゲルスタム流の謎めいた表現で簡潔に要約したものです。
セーゲルスタムの独特の哲学は彼と共演、仕事を共にする機会に恵まれた人々を魅了し、またセーゲルスタムがオーフス交響楽団の首席客演指揮者(2018〜21年)として、後に名誉指揮者(2021〜22年)として活動した際、自身そして周囲のあらゆる面に影響を与えました。
2024年10月9日に逝去したセーゲルスタムが晩年となる2019年から21年にかけて収録したオーフス交響楽団との演奏にも、その哲学が明確に表れています。オーケストラのメンバーが、セーゲルスタムとのリハーサルで感じた高揚感や情熱を「多くの指揮者が全身に持つ音楽よりも、セーゲルスタムの小指に多くの音楽が宿っている」と表現しており、その存在の大きさを示すとともに、1つの形として結実したこの晩年のスタジオ録音への期待を高めてくれます。
セーゲルスタムの人生の全てであり、その生涯のあらゆる場面に存在していた音楽。デンマークの素晴らしき音楽仲間たちとの集大成であり、このセーゲルスタムの「音楽」が息づくブルックナー、スメタナ、ランゴー、そしてベートーヴェンにどうぞご注目下さい!(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107(ノーヴァク版)
録音時期:2019年1月21-25日
Disc2
● ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(第2稿、1878/1880年稿)
録音時期:2019年2月4-8日
Disc3
● スメタナ:連作交響詩『わが祖国』より(高い城/モルダウ/シャールカ)
録音時期:2020年1月20-24日
● ランゴー:交響曲第5番『草原の自然(夏の伝説の劇)』(第2版、BVN216)
録音時期:2021年9月13-17日
Disc4
● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
録音時期:2021年9月13-17日
オーフス交響楽団
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音場所:デンマーク、オーフス、シンフォニック・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
プロデューサー&エンジニア:プレベン・イワン
解説日本語訳&日本語オビ付き
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