ジョージ・ハリスン 名盤７タイトル (10形態) CD・LP 再発

ジョージ・ハリスン 名盤７タイトル CD・LP 再発

『All Things Must Pass』の50周年盤をはじめ、『Wonderwall Music』『Dark Horse』『Extra Texture』『Thirty Three & 1/3』など ジョージ・ハリスンのソロ名盤７タイトル (全10形態) が 輸入盤CD・LP でBMGレーベルより再発。

CDはいずれもエコウォレット (環境に配慮した紙製のスリムケース) 仕様の新装パッケージとなります。

All Things Must Pass: 50th Anniversary (2CD) (1970年)

ロック史に燦然と輝く名盤『All Things Must Pass』の50周年記念盤が再発。

世界中のチャートで１位を獲得。本作で、ジョージ・ハリスンは英米シングルチャートで１位を獲得した初めてのビートルズのソロメンバーとなった。そのシングルとは、言わずとしれた「My Sweet Lord」であり、ジョージの奏でるスライドギターのサウンドが印象的だ。アルバムのオープニング曲、「I’d Have You Anytime」 は友人であるボブ・ディランとの共作。同じくボブと共作した「If Not For You」もアルバムの記念碑的な楽曲。

プロデューサーは、ジョージとフィル・スペクター。ほか、豪華な面子が参加ミュージシャンとして名前を連ねている。盟友のエリック・クラプトン (el-g, acoustic guitar, back Vo)、リンゴ・スター (ds, perc)、ビリー・プレストン (org, p)、ピート・ドレイク (pedal steel)、 ゲイリー・ライト (p, org, el-p)、また、ビートルズのハンブルグ時代から交流があり、ジョージ自らロンドンへの移住を促したクラウス・フォアマン (b、el-g＜Out of the Blue＞)、バッドフィンガーのメンバー、デラニー＆ボニー・バンドのメンバー、さらに「I Remember Jeep」には、ジンジャー・ベイカー (ds)、ジョン・レノン　(handclaps) も参加している。

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Dark Horse (1974年)

ジョージにとって波乱万丈の年とも言える 1974年にリリースされた５作目のスタジオアルバムの2014年リマスター盤が再発。ボーナストラック２曲を収録。

『Living in the Material World』(1973年5月発売) の続編的な作品。1974年はジョージにとって多忙な年で、5月に自身のレーベル Dark Horse Recordsを設立、イギリスのオックスフォードシャー州にある大邸宅＝フライアー・パークにスタジオを建設、11〜12月に物議を醸したインドの音楽家ラヴィ・シャンカールと北米ツアーを行なった。

レーベル名にもなっているタイトル曲の「Dark Horse」は、最初の妻パティ・ボイドとの別居 (7月)、および以前の作品に存在していた精神的支柱だったスピリチュアルな考えからの一時的な撤退などに焦点を当てた曲。

トム・スコット (sax)、ビリー・プレストン (el-p, org, p)、ウィリー・ウィークス (b)、アンディ・ニューマーク (ds, perc)、ジム・ケルトナー (ds)、リンゴ・スター (ds)、ゲイリー・ライト (p)、ロン・ウッド (g) など多数のミュージシャンが参加。

ボーナストラックとして「I Don't Care Anymore」(米「Dark Horse」/英「Ding Dong, Ding Dong」がシングルリリースされたときのB面曲)、「Dark Horse - Early Take」の2曲を収録。

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Early Takes Volume 1 (2012年)

2012年にリリースされた、アウトテイクとデモ音源を集めたコンピレーションアルバムCDが再発。

マーティン・スコセッシ監督による 2011年のドキュメンタリー映画でレコーディング中の映像が登場し、元々はDVDのデラックス盤に収録されていた作品。プロデューサーのジャイルズ・マーティンがエンジニアのポール・ヒックスと共同でこのアルバムを編集。収録曲の大半は、1970年11月にリリースされた『All Things Must Pass』のセッションからのものとなる。

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Electronic Sound (1969年)

ビートルズの音楽的探究心が生んだ、Apple Records 傘下 Zapple Recordsからリリースされた『Electronic Sound』の2014年リイシュー盤が再発。

同レーベルは、束縛されない音響探究、あるいは当時の発表によれば「より奇妙なサウンド」のための発信の場だったが短命に終わっている。最終的にリリースされたのは、ジョージの本作とジョン・レノン＆ヨーコ・オノの『Unfinished Music No. 2: Life With the Lions』のみとなる。

カヴァーアートはジョージが描いた モーグ・シンセサイザー IIIp。この楽器は後に録音されたビートルズの『Abbey Road』で４曲に使用されている。

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Electronic Sound [Limited Zoetrope Picture Disc Vinyl] (1969年)

回転のぞき絵を描いたピクチャーヴァイナル仕様。2024年のレコードストアデイでごく一部のレコード店のみで販売されたLPが限定盤でリリース。

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Extra Texture (1975年)

ソウル色の強い６作目のスタジオアルバムの2014年リマスター盤が再発。

本作をレコーディングするためにカリフォルニアに戻り、「Tired of Midnight Blue」ではレオン・ラッセルがピアノを弾き、いくつかのセッションでは、ジェシ・エド・デイヴィス (el-g)、ジム・ケルトナー (ds, per)、ポール・ストールウォース (b, back vo)、Dark Horseレーベルと契約することになる結成されたばかりのバンド、アティテューズのデヴィッド・フォスター（p, synth）が参加している。収録曲のほとんどがLAでレコーディングされている。

ボーナストラックとして、「This Guitar (Can't Keep from Crying)」(Platinum Weird Version) を収録。

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Thirty Three & 1/3 (1976年)

ジョージの作品では極めて珍しい ”明るく陽気なラブソングアルバム” がLPで再発。

ジョージが1970年に購入したイギリスのオックスフォードシャー州にある大邸宅フライアー・パークで1976年にレコーディングした７作目のスタジオアルバム。ビルボード誌が評して「明るく陽気なラブソングのアルバムで、おそらく彼のソロキャリアの中で最もハッピーで商業的で、最も高尚でない振る舞いが特徴の作品」。共同プロデューサーは『Dark House』『Extra Texture』にサックス奏者として参加していたトム・スコット。

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Wonderwall Music (1968年)

1968年にリリースされた、ビートルズのメンバーによる最初のソロアルバムとなる『不思議の壁』(ジョー・マソット監督による同名映画のサウンドトラック) のリマスター盤が再発。

主な収録曲はインストゥルメンタルで、西洋のロックミュージックとインドの古典的スタイルの作品が複雑に鮮やかな織物のような作品。ボーナストラックとして、「In the First Place」(the Remo Fourによる演奏)、「The Inner Light」(未発表オルタネイトテイク)、「Almost Shankara」(映画に使用されず、サントラにも収録されなかった未発表のラガトラック) を収録。

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