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豪Eloquence/ケルテス・シリーズ

Monday, October 15th 2012

Eloquence Australia
イシュトヴァン・ケルテス・シリーズ


若くして亡くなった名指揮者、イシュトヴァン・ケルテス[1929-1973]の没後40周年を控え、名盤5タイトルが、オーストラリア・エロクエンスから登場。

【プロフィール】
1929年ハンガリーの首都ブダペストに誕生。フランツ・リスト音楽院でヴァイオリン、作曲、指揮を学び卒業後、1953年にジュール・フィルの指揮者に就任、1955年からはブダペスト歌劇場の指揮者となりますが、翌1956年に勃発したハンガリー動乱の際、ハンガリーを脱出、1957年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院でフェルディナント・プレヴィターリに指揮を学んだ後、1958年から63年までアウクスブルク歌劇場、1964年から亡くなるまでケルン市立歌劇場の音楽監督を務めます。その間、1961年にはザルツブルク音楽祭に出演し、モーツァルトの《後宮からの逃走》を指揮、世界的な名声を獲得し、1965年から68年にかけてはロンドン交響楽団の首席指揮者も兼任。1964年にロンドン交響楽団を率いて来日、68年には2度目の来日を果たし、日本フィルを指揮。日本でも人気を博し、まさに働き盛りの1973年、テル・アヴィヴ近郊の海岸で水泳中に、大波に襲われて44歳の若さで水死してしまいます。(HMV)

ブラームス:交響曲全集、セレナード第1番、第2番(4CD)
ケルテス&ウィーン・フィル、ロンドン響


若くして高い評価を得ていたハンガリーの指揮者、イシュトヴァン・ケルテス[1929-1973]の代表作のひとつともいわれるブラームスの交響曲全集。ウィーン・フィルのゾフィエンザール・サウンドを満喫できる逸品でもあります。

【交響曲】
交響曲第1番と第3番、ハイドン変奏曲は、ケルテスが遊泳事故で亡くなる直前に録音されたものですが、ハイドン変奏曲の終曲パッサカリアについては未完結となっていたため、その部分はウィーン・フィルの団員がケルテスの死を悼んで、指揮者なしで録音を完了したというエピソードでも知られています。
 ケルテスの指揮はブラームスらしさを大切にし、内声を充実させた立派なもの。オケが相性の良かったウィーン・フィルということもあり、生き生きと弾む音楽が実に魅力的でもあります。
 なお、1964年に録音された交響曲第2番では、まだ若かったケルテスのフレッシュな音楽づくりが聴きものとなっています。
 4曲ともに、デッカならではの厚みと艶のあるサウンドが、ウィーン・フィルならではの艶麗さと武骨さの入り交じる、複雑な味わいのブラームスを楽しませてくれます。  組み合わせの2つのセレナードはブラームス若き日の復古的作品。

【セレナード】
ブラームスの2つのセレナードは、19世紀のなかばに書かれています。当時まだ20代の若者で、ハイドンやモーツァルトの作品研究もおこなっていたブラームスは、半世紀以上も途絶えていた「オーケストラのためのセレナード」を復活させるべく作曲に取り組み、セレナード第1番ニ長調とセレナード第2番イ長調の2曲を完成。古典派の精神に学んで日常の心に訴求する繊細な美しさやユーモアを持った音楽が書かれています。
 管楽器の非常にうまいオケとしても知られていたロンドン響との共演だけにサウンド面は申し分なく、さらにケルテスの推進力と抒情美を兼ね備えた指揮が、作品の何気ない部分まで表情豊かに聴かせているのがポイントともなっています。(HMV)

【収録情報】
ブラームス:
1. 交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
3. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
4. 交響曲第4番ホ短調 Op.98
5. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 録音時期:1973年(1,3,5)、1972年(4)、1964年(2)
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

6. セレナード第1番ニ長調 Op.11
7. セレナード第2番イ長調 Op.16

 ロンドン交響楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 録音時期:1967年
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ブルックナー交響曲第4番『ロマンティック』
ケルテス&ロンドン交響楽団


終始適切なテンポで一貫し、メリハリの効いた表情づけ、マッシヴな力感、そして繊細な叙情美にもこと欠かないたいへん充実した演奏です。ホルンの名手、バリー・タックウェルも在籍していた当時のロンドン交響楽団は、技術はもちろん、表現力にもかなり高度なものがあり、また、英デッカの優秀な録音技術もあって、この作品本来のシンフォニックな味わいを満喫することができます。ハース版使用。

【収録情報】
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』


 録音時期:1965年10月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ドヴォルザーク:新世界より、ほか
ケルテス&ウィーン・フィル、ほか


『新世界より』は、ケルテスにとってデッカへのデビューを飾った記念碑的録音です。当時32歳という若きケルテスが、ウィーン・フィルの奥深い響きを生かしつつ、ドラマティックなテンポの変化を加え、ティンパニの壮絶な強打や金管の咆哮によって作品に生気をみなぎらせています。スリリングな熱気あふれる永遠の名演といえるでしょう。
 ロンドン交響楽団の管楽器のメンバーによる『セレナード』も、ノスタルジックな郷愁あふれる素晴らしい演奏です。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・管楽セレナード ニ短調 Op.44
 ロンドン交響楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 録音時期:1968年
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

・交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
 録音時期:1961年
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ドヴォルザーク:序曲集、交響詩集(2CD)
ケルテス&ロンドン交響楽団


ロンドン交響楽団とドヴォルザークの交響曲全集を完成させていたケルテスは、管弦楽曲も多数録音していました。この2枚組アルバムには、演奏会レパートリーとしても人気の高い傑作『スケルツォ・カプリチオーソ』と『交響的変奏曲』、そして5つの序曲に、3つの交響詩を収録しています。

【交響詩】
チェコの国民詩人、K.J.エルベン[1811-1870]のバラードにインスパイアされたドヴォルザークの交響詩は、題材の異常なまでの残酷さ・凄惨さゆえ、『殺人交響詩』としても知られているもので、そこに求められるオーケストラの表現力にはかなりのものがあります。
 ここでは3曲が収められていますが、最も穏やかな『真昼の魔女』ですら、魔女によって子供が殺されてしまうという残忍な内容で、最も残虐な『金の紡ぎ車』に至っては、バラバラ殺人が題材というとんでもない代物。タイトルが美しい『水の精』にも、子どもが真っ二つに引き裂かれて家のドアに叩きつけられるという筋書きです。
 随所に込められた残虐シーンへの寓意や、死の悲しみと悪の狂気を深く描きこんでいて驚くほど表現力が豊かなこれらの作品に、ケルテス&ロンドン交響楽団はパワフルなアプローチで向き合い、演奏会用ピースとしての聴きごたえある演奏をおこなっています。(HMV)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・序曲『謝肉祭』 Op.92
・交響詩『水の精』 Op.107
・スケルツォ・カプリチオーソ 変ニ長調 Op.66
・交響的変奏曲 Op.78
・序曲『フス党』 Op.67
・序曲『わが故郷』 Op.62a
・交響詩『真昼の魔女』 Op.108
・序曲『オセロ』 Op.93
・交響詩『金の紡ぎ車』 Op.109
・序曲『自然の中で』 Op.91

 ロンドン交響楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)

 録音時期:1963〜1970年
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ドヴォルザーク:レクィエム、ロッシーニ:スターバト・マーテル(2CD)
ケルテス&ロンドン交響楽団


宗教音楽にも素晴らしい演奏を聴かせていたケルテスによるドヴォルザークのレクィエムと、ロッシーニ:スターバト・マーテルという興味深い組み合わせの2枚組アルバム。

【ドヴォルザーク:レクィエム】
ドヴォルザークの宗教音楽の素晴らしさを伝える傑作とされるのが円熟期に書かれた『レクィエム』です。この作品は、バーミンガム音楽祭の委嘱により作曲されたもので、1891年にドヴォルザーク自身の指揮によってバーミンガムで初演されています。
 『レクィエム』は演奏時間90分を超える巨大な作品ですが、素朴な情感を漂わせた美しい旋律に彩られる場面が多いため、長さの割には親しみやすく、敬虔なカトリック信者でもあったドヴォルザークが込めた深い祈りの美しさから、神への畏敬を示す荘厳で激しい音楽まで広大な表現レンジを持った音楽が味わえます。バッハのロ短調ミサからの引用によって曲が開始されるのも興味深いところです。
 ケルテスの演奏は昔から有名なもので、作品を委嘱し初演したゆかりの英国での演奏はとしても貴重な存在。最近、ヤルヴィ&ロンドン・フィルによる快速盤も出ましたが。気持ちのこもった美しさではやはりケルテス盤が印象深い仕上がりです。  この作品はまた、オーケストラ・パートが大活躍することでも知られているので、交響曲と管弦楽曲を多数録音して気を吐いていたケルテス&ロンドン響には最適で、彼らの意欲的なアプローチが生かされる場面が多いのもポイントです。一方、多彩な表現が求められた結果、技術的に難しいとされる合唱パートについても、アンブロジアン・シンガーズ「合唱王国イギリス」の名に恥じない豊かな表現力で、美しい声を聴かせています。

【ロッシーニ:スターバト・マーテル】
有名なスペイン・ワイン「シャトー・マルゴー」のオーナーで銀行家でもあった友人のアグアドとスペインを旅行している際に、彼からマドリードのヴァレーラ評議員のために書いてくれるよう依頼された作品で、プライヴェートな演奏と楽譜の門外不出を条件にヴァレーラに献呈されています。初演は1833年にマドリードの礼拝堂でおこなわれていますが、これが実は問題のあるヴァージョンでした。
 ロッシーニは『スターバト・マーテル』を12曲から成る作品と構想していましたが、第1・5・6・7・8・9曲の6曲を作曲した段階で腰痛が悪化して作曲ができなくなってしまい、プライヴェートな作品ということもあり、残りの6曲については、友人のボローニャの作曲家ジョヴァンニ・タドリーニに作曲を依頼したのです。もちろん、ヴァレーラに献呈する際にはロッシーニの名前でしたが、出版も公開演奏もされないはずの作品だったので、問題ないと考えていたのでした。
 ところがヴァレーラが5年後に亡くなった際、遺産の相続者がパリの出版社「アントワーヌ・オラニエ」に楽譜を売却してしまい、出版する運びとなってしまったため、慌てたロッシーニは法的な手段に訴えてこれをなんとか阻止し、楽譜を取り戻すことに成功します。
 そして、タドリーニに依頼した曲を、自身で作曲して入れ替え、正式なヴァージョンを完成します。といっても、新たに完成されたヴァージョンは2曲減った10曲で構成されたもので、ロッシーニは既存の6曲に新しい第2・3・4・10曲を追加して、すべて自身の作曲による『スターバト・マーテル』を完成してパリで初演、大きな喝采をもって迎えられることになります。最初の共作版初演から9年後のことでした。
 こうした背景を持つロッシーニの『スターバト・マーテル』ですが、音楽そのものは非常に美しいもので、少々劇場的な要素も加味された独特の変化に富んだ音楽スタイルが、さまざまな作曲家によって創り上げられてきた『スターバト・マーテル』の歴史に新たな魅力を刻み込むかのようです。
 ピラール・ローレンガー、イヴォンヌ・ミントン、ルチアーノ・パヴァロッティ、ハンス・ゾーティンという豪華キャストでの演奏です。(HMV)

【収録情報】
・ドヴォルザーク:レクィエム ロ短調 Op.89
 ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
 エルジェーベト・コムロッシー(アルト)
 ロベルト・イロシュファルヴィ(テノール)
 トム・クラウセ(バリトン)
 アンブロジアン・シンガーズ

・ロッシーニ:スターバト・マーテル
 ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
 イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)
 ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
 ハンス・ゾーティン(バス)
 ロンドン・シンフォニー・コーラス

 ロンドン交響楽団
 イシュトヴァン・ケルテス(指揮)

 録音時期:1968年(ドヴォルザーク)、1971年(ロッシーニ)
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

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Overtures, Symphonic Poems : Kertesz / London Symphony Orchestra (2CD)

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Dvorak (1841-1904)

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