CD

Tchaikovsky Symphony No, 6 (1938), Beethoven Egmont Overture (1933), Coriolan Overture (1947): Furtwangler / Berlin Philharmonic, Vienna Philharmonic

Tchaikovsky (1840-1893)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
DCCA0067
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

第2世代技術のSP盤復刻は今までの復刻と一味違う!
巨匠の名演『悲愴』はまさしく聴き応え十分! 必聴です!


【制作者より】
弊社から既にチャイコフスキーの交響曲は第4番(DCCA0052)、第5番(DCCA0047)と発売しておりますが、チャイコフスキーが残した名曲『悲愴』がようやく満を持して発売となります。しかも、今まで数多くのアイテムで好評を得てきた第2世代技術を用いての復刻となります。既に第2世代技術というのも定着しはじめ、手作業により可能な限りノイズを除去するという、とてつもなく根気がいる作業を今回SP盤に使用しました。LPレコードからの復刻除去作業でもかなり時間を要しますが、SP盤はご存知の通り針で再生すると必要以上にパチパチといった耳に付くノイズが纏わりつき作業はとても困難なものでした。しかし、ノイズフィルターなどで除去した時とは全く違い、音そのもののダメージを最小限に抑える事ができ、本来の音色、演奏の強弱、立体感、モノラルでありながらの音場の広がりなど、断然プラスの作用が大きい為弊社では可能な限りこの方法を行っております。元々がSPからの復刻故、どうしても盤に起因するノイズ、再生時のノイズなどが残ってしまいますが、それらを引いても十分に鑑賞に耐える範囲だと思います。
 巨匠はベートーヴェンやワーグナー程チャイコフスキーの録音を多くは残してくれていません。ファンや愛好家にとって少しでも手元に置いておける商品となれば作り手としても非常に喜ばしい限りです。是非一度聞いて頂ければ巨匠のチャイコフスキーに対する愛情が伝わる事でしょう。SP盤をマスターとした為、盤面ノイズ等があります。予めご了承下さい。録音日は一般的に知られている日です。(デルタ エンタテインメント)

【収録情報】
・チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』(録音時期:1938年10月)
・ベートーヴェン:『エグモント』序曲(録音時期:1933年)
・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』(録音時期:1947年11月)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(コリオラン)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音方式:モノラル(セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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以前私はこのフルトヴェングラー指揮の「悲...

投稿日:2011/12/31 (土)

以前私はこのフルトヴェングラー指揮の「悲愴」をその辺の廉価盤で求め録音年代(1938年、勿論モノラル)も元々古いことからそう苦もなく聴いてそれなりの感激をしていました。本演奏は爛熟期のフルトヴェングラー(当時52歳)のチャイコフスキー名演だけに何種類も盤があり本盤ズバリの感想ではありませんがメモを入れさせていただきます。何れのCD盤もソース次第で作曲者が例えばppppppとかfffffとか指定した強弱記号の烈しい感情起伏がどの程度再現されているかは別としてこの演奏・・・演奏タイム的には他演奏との比較ではマトモ(タイム@20’09A8’48B9’17C10’18)なもののフルトヴェングラーの場合その間の若干こもった様な音質強奏にも凝縮された当時のドイツ系指揮者の一つの「悲愴」スタイルが聴かれる素晴らしい貴重な記録であります。貧弱な音質の古い録音において時代を超えて蘇ってくるからこそ得られる感動というものもありましょう(セピア色の昔の写真同様・・・)が本盤制作で起用された技術による成果が大いに期待され又制作者の努力・熱意にも頭が下がる思いであります。第1楽章は恍惚とした物憂さの内に動かしている緩急は味わい処でしょう。第2楽章は歌い過ぎない優美さが独特の魅力を提示し第3楽章はじっくり運ぶしっかりしたリズムで攻めあげ物凄いピークに向かいますが少しティンパニーの突っ込みに物足りなさを感じました。最終楽章は比較的タイムも感情も思った程引き摺らない演奏で聴き終えた時もう一つ「抉り」が欲しいと感じつつこれがフルトヴェングラーらしさなのかも・・・と複雑な思いをしました。本盤はEMI系?なのですがDG系?には1951年録音(所謂カイロライブ)でオーケストラは同じBPOを振っての盤(同@19’44A9’19B9’49C9’42)も幾つかの種類が出ている様です。それにしてもフルトヴェングラー演奏の手を変え品を変えての盤起しは相変わらず盛んなようですね。なお、本盤併録の「エグモント」序曲(オーケストラBPO、1933年録音、タイム8’29)と「コリオラン」序曲(オーケストラVPO、1947年録音、タイム8’30)は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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”フルトヴェングラーの実演を聴いた者は口...

投稿日:2010/03/13 (土)

”フルトヴェングラーの実演を聴いた者は口々に、レコードと隔たるところ遠いという”(中野雄氏) 当ディスクには、その実演の片鱗を感覚させる情報が詰め込まれているというべきか。録音状態が充分でない記録からはアゴーギグやダイナミクスを自在に操ることが彼の天才たる所以と考えられているわけだが、録音さえ良ければ、同時にオケ(そこで鳴らされる楽器)の音色、ニュアンス、表情が自在で馥郁たる香りを与えることにかけても並ぶ者の無い存在であったことが想像できる。”隔たるところ遠い”というのはその事ではないのか。

M さん | 愛知県 | 不明

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