この日はアンコールでU2のカバーをやっていた。 絶頂期の頃は普通に２時間超えのライブをやっていた。 （最長は最期の武道館３時間超えだが...） この日比谷もそれ。最高！。 全曲収録、ノーカットだったら間違いなく★★★★★。

前の日比谷もそうだったが、こちらも残念ながら完全収録ではない。というか、かなり曲数が少ない。前の日比谷の頃と比べると、この頃は新らしい作品（CD）のリリースもしばらく無く、何となく「解散」の２文字の雰囲気が漂っていて、実際に観ていて痛々しかった。

日常に埋没したくない、でも快楽主義も違う、居場所なんて本当はどこにもない、誰もが避けたい現実・真実に向き合うことから逃げられない。そんな音楽の邦楽代表がシロップでした。シロップの曲が大好きで高校・大学と自分を支えてくれたこと、救ってくれたこと、忘れたくありません。当時「さくら」を聞いたとき自分のなかでも前に踏み出せたことを思い出します。今日久々に聞いて、レビューしようと決めました。皆さんも書かれている通り、本当に五十嵐さんの優しさが表れた曲が並んでいます。まちがいなく一番聞きやすいアルバムです。こういった

考えすぎだとかって声がいくらあっても、これで救われる人間が多少なりとも存在することは否定できない事実なわけで。

ありがとう さようなら そして また逢う日まで おやすみなさい

暗くなくて良かったが、まだ先の次元があると思う。先の事が分かっているからこそ、一瞬一瞬を楽しんで（遊ぶもよし、人の為になるよう研究するもよし、医者になるもよし）、自分と周囲の人間をできる限り大事にして生きる。 ただ、共感できないわけではない。絶望なんてもう沢山だ。

五十嵐、建設的に考えるのだ。良いとも悪いとも言えない、これも一つの世界の捉え方であると思うが、…正直、青い。現実をふまえた上でそれをどのように少しでも良くしていくかを考えなければ、そういう志がなければ、何も変わりはしない。

最後のライブ行きました。本当に最高のライブでした…。五十嵐、中畑さん、マキリン、そして観客全員の張り裂けそうな想いが会場中に溢れて、何とも言えない空間でした。だからこのDVD変に編集とかしないで、最後の日、そのまま収録してほしいです。本当にありがとう、シロップ！！

syrup 16g 音楽と共にこのバンド名を愛してます。さよならなんて、、、言い尽くせない喪失感を当分埋められそうにありません。感傷なしに聴けないけどまたこんな素晴らしいアルバムをありがとう！

さびしい・・・ありがと