CD 輸入盤

フリッツ・ヴンダーリヒ オペレッタ・アリア集(未発表音源1959-66)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900314
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フリッツ・ヴンダーリヒ/オペレッタ・アリア集

不世出のテノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒのオペレッタ・アリア集! 1930年ラインラント=プファルツ州クーゼルでチェロ奏者の父とヴァイオリン奏者の母を両親の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんできたフリッツ・ヴンダーリヒ。ナチスの侵攻と父の死を経て苦しい生活を強いられたため、正式な音楽の勉強をする機会はなかなか訪れず、20歳の時にようやくフライブルク大学でホルンと声楽を学ぶことができました。その頃にはすでに彼の美声は評判となっており、24歳の時に学内の公演で『魔笛』の主役タミーノを歌うチャンスに恵まれます。その翌年、大学を卒業する年には既にシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を交わし、以降、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場と契約し、ザルツブルク音楽祭などの多くの音楽祭に出演するほどにその才能は傑出していました。しかし、1966年9月17日、友人の別荘の階段から転落、たった35歳という短い生涯を閉じてしまいます。メトロポリタン歌劇場のデビューを目前に控えた歌手として絶頂期の最中で、世界中の人々が彼の死を惜しみ、その名声は彼の没後50年を経ても色褪せることがありません。
 このアルバムは彼が1959年から1965年まで、バイエルン放送の人気番組「ミュンヘンの日曜日」に出演した際の録音と、いくつかのスタジオ録音のオペレッタからアリアを収録した1枚。これら甘美で情熱的な歌唱の全てが未発表音源です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ミレッカー:喜歌劇『デュバリー』 - Wie schon ist alles
2. ミレッカー:喜歌劇『デュバリー』 - Mein Weg fuhrt immer mich zu dir zuruck
3. ロルツィング:喜歌劇『皇帝と船大工』 - Leb‘ wohl, mein flandrisch Madchen
4. ロルツィング:歌劇『ウンディーネ』 - Vater, Mutter, Schwestern, Bruder
5. ロルツィング:喜歌劇『刀鍛冶』 - Man wird ja einmal nur geboren
6. ニコライ:喜歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』 - Horch, die Lerche singt im Hain
7. レハール:喜歌劇『この世は美しい』 - Schon ist die Welt
8. J.シュトラウス2世:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』 - Treu sein, das liegt mir nicht
9. J.シュトラウス2世:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』 - Sei mir gegrust, du holdes Venezia
10. ファル:喜歌劇『イスタンブールのばら』 - Zwei Augen, die wollen mir nicht aus dem Sinn
11. ファル:喜歌劇『イスタンブールのばら』 - Oh Rose von Stambul
12. キュネッケ:喜歌劇『夢の国』 - Ich traume mit offenen Augen
13. キュネッケ:歌劇『罪深き女』 - Das Lied vom Leben des Schrenk
14. シュトルツ:喜歌劇『女はみんな大好き』 - Ob blond, ob braun, ich liebe alle Frau’n
15. ミッシャ・スポリアンスキー:今夜は決してまた
16. ヴィリー・マッテス:情熱の旋律

 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 ミュンヘン放送管弦楽団
 ハンス・モルトカウ(指揮:1,2,5-13)
 クルト・アイヒホルン(指揮:3)
 マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮:4)
 ジークフリート・ケーラー(指揮:14,15)
 ヴィリー・マッテス(指揮:16)

 録音時期:1962年6月14日(1,2)、1965年4月11日(3)、1959年12月14日(4)、1962年3月8日(5)、1962年5月7日(6)、1962年6月13-15日(7-13)、1966年2月13日(14-15)、1962年5月5日(16)
 録音方式:モノラル(テレビ放送用録音)
 Remastering Producer: Johannes Muller
 Mastering: Christoph Stickel, msm-studios Munich

ユーザーレビュー

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ドイツの名テノール、フリッツ・ヴンダーリ...

投稿日:2021/03/17 (水)

ドイツの名テノール、フリッツ・ヴンダーリッヒは、35歳の若さで亡くなりましたが、没後も人気は高く定期的に新譜が出る歌手の1人です。 このCDはバイエルン放送に残されたオペレッタを中心としたアリア集です。 なんと全て未発表音源だそう。 早すぎる晩年の録音ですが、いずれも絶好調の歌唱が聴けます。 特に14曲目、ロベルト・シュトルツの喜歌劇『ご婦人はみんな大好き』からブロンドでもブラウンでもみんな大好きの名演は耳に残ります。 またこのCDの聴きどころのひとつは、バックを支えるマエストロ。 ハンス・モルトカウ、クルト・アイヒホルン、マインハルト・フォン・ツァリンガー、ジークフリート・ケーラー、ウィリー・マッテスとオペレッタを得意とし、録音を残した人物に、ミュンヘン放送管弦楽団と言うオペレッタ録音で名盤を残したオケによる演奏というのも嬉しい所。 録音は放送用音源だからか、年代の割に良いです。 CDはスリーブケース仕様。

レインボー さん | 不明 | 不明

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