DVD

『ザ・ミラクル・オブ・ザ・ヴォイス』 デセイ(S)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOBW93054
組み枚数
:
1
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

ナタリー・デセイ / ライヴ(DVD)

コロラトゥーラ・ソプラノの最高峰、ナタリー・デセイ、待望の映像作品登場!
美しい超高音、美貌、演技力とすべてそろったオペラ歌手、デセイ待望の映像作品の登場。もともと女優を志していただけあって類まれな演技力と、オペラ歌手とは思えないスリムな美貌は、まさに映像世代のディーヴァ。ニューヨーク・タイムズ紙は、『彼女は類まれなエンターテインメントのトータル・パッケージ!』とそのステージを大絶賛しています。
 そんなナタリーの魅力を最大限味わえる、ライヴの迫力満点のライヴDVD。10年以上のキャリアで来日は一度のみということもあり、映像ソフトが最も待たれていた歌手の一人。国内盤はもちろん日本語字幕つき。(EMI)

ナタリー・デセイ / ライヴ(DVD)

[予定収録曲]
・J.シュトラウス:『こうもり』〜『春の声』
 シルマー指揮、ウィーン国立歌劇場(1993年12月31日)

・R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』〜偉大なる王女さま
 ドホナーニ指揮、ザルツブルク音楽祭(2001年)

・オッフェンバック:『ホフマン物語』〜森の小鳥はあこがれを歌う
 メルクル指揮、ウィーン国立歌劇場(1996年9月6日)

・ドニゼッティ:『ランメルモールのルチア』〜狂乱の場
 ピド指揮、リヨン・オペラ(2002年1月)

・モーツァルト:『魔笛』第1幕〜「若者よ、恐れるな…私の運命は苦しみに満ちて」
 クリスティ指揮、エクサン・プロヴァンス音楽祭(1994年7月30日)

・モーツァルト:『魔笛』第2幕〜『復讐の心は地獄のように』
 フィッシャー指揮、パリ国立オペラ(2000年11月25日)

・オッフェンバック:『ホフマン物語』〜森の小鳥はあこがれを歌う
 ナガノ指揮、リヨン・オペラ

・トーマ:『ハムレット』〜狂乱の場
 ドゥ・ビリー指揮、バルセロナ・リセウ大劇場(2003年10月)

・ラヴェル:『子供と呪文』〜火のアリア
 リヨン・オペラ(1993年6月)

・オッフェンバック:『ホフマン物語』〜森の小鳥はあこがれを歌う
 プラッソン指揮、オランジェ・コレギー(2000年7月12&15日)

・R.シュトラウス:『ナクソス島のアリアドネ』〜偉大なる王女さま
 P.スタインバーグ指揮、パリ国立オペラ(2003年)

・バーンスタイン:『キャンディード』より
 A.デイヴィス指揮、グラインドボーン(EMI100周年ガラ、1997年)

・オッフェンバック:『天国と地獄』より
 ミンコフスキ指揮、リヨン・オペラ(1997年12月)

ナタリー・デセイ(ソプラノ)

収録曲   

  • 01. 歌劇「こうもり」より-ワルツ「春の声」(1993-12/ウィーン) (J.シュトラウス II)
  • 02. 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」作品60より-「偉大なる王女さま」(ツェルビネッタ)(2001-8/ザルツブルク) (R.シュトラウス)
  • 03. 歌劇「ホフマン物語」より-「森の小鳥は憧れを歌う」(オランピア)(1996-4/ウィーン) (オッフェンバック)
  • 04. 歌劇「ランメルムーアのルチア」より-狂乱の場(ルチア)(2002-1/リヨン。フランス語上演) (ドニゼッティ)
  • 05. 歌劇「魔笛」K620より-「おお、若者よ恐れるな」(夜の女王)(1994-7/エクサン・プロヴァンス 指揮=ウィリアム・クリスティ) (モーツァルト)
  • 06. 歌劇「魔笛」K620より-「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」(夜の女王)(2000-11/パリ・オペラ座) (モーツァルト)
  • 07. 歌劇「ホフマン物語」より-「森の小鳥は憧れを歌う」(オランピア)(1993-5/リヨン 指揮=ケント・ナガノ) (オッフェンバック)
  • 08. 歌劇「ハムレット」より-狂乱の場「遊びの仲間に入れて下さい」(オフェーリ)(2003-10/バルセロナ) (トーマ)
  • 09. 歌劇「子供と魔法」より-火のアリア「ひっこめ!いいやつは暖めてやるが、悪いやつはやけどさせるぞ!」(1993-6/リヨン) (ラヴェル)
  • 10. 歌劇「ホフマン物語」より-「森の小鳥は憧れを歌う」(オランピア)(1993-7/オランジュ 指揮=プラッソン) (オッフェンバック)
  • 11. 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」作品60より-「偉大なる王女さま」(ツェルビネッタ)(2003-11/パリ・オペラ座) (R.シュトラウス)
  • 12. ミュージカル「キャンディード」より-「着飾って、きらびやかに」(クネゴンデ)(1997-4/グラインドボーンEMIガラ・コンサートより) (バーンスタイン)
  • 13. 歌劇「天国と地獄<地獄のオルフェウス>」より-蝿の二重唱「肩がざわざわしたように感じたけれど」(ユリディス、ジュピテール)(1997-12/リヨン~指揮=ミンコフスキ) (オッフェンバック)

ユーザーレビュー

総合評価

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「この人と同じ時代に生きることができて本...

投稿日:2010/11/21 (日)

「この人と同じ時代に生きることができて本当に幸福だ!」と感じさせてくれるアーティストがいる。ナタリー・デセイは紛れもなくそんなアーティストの一人。このDVDはそのデセイの魅力がたっぷりと詰まったまさに「お宝」である。歌の素晴らしさは言うまでもないが、彼女の表現者としての圧倒的な力は「完璧のその上」のレベルというものが存在することを教えてくれる。例えば「ルチア」(フランス語版)の「狂乱の場」。悲しみに心を引き裂かれて激情のあまり殺人を犯してしまい、狂気に逃げ込みたいのだが逃げ込めない・・・。そんなヒロインの凄絶極まりない姿。例えば「魔笛」の夜の女王のアリア。怒り、激情、娘への愛情、ためらいと決意など様々な心の動きをわずか5分にも満たない時間に表現しつくす。2種類収められたツェルビネッタのアリアもコンセプトの違いによる演じ分けが見事。その他、賞賛の言葉には切りがないが、最後にもうひとつだけ。グラインドボーンのガラ・コンサートにおける「キャンディード」のクネゴンドのアリア。固定カメラによる記録映像と思しきものだが、思わずテレビの前で涙しながら「ブラヴォー!」と叫んでしまった。

Deadman returns さん | 埼玉県 | 不明

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もはやデセイが歌うことのない夜の女王、オ...

投稿日:2009/10/11 (日)

もはやデセイが歌うことのない夜の女王、オランピア、ツェルビネッタがそれぞれ二種類ずつ見られるのが本当に貴重。この三役に関してはグルベローヴァなど論外、デセイが史上最高、空前絶後と断言してはばからない。パリの『魔笛』、ザルツブルクの『アリアドネ』、『ルチア』仏語版は全曲の映像が放送されたことがあるが、いまだ商品化される気配はなく、その録画はわが家の宝物となっている。「歌う女優」デセイの凄まじい真価はその『ルチア』と『ハムレット』(これは幸いに全曲DVDあり)で遺憾なく発揮される。メトで録画されたと噂される『ルチア』伊語版はDVD化されるのだろうか。カラスの舞台を見たことのない私にとっては、ルチア役も歌と演技の相乗効果ではカラス以上と思える。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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