期待と不安

この暗さがたまらん。あの鍵盤みたいな音はギターで出してんのかなぁ。本当サーストンとリーには憧れる。キムにはいろんな意味で憧れる(笑)シェリーは…まだいなかったか

前作｢Goo｣が乾いた地表に走るﾋﾋﾞだとしたら､ｺﾁﾗは､その地表から空に向かって走るﾋﾋﾞ｡稲妻を逆さまに見たｺﾄありﾏｽｶ?そんなｶﾝｼﾞ｡

圧倒的な緊迫感。ﾉｲｼﾞｰなｷﾞﾀｰ。息つかせぬ怒濤の音像が脳を侵食していく。聴けば聴くほどこれを求める、中毒性を帯びた傑作。素晴らしい。

前作EVOLで確立したｽﾀｲﾙを曲ごとに展開させたような作品｡そのせいか全体としては散漫な印象だが､M1のようにﾎﾟｯﾌﾟなﾒﾛﾃﾞｨｰと独自のｻｳﾝﾄﾞの融合は､瑞々しい感動を与えてくれる｡

15年ほど前に近所のレコード屋で見つけ今度買えばいいやと思ってたら、廃盤だったとは・・・3年前にあるところで海賊盤を見かけて手にしたが買わなくて良かった。だって３８００円もしたんだ！ しかもＣＤ−Ｒぽかった。

ついに(ノ_＜。) 神保町ユニオンに万の値であり、迷ってたが…。 待ってて良かった(>_

俺にとってのロックンロールとはSONIC YOUTHでありWASHING MACHINEである、ということに10年たった今頃気づきました。もっと評価されてもいいアルバムです。

彼等が最高なのはやっぱり独特の意味不明なノイズのブラックホール！カテゴリー枠にはまっている様で何処にも無い、今だアンダーグラウンドで渦巻き続ける様に感服。sugar caneが単純に好き。

ノイズというよりはガレージでアナログな人達だった。本盤はアナログ２枚組で重量感は忘れられない。スラッシャー・マガジンにも特集されたりと、実はこのアルバムからがホントの「始まり」だったのかも…。ギター３人体制になったり、新メンバー（重要人）を入れたりと、節目はやっぱり刺激的で見逃せない。生涯現役なんて当然だよね。