SACD 輸入盤

シベリウス、グラズノフ、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集 ハイフェッツ 

Sibelius / Prokofiev

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
82876663722
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ハイフェッツ/シベリウス、グラズノフ、プロコフィエフ協奏曲集

シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツが1934年に世界初録音して世に伝播した作品で、これはその四半世紀後の再録音にあたります。グラズノフとプロコフィエフも、ハイフェッツの録音によって知られるようになった作品であり、これら3曲を収めたこのアルバムは、まさにハイフェッツの真骨頂を味わえる好企画といえるでしょう。一点の曇りもない完璧な技術と、技術だけに終わらない演奏の雰囲気が見事に収められたこれらの録音からは、ハイフェッツの真の素晴らしさがビシビシ伝わってきます。

・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 ウォルター・ヘンドル(指揮)シカゴ交響楽団
 1959年、シカゴ・シンフォニーホール【3トラック録音】

・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
 1959年、ボストン・シンフォニーホール【3トラック録音】

・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ヤッシャ・ハイフェッツ(vn)
 ウォルター・ヘンドル(指揮)RCAビクター交響楽団
 1963年、カリフォルニア、サン・マルコ・シビック・オーディトリアム【3トラック録音】

収録曲   

クラシック曲目

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  • Jean Sibelius (1865 - 1957)
    Concerto for Violin in D minor, Op. 47
    演奏者 :
    Heifetz, Jascha (Violin)
    指揮者 :
    Hendl, Walter
    楽団  :
    Chicago Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Concerto
    • 作曲/編集場所 : 1903-1905, Finland
    • 言語 :
    • 時間 : 26:43
    • 録音場所 : , Orchestra Hall, Chicago, IL [Studio]
  • Sergei Prokofiev (1891 - 1953)
    Concerto for Violin no 2 in G minor, Op. 63
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Concerto
    • 作曲/編集場所 : 1935, Paris, France
    • 言語 :
    • 時間 : 23:12
    • 録音場所 : 02/24/1959, Symphony Hall, Boston, MA [Studio]

総合評価

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このヴァイオリン協奏曲は多分初めてハイフ...

投稿日:2010/10/28 (木)

このヴァイオリン協奏曲は多分初めてハイフェッツが1934年ストコフスキー/PPOと録り以降1935年ビーチャム/LPO(タイム@14’23A6’54B6’51)と1951年ミトロプーロス/NYP(タイム@13’52A6’54B6’33)とそして1959年ヘンドル/CSO(この演奏LP盤は今も聴いており演奏タイムは@13’32A6’15B6’40と今日この曲の各演奏盤に比すれば断然厳しい強靭なスピード感があります)と再録してこの曲を広めた功労者がハイフェッツというわけです。その本盤ハイフェッツ58歳頃のシベリウスVC、第1楽章は緊迫した状態でスタート、一線距離を置いたある冷やかさの中にもラプソディックなこの楽章ではハイフェッツのロシア的な貌を見せます。バックのヘンドル(1917〜2007年、アメリカの指揮者、作曲家、ピアニストでハイフェッツとは共演盤を他にも残しています)/CSOがライナー、ショルティ程ではなくとも少なくとも暖かさは感じられない機能性を発揮して独奏者と昇華・結晶化して行きます。オーケストラの一段落後のヴァイオリン・ソロでは切羽詰った尋常ならざるピーンと張った雰囲気が聴き処。第2楽章はヴァイオリンの旋律線が執拗な熱情を紡ぎだし最終楽章では再びラプソディックに還りますが以前もっと鋭い感触を得ていたのが聴き直すと少し含みがあることを最近感じ出しています。いずれにしてもこのシベリウスVC演奏は最高ランクですが他の本盤収録分は未聴ですので無難にワンランク落しておきます・・・スミマセン。話は飛び諏訪内晶子の同曲盤で書き込んだのですが彼女はこのヴァイオリン協奏曲でハイフェッツが使用したストラディヴァリウス「ドルフィン」を弾いておりその辺りの感慨を諏訪内が述べて彼女も心して演奏に向かったものと推察されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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世に絶賛される通り、この人ほど強い音色を...

投稿日:2008/04/18 (金)

世に絶賛される通り、この人ほど強い音色を保ちながらこれほど早く弾く人はいないと思うが、時折音が濁ったり、滑ったり、音量が不安定になるように感じて、そこまでして猛スピードで弾くことがシベリウスの最良の演奏になるのか疑問が残った。勿論、録音に起因する部分もあるのかも知れないが、結果的には静謐な祈りの2楽章、思わず体がスイングしてしまう舞踏の3楽章の素晴らしさを十分には堪能出来なかった。オケがもっとましだったらまた違った印象になったかも知れない。これに比べると、ロシア物の2曲はずっと良かった。

Kei さん | 横浜 | 不明

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ハイフェッツについては賛否両論あり、私が現代か...

投稿日:2008/01/22 (火)

ハイフェッツについては賛否両論あり、私が現代から昔の巨匠の演奏家の演奏(演奏会&CD)を聴いた中でハイフェッツのCDで聴く音色とホールで聴いた音色では全く違いますし(過去の私自身の体験andハイフェッツの音色は特殊)CDには、どうしても機械音(ジー音)が混ざるので音色の評価はできないがSACDなら少しはクリアな音色が体感できると思う。私がカコに聴いた演奏の中でハイフェッツのプロコフィエフ2楽章は他には無い凛とした感じがありますしシベリウスのスピード感の中にある素晴しさも良。これらを考慮してもこのCDはハイフェッツの演奏を知る上で一度聴いてみる価値はある

Vn さん | 不明

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